ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんが亡くなられたそうです。
子供のころの、日曜日の楽しみ。
ねずみ男とか 猫娘 塗り壁 目玉のお父さん 何ともユニークなキャラクターでした。
ねずみ男は、学生時代にそっくりな人がいました。
もちろんあだ名はねずみ男
NHKの朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」を見て、 人となりが少しわかりました。
水木さんは、幸福論の中でも書いています。
水木さんは、戦争で、ラバウルで爆撃にあって、左腕をなくしました。
生きているのが不思議なくらい、いろいろな体験をして、前線から撤退して、島の人たちと仲良くなりました。
島の人たちは、のんびりしていて、お客が来ればもてなし、祭りの日には、みんなで歌ったり踊ったり、本当に満ち足りた生活をしている。
そこで島の人に聞いてみると、彼らには「幸せ」という言葉はないということ。
わざわざそんなことを言う必要のないすばらしい生き方をしている。
神様から与えられた人生を決していじくりまわしてはいない。
我々は、人生をいじくりまわすほど幸せになると、思ってきたけれど、むしろ逆の幸せがあるのではないか。
幸福って、やっぱり青い鳥かなと思ってしまいます。
「見えないけど、いる」
いじくりまわさない世界に住まわれていたのだなあと思います。