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新疆党書記王楽泉、ついにレビヤ・カディールに牙をむく

2005-08-25 22:23:34 | ニュース
wang_lequan

北京 8月25日ロイタ- 中国は木曜、さる3月に米国に亡命した有名な反体制派が西北部の新疆自治区で来るべき建省50周年祝典への破壊工作を計画していると非難した。
 反抗的な地域の共産党書記、王楽泉は3月に釈放された、何年も監獄に入っていた少数民族ウイグル人女性実業家レビヤ・カディールが脱税をし、詐欺を行い、借金を溜め込んだとも述べた。「カディールは国外に出たら国家利益を損なうようなことは絶対にしない、と言った。」王楽泉はカディールについて記者会見で言った。「しかし、国境を越えたとたんに、彼女は約束を破った。」
 外国に滞在し、彼女は分離主義者や宗教的過激主義者と「どうやってテロ攻撃を計画して、50年祝典を危険にさらすか」を共謀した、彼は付け加えた。

 祝賀行事は中国の国慶節たる10月1日に当たっている。
 王楽泉は中国共産党中央委員会政治局に席をおき、24人の最も権力を持ったリーダーのひとりであるが、詳しく説明することはなく、しかし中国当局は陰謀の明確な証拠を持っていると述べた。
 アメリカに本拠を置く「ヒューマンライツウォッチ」は5月に警察がカディールの新疆での貿易会社を急襲捜査し、彼女の息子のひとりを逮捕しようと試み、2人の彼女の会社の同僚を打ち据え、拘束したと報告した。
 北京はアフガニスタン、パキスタン、3つの旧ソ連の中央アジア諸共和国、ロシア及びモンゴルと国境をなす新疆を強力に把握している。
 新しいフロンティアと言う意味の新疆は満洲族の清朝により名づけられたが、多くの独立唱道者がいることにより反抗的と考えられている。
 北京がテロリスト、分離主義者と呼ぶ、ウイグル人武装私兵は何十年もこの地域を東トルキスタンと呼ばれる独立国家とせしめんとして闘争してきた。
 「どんな国もこのようなことを許すことはできない。それゆえ我々は断固たる手段をとる。」王は言った。
 記者会見において自治区主席のイスマイル・ティリワルディは「テロリストは新疆で憎まれ、嫌われている。街中を走るねずみのようなもので誰もが壊滅させろと叫ぶ。」と述べた。

王楽泉、ついに牙をむく。いったい5年も監獄に入っていて持病がある老婦人がテロをどうやって計画出来ると言うのか。
アメリカ在住の彼女がテロを計画し、いったい何の得があるというのかさっぱりわからない。
「約束を破った。」などというのは笑止千万。レビヤさんを脅迫して「何も言うな」と約束させたのである、そういう約束は公序良俗に違反しているからもちろん無効である。(笑い)また、真実を世界に明らかにするのは中国人民にとってよいことである。

しかしこの情報の出し方は巧妙でもある。パキスタン経由での武器密輸事件を出すことにより、ウイグル=テロと言う印象操作を行っている。


この記者会見は北京で8月25日午後3時より中国国務院新聞弁公室で行われた。
その模様はこちら(中国語)