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中国、新疆でイスラムグループ179人を逮捕

2005-08-22 00:10:06 | ニュース
バングラディシュウェブコムより
AFP 北京8月20日
中国はイスラム教徒が居住する新疆地域で人々の心に対して有毒性があるとしてイスラムの一つの分派を禁止し、179人の支持者を逮捕した。この金曜日に国営メディアと人権グループが伝えた。
ドイツに本拠を置く世界ウイグル会議によれば、イリ(イリカザフ?)自治州の当局がサラ教?(中国のイスラム分派)をその危険な教義により禁止された。
この宗教グループは普通の人々をその「疑似科学」および「反社会的」教義により誤って導いたことを告発された、とイリ日報はイリ県政府声明を引用して伝えた。
県の宗教問題を監督するZhang Yunは政府と共産党員に「危険な」サラ教の状態を警告し、他の不法な宗教とともに禁止されなければいけなかった、と言った。そのレポートによれば「近年『サラ教』はイリ県のある地方に広がっていき、信者の心を害し、騙し、その宗教リーダーへの崇拝を扇動した。」このように政府声明は引用された。
信者は不法な集会、不法な集金、宗教問題に対する政府の管理を妨害したこと、及び社会の安定を危機に陥れたことを告発された。
それらの逮捕者の何人かは罰金を払って釈放されたが、何人かは拘束されたままであると、世界ウイグル会議のスポークスマンDilxat Raxitは言った。
イリ県職員はコメントを拒否したが、新疆宗教局はサラがこの地域に存在していることを否定した。
「新疆にはサラ教はない。カルトであるかどうかは疑問の余地もない。」宗教局幹部は匿名でいった。
Dilxatはこの抑圧に激怒したと話し、この取締りは新疆、すなわちこの地域のトルコ系言語を話すウイグル人が好む言い方である、東トルキスタンの宗教的自由を侵害したと言った。
「中国がムスリムの宗教を取り締まったことに衝撃を受けた。」と彼は話した。
サラは中国西北部青海省で1930年代に発見され新疆や他の近くの地域である寧夏や甘粛省に広がって住んでいる。とDilxatは言った。新疆は1955年に自治区となったが中国の当局により取り締まりの対象となっている、当局者は対テロ戦略の名のもとにウイグル人に宗教的抑圧を行っていると人権団体により告発されている。

これと同内容でForbesサイトでも報道されていた。サラとは何のことか、わからなかったがサラール族のことであろうか。新疆にサラール族がいるというのは聞いたこともないし独自の宗教も知らない。
宗教当局者がサラはいない、としながら一方で逮捕するとはいかがなものか。
詳しい続報が待たれる。