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宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

岡田克也「民進党再生の確かな一歩を示せた」「何とか政権交代可能な政治を実現するために力を合わせる」

2016年07月11日 23時51分52秒 | 岡田克也、旅の途中

[写真]岡田克也民進党代表=民進党本部提供写真=

 民進党代表を兼ねる、岡田克也さんは、結党初陣となった、第24回参議院通常選挙の翌日となった、2016年7月11日、メールマガジンやSNSで、

 「民進党再生の一歩を示すことができたと思います」と発信しました。


 岡田さんは「新聞社の出口調査によると、無党派層の投票先の第1位が民進党だったということで、その割合は、民主党最盛期の時期と比べるとまだまだ不十分」としながらも、手ごたえを感じました。

 岡田さんは「特に、1人区の最後の接戦を制して、(無所属の)青森や大分などで当選してくれたこと、少し無理をして2人目を出した北海道や愛知で2人当選が果たされたことなど、明るい話もあります」と語りました。

 岡田さんは、青森など無所属4候補の行き先には言及せず、31議席を獲得したとし、倍増まではいかなかったとしました。この参院選は、2004年の改選期のため、岡田系が多いのですが、郡司彰参議院議員会長、芝博一、福山哲郎両元官房副長官、鉢呂吉雄元選対委員長、柳田稔参議院議員らが順当に当選。青森県では、新生党結党35人衆の一人田名部匡省先生の娘である、田名部匡代元衆議院議員が当選しました。このほか、連合組織内も8名と復調しました。


[写真]民進党開票センター、民進党本部内、2016年7月10日(日)、筆者・宮崎信行撮影。

 選挙戦では、岡田さんが後継者にもくろむ、20歳年下の山尾志桜里政調会長が警護官を従えて全国遊説。岡田代表も負けじと、飛行機使用を解禁して、駆け巡りました。岡田さんの日程は、民進党と岡田克也事務所が共同で練りました。

 
[画像]第24回参院選の政見放送の山尾政調会長と岡田代表=テレビ画像からスクリーンショット= 


 岡田さんは「皆さまのご協力に対して心から御礼を申し上げ、何とか政権交代可能な政治を実現するために力を合わせて頑張っていきたいと思います」と決意しました。

(C)宮崎信行、Nobuyuki Miyazaki。 


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