近所のトヨタホーム住宅展示場での続き。
(営業さん)
「トヨタホームへお越しいただき誠にありがとうございます。ご案内させていただきますので、ぜひご覧になってください。えっ、インナーガレージにご興味をお持ちですか、そうですか、そうですか。インガレ付住宅は私どもトヨタホームの得意とするところです。ご存じのとおり、100%トヨタが出資のハウスメーカーです。トヨタブランドの一員として、信頼性や安全性、そして快適性の面でもご満足いただける住宅をご提供させていただいております。当然、車づくりで培われた技術と信頼でお客様のご要望にもできる限りお答えさせていただいております。では、インナーガレージからご覧いただきましょうか。」
(夫婦)
「(おーっ、いきなりの営業トーク炸裂だ。なかなかできる人かも。)ホント、インガレっていいですね。車が汚れないし、いつでも車の近くにいられるんですから。車と一つ屋根の下で暮らすなんて、最高に贅沢です。実は、トヨタホームさんに伺ったのは2回目なんですよ。前回は、新築予定の近くの〇〇店さんに伺いました。土地を探しているところでもあって、いくつかの物件をご紹介いただいたんですが、なかなか希望にあう物件がなくて、少し行き詰ってます。」
(営業さん)
「そうですか、土地をお探しなのですね。では、ぜひ、お手伝いをさせていただければと思います。あちらのエリアですか?でしたら、少し範囲も広げていくつかお探ししてみましょう。少々お待ちください。その間恐縮ですが、住宅の中をご覧いただいてくださいますか?」
うーん、トヨタホームの営業さんって素早いね。じゃ、見学してよう。と、その時。
(ホームアドバイザーさん)
「私がご案内させていただきます。こちらのカーテンでございますか? こちらはちょっと特殊なものですが、△△となっており、〇〇でございます。」
・・・すごい、このホームアドバイザーさん、対応が的確だ。奥さまは色々と家づくりの疑問や、細かな仕様のことなどを伺っているようす。女同志、話も盛り上がっている。うん、うん、トヨタホーム〇〇店、いいね、いい感じ。
と、営業さん再び登場。
「いくつかご希望に合いそうな物件をみつくろって参りました。ぜひ、ご覧ください。」
おーっ、前回の営業さんのようにこれもリスト化されてる。今回は希望エリアも少し拡大したので、条件に合いそうなところがいくつかありそう。うんうん、好印象。
(営業さん)
「ところで、ご予算などのイメージはございますか?」
(私)
「土地、家の総額で、〇〇〇程度と考えているんですが、どんなもんでしょう。これで何とかなるのでしょうか?」
(営業さん)
「大変失礼な言い方かもしれませんが、十分かと思います。土地の広さにもよると思いますが、土地のご予算が△△としましたら、上物には〇〇程度となりますよね。十分にお客様のご予算の範囲になろうかと思います。もしもごご心配なのであれば、・・・そうだ! 来週、フィナンシャルプランナーによる相談会というイベントがあるのです。将来のご計画、住宅の資金計画などを専門家の目でご診断させていただくイベントとなっております。トヨタホームとは直接的な関係のないものですが、その相談会に参加されてみてはいかがでしょうか? トヨタホームはその相談会の会場としてお使いいただくだけですので、私のところには〇〇さまの個人情報が入ってこない仕組みとなっておりますのでご安心ください。」
そうなんだ、なんとかなるのか。土地は決まってないけど、なぜだかうれしい気分。ウキウキ気分で、相談会も予約しちゃいました。
後日、相談結果が出ました。夫の私が言うのもなんですが、奥さんの作っていた将来計画、資金計画、老後の資金計画、保険、年金計画等々、すべて完璧である、との診断結果でした。金がない、金がないと私に言いつつ、なんだよ、結構、いろいろと考えていたじゃんか。ホントにできた嫁だ。
(私)
「では、今日のところはこれで失礼いたします。ご紹介いただいたリストの土地を来週巡ってきます。」
(営業さん)
「土地探しは非常に大変な仕事です。大変でしょうが、がんばってください。このリストの物件の中にお客さまのご要望に沿う物件があるかもしれませんし、見つからないかもしれません。1年探しても条件に合う土地が見つからないという方々もいらっしゃいますが、見つかる時にはすぐに見つかる、というのも土地探しです。見つかった際には、トヨタホームで建築していただけるとありがたいですが、こればっかりはどうなるかはわかりませんので、お気になさらないでください。お客さまの方でいろいろなハウスメーカーを比較検討していただいて、もしも、もしも、ご検討されるメーカーの一つに残していただけた場合には、思いっきり頑張らさせていただきたいとは思います。」
(ホームアドバイザーさん)
「御嬢さんもお疲れだったでしょう。長時間、お父さま、お母さまをお待ちになって。おばさんからご褒美といってはなんですが、お菓子の詰め合わせです。お土産にどうぞ。そうそう、今日はお客さまが少なかったので、たくさん残っているんですよ。こっちのお菓子も、そう、こっちのおもちゃも、・・・・。」
なんだかんだ言いながら、両手に持ちきれないほどのおみやげをもらっちゃいました。
・・・帰りの車の中にて。
(奥さま)
「営業さんも好印象だったけど、ホームアドバイザーの〇〇さんも良かったよね。主婦なのかな。主婦目線でいろんなことを教えてくれるんで、よくわかったよ。」
(私)
「そうだね。いい雰囲気だね、トヨタホームって。大げさだけど、家庭的な雰囲気があるよ。物件も紹介してもらったので、早く見に行こうよ。」
トヨタホーム、なかなかいい感じ。もし土地が見つかったら、トヨタホームでお願いしちゃおう。
・・・・ほかを見てないのにいいのか・・・・・・いいんです。ヘ〇ベルとか、ミサ〇ホームとかも見てるんです。どこのハウスメーカーもすばらしいんですが・・・・でも、やっぱり・・・・・私はトヨタブランド好き。これは譲れません。だからトヨタホームに決めたんですから。
(ちょっと大げさですが、かなり核心ついてますね。当然、ほかの点も総合的に判断してますけれど。)
ところで、結局、これでも土地は決まりません。なぜかって? そう、私は東京都民のままであり続けることを希望し、埼〇出身の奥さまには、そういうこだわりがなかったからです。
小面積ながらも都内の浸水地域の土地を探し続ける私、浸水の恐れが少なく価格も安い郊外(〇玉県)の土地を探す奥さま。なかなか交わりません。
To be continued...
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