トヨタホームのインナーガレージ住宅に住まう

インガレのある家で楽しく暮らすわが家の日記。プランターでの野菜栽培や、観葉植物の寄せ植えづくりで今日もまったりと。

家づくり前夜(最終章。次回からは実際の家づくりライブ。)

2012-05-09 20:53:02 | トヨタホームに決まるまで

小面積ながらも都内の浸水地域の土地を探し続ける私、浸水の恐れが少なく価格も安い郊外(〇玉県)の土地を探す奥さま。なかなか交わりません。

    初めての方は最初からご覧ください ⇒ 家づくり前夜 

 

奥さまが適度な規模、適度な価格の土地を発見したと、仕事中の私にメールを送ってきました、

(奥さまからのメール)

「これって、どうかな? 坪〇〇円で、〇〇駅から10分だよ。ただ、東京じゃないけど。でも、浸水しないし、地盤もまあまあ良好だよ。住所を送るから、ネットで見てちょーだい。」

ん? ここって、なんか見覚えあるぞ。おーっ、奥さまの実家の近所じゃん。ここ、見たことあるぜ。お寺だらけの地区だけど、それが故に閑静なところだよね。最寄駅は始発駅じゃない。いいじゃん、いいじゃん。

東京じゃないけど、でも、ほとんど東京だな。どこに住んでるのって聞かれたら、東京です!っていっても許される範囲かも。ここでいいよ。

奥さま曰く、ネットの土地情報でここの土地が引っかかったらしいんです。でも、所在地の地図があいまいで、ストリートビューで土地を特定できないので、直接、仲介業者に電話をして、無理やり住所を聞き出したらしいです。

(私)

「なかなかよさげな土地だな。ここ、都市ガス引けるな。ここらへんって、まだプロパンのとこ多いのに。そうか、土地区画整理されたところか。まあまあじゃないかな。」

とんとん拍子に、土地取得へと動き始めました。

後日、トヨタホームの担当の方にこの土地を買おうと思ってると伝えると、

(営業さん)

「なかなか良いところですね。この地区でしたら、付き合いのある仲介業者がいますんで、その担当に仲介させましょう。私のほうで仲介業者に連絡を入れておきますので、すぐにでも、土地を確認にいかれたらどうでしょうか?」

(私)

「そうします。明日にでも〇〇不動産(←仮称)の方と現地を確認してみます。ありがとうございます。」

これが、去年の5月のことでした

不動産屋さんとあった日に、現地確認後の手付けをし、その後は増坪交渉(←購入する坪数を増やすための土地の売主との交渉)、値引き交渉(←言葉のとおり、少しでも坪単価を下げるためのギリギリの交渉)など、なんだ、かんだ、で、売買契約が成立したのは9月中旬でした。そうそう、司法書士の報酬を値切ったり、不動産屋さんの仲介手数料も値引きさせたり、いろいろありましたが、めでたく、私たちも地主の仲間入りをすることになったということです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなこんなで、ようやく建設地も決まり、長い長いトヨタホームとの家づくりの打ち合わせが始まりました

これから、長い長い打ち合わせについても記録に残していこうと思いますので、次回からは、トヨタホームでガレージホームをつくろう! や ガレージホームづくりライブ をご覧ください。

 なお、家づくりは着々と進んでおり、近日中には地鎮祭の様子も紹介したいと思います。

次回からは、家づくりライブが始まります。

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家づくり前夜(その8)

2012-05-06 17:00:28 | トヨタホームに決まるまで

近所のトヨタホーム住宅展示場での続き。

(営業さん)

「トヨタホームへお越しいただき誠にありがとうございます。ご案内させていただきますので、ぜひご覧になってください。えっ、インナーガレージにご興味をお持ちですか、そうですか、そうですか。インガレ付住宅は私どもトヨタホームの得意とするところです。ご存じのとおり、100%トヨタが出資のハウスメーカーです。トヨタブランドの一員として、信頼性や安全性、そして快適性の面でもご満足いただける住宅をご提供させていただいております。当然、車づくりで培われた技術と信頼でお客様のご要望にもできる限りお答えさせていただいております。では、インナーガレージからご覧いただきましょうか。」

(夫婦)

「(おーっ、いきなりの営業トーク炸裂だ。なかなかできる人かも。)ホント、インガレっていいですね。車が汚れないし、いつでも車の近くにいられるんですから。車と一つ屋根の下で暮らすなんて、最高に贅沢です。実は、トヨタホームさんに伺ったのは2回目なんですよ。前回は、新築予定の近くの〇〇店さんに伺いました。土地を探しているところでもあって、いくつかの物件をご紹介いただいたんですが、なかなか希望にあう物件がなくて、少し行き詰ってます。」

(営業さん)

「そうですか、土地をお探しなのですね。では、ぜひ、お手伝いをさせていただければと思います。あちらのエリアですか?でしたら、少し範囲も広げていくつかお探ししてみましょう。少々お待ちください。その間恐縮ですが、住宅の中をご覧いただいてくださいますか?」

うーん、トヨタホームの営業さんって素早いね。じゃ、見学してよう。と、その時。

(ホームアドバイザーさん)

「私がご案内させていただきます。こちらのカーテンでございますか? こちらはちょっと特殊なものですが、△△となっており、〇〇でございます。」

・・・すごい、このホームアドバイザーさん、対応が的確だ。奥さまは色々と家づくりの疑問や、細かな仕様のことなどを伺っているようす。女同志、話も盛り上がっている。うん、うん、トヨタホーム〇〇店、いいね、いい感じ。

と、営業さん再び登場。

「いくつかご希望に合いそうな物件をみつくろって参りました。ぜひ、ご覧ください。」

おーっ、前回の営業さんのようにこれもリスト化されてる。今回は希望エリアも少し拡大したので、条件に合いそうなところがいくつかありそう。うんうん、好印象。

(営業さん)

「ところで、ご予算などのイメージはございますか?」

(私)

「土地、家の総額で、〇〇〇程度と考えているんですが、どんなもんでしょう。これで何とかなるのでしょうか?」

(営業さん)

「大変失礼な言い方かもしれませんが、十分かと思います。土地の広さにもよると思いますが、土地のご予算が△△としましたら、上物には〇〇程度となりますよね。十分にお客様のご予算の範囲になろうかと思います。もしもごご心配なのであれば、・・・そうだ! 来週、フィナンシャルプランナーによる相談会というイベントがあるのです。将来のご計画、住宅の資金計画などを専門家の目でご診断させていただくイベントとなっております。トヨタホームとは直接的な関係のないものですが、その相談会に参加されてみてはいかがでしょうか? トヨタホームはその相談会の会場としてお使いいただくだけですので、私のところには〇〇さまの個人情報が入ってこない仕組みとなっておりますのでご安心ください。」

そうなんだ、なんとかなるのか。土地は決まってないけど、なぜだかうれしい気分。ウキウキ気分で、相談会も予約しちゃいました。

後日、相談結果が出ました。夫の私が言うのもなんですが、奥さんの作っていた将来計画、資金計画、老後の資金計画、保険、年金計画等々、すべて完璧である、との診断結果でした。金がない、金がないと私に言いつつ、なんだよ、結構、いろいろと考えていたじゃんか。ホントにできた嫁だ。

(私)

「では、今日のところはこれで失礼いたします。ご紹介いただいたリストの土地を来週巡ってきます。」

(営業さん)

「土地探しは非常に大変な仕事です。大変でしょうが、がんばってください。このリストの物件の中にお客さまのご要望に沿う物件があるかもしれませんし、見つからないかもしれません。1年探しても条件に合う土地が見つからないという方々もいらっしゃいますが、見つかる時にはすぐに見つかる、というのも土地探しです。見つかった際には、トヨタホームで建築していただけるとありがたいですが、こればっかりはどうなるかはわかりませんので、お気になさらないでください。お客さまの方でいろいろなハウスメーカーを比較検討していただいて、もしも、もしも、ご検討されるメーカーの一つに残していただけた場合には、思いっきり頑張らさせていただきたいとは思います。」

(ホームアドバイザーさん)

「御嬢さんもお疲れだったでしょう。長時間、お父さま、お母さまをお待ちになって。おばさんからご褒美といってはなんですが、お菓子の詰め合わせです。お土産にどうぞ。そうそう、今日はお客さまが少なかったので、たくさん残っているんですよ。こっちのお菓子も、そう、こっちのおもちゃも、・・・・。」

なんだかんだ言いながら、両手に持ちきれないほどのおみやげをもらっちゃいました。

・・・帰りの車の中にて。

(奥さま)

「営業さんも好印象だったけど、ホームアドバイザーの〇〇さんも良かったよね。主婦なのかな。主婦目線でいろんなことを教えてくれるんで、よくわかったよ。」

(私)

「そうだね。いい雰囲気だね、トヨタホームって。大げさだけど、家庭的な雰囲気があるよ。物件も紹介してもらったので、早く見に行こうよ。」

トヨタホーム、なかなかいい感じ。もし土地が見つかったら、トヨタホームでお願いしちゃおう。

・・・・ほかを見てないのにいいのか・・・・・・いいんです。ヘ〇ベルとか、ミサ〇ホームとかも見てるんです。どこのハウスメーカーもすばらしいんですが・・・・でも、やっぱり・・・・・私はトヨタブランド好き。これは譲れません。だからトヨタホームに決めたんですから。

(ちょっと大げさですが、かなり核心ついてますね。当然、ほかの点も総合的に判断してますけれど。)

ところで、結局、これでも土地は決まりません。なぜかって? そう、私は東京都民のままであり続けることを希望し、埼〇出身の奥さまには、そういうこだわりがなかったからです。

小面積ながらも都内の浸水地域の土地を探し続ける私、浸水の恐れが少なく価格も安い郊外(〇玉県)の土地を探す奥さま。なかなか交わりません。

        To be continued...

 

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家づくり前夜(その7)

2012-05-06 11:39:35 | トヨタホームに決まるまで

なんのゆかりもなかったトヨタホームにいきなりの訪問

(営業さん)

「いらっしゃいませ。トヨタホーム〇〇店にようこそお越しいただきました。」

(家族一同)

「自宅の新築を計画しているのですが、トヨタホームさんの外観がすごく気になりまして、中も拝見したいと思いました。」

さっそく、中へ入ると、・・・・・ ん 

なんかこの雰囲気いいね! 名古屋でみたダイ〇ハ〇スや積〇ハ〇スのような和モダンなつくりもよかったけど、ここにはインガレがあるインナーガレージのある展示場って初めて見ました。もしかしたら、ほかのハウスメーカーさんにもあるのかしれないけれど、そんなことは関係ありません、トヨタホームが私の一番のハウスメーカーに躍り出ちゃいましたよ。担当の方にあちこち案内いただいているうちに隣のデザイナーズ住宅のことなんてすっかり忘れてました

2世帯イメージの展示場のようで、少々現実離れしているのはしょうがないにしても、なんかいいじゃん。雰囲気いいねー、そうか、親会社がトヨタだよね、じゃ、こういったインガレづくりもノウハウいっぱい持ってるんじゃないかな、うちの車もトヨタだし、これって運命かも、なーんて感じで。

(営業さん)

「ご新居はどちらにご計画ですか

(私)

「(おーっ、来た来た。営業開始だね。)実は、この近所に土地を探している最中なんです。いろいろと不動産屋さんめぐりなどをしているんですけど、価格や広さ、防災面などを考慮してると、ここだっ! てところがなかなか見つからないんですよね。」

(営業さん)

「トヨタホームでは住宅用の土地探しもお手伝いさせていただいております。ご予算や地区などをおっしゃっていただければ、物件情報をご紹介できます。せっかくですから、いくつか見つくろってきましょうか。データを検索しますので少々お時間はいただきますが、〇〇さまの土地選びにご参考にしていただけたら、と思います。」

(へーっ、この営業さん、できるな。手際がいいね

広さ、金額、地区などの希望を伝えたところ、ものの10分ほどで、20件ほどの物件情報をリスト化して持ってきてくれた。住所はもちろん、しかも案内図もついてるわかりやすいリストを

(営業さん)

「ご希望に沿う範囲の物件を、とりあえず20件ほどみつくろってきました。ぜひ、現地をご覧いただければと思います。土地探しはやはりご自分の目でご確認いただくのが一番ですので、お時間のある時に、ぜひ、おでかけください。私もお付き合いしながら現地をご案内させていただくこともできますが、ご家族だけでご覧になられるほうがご気分的にもよろしいかと思いますので、お気に召した物件がございました際に、私にご連絡いただければと思います

・・・・・こんな一見客に土地も紹介してくれるの?不動産屋なんて、口頭で金額いったり、概要しか言わないのに、こんなリストまでくれるんだ。すごいな、トヨタホーム(今思えば、これは極々当たり前の営業なんでしょうけど)。

(家族一同)

「ありがとうございました。さっそく、いただいたリストの物件を回ってみます

いだたいたリストの物件のほとんどを巡ってみましたが、なかなか、これだっ、ていいう物件に当たりませんでした。予算面でマルでも、安全面から△だったりとか。

でも、この時の営業さんの対応はホントにグッド、最終的にトヨタホームに決定した一因にもなってます。その後、1度、あの時の営業さんとお会いすることがありました。私たちのことは忘れてるみたいでしたが、こっちが覚えてました。あの時はありがとうございました

・・・・・・後日のこと。

(私)

「なかなかいい土地ないね。GWでイベントやってるようだから、近くの住宅展示場にでも行かない?」

(奥さま)

「そうだねぇ。前の〇〇店の営業さんに紹介してもらってからもいろいろと土地を探してるけど、いい物件ってすぐには見つからないね。そうそう、私達って、土地だけ探してるけど、上物っていくらぐらいでできるんだろ。よく考えたら、家って、土地と上物の総額で考えないといけないじゃん。このあたりの勉強にもなるし、展示場で教えてもらってこようか。」

(私)

「そうだね。どうせ見るなら、これ見たいんだけど。インナーガレージ付なんだよ、この物件。たしか、これもトヨタホームだよ。」

いそいそと出かけた近所の住宅展示場。遠慮がちにトヨタホームに近づく私達に声をかけていただいたホームアドバイザーの〇〇さん。

(〇〇さん)

「ご見学ですか。どうぞ、ご遠慮なさらずに、お気軽にお入りください。」

(私達)

「では、よろしくお願いします。インナーガレージに興味があるんです、で、・・・・・・・・・・」

後日、ここの営業さんと契約し、長い長い家づくりが始まることになろうとは、夢にも思っていませんでした。

        To be continued... 

 

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家づくり前夜(その6)

2012-05-05 10:37:51 | トヨタホームに決まるまで

駅近のデザイナーズ住宅を見てから、マイホームへの思いが徐々に膨らみ始めてます。これは私に限ったことではなく、奥さんもそう、娘もそう。でも、分譲住宅の広告には全くと言っていいほど目が向かなくなってしまいました。気になるのは、土地の仲介サイトや、土曜日の朝に大量に入ってくる土地仲介の新聞チラシ。

ここらへん(世田谷です)の土地って果たしていくらぐらいなのか、もしかしたらギリギリ買えちゃうんとちゃうか?てな具合に簡単に考えてました。でも現実はそんなにあまくはない。近所の安めの土地は150~200万円(坪当たり)はするねぇ。30坪で7千万円だって。こりゃ、上屋を建てたら1億超

当然、我が家にそんな資金はありません。じゃ世田谷は諦めるか。東急って便がいいし、台風にも強いから結構好きなんだよね。でも、やはり無理。じゃ、どこらへんだろう。練馬?足立?荒川? ここらへんを探してみよう。

だんだんわかってきたのは、都内ははずれであっても坪100万円クラス。確か、土地の販売面積(?)は25坪以上なので、3千万円用意できれば30坪(大体100㎡)の土地が手に入るってこと。

いくつか候補を下見すること数か月。ああでもない、こうでもない、などと夫婦会議の毎日でした。

・・・・・・そんなある日、東日本を大震災が襲う。土地探しをする我々夫婦にも大きな影響が・・・・・・・・・・・!

これまでは、利便性や土地の金額、そして、住所っていうブランド(つまりアラカワではなくて、セタガヤ、シナガワとか、ヨコハマとか)だけで探してたんですけど、そうじゃないってことに気が付いたってことです。今までの土地探しには、住まう・暮らす、そこで一生生活をしていくっていう視点が全くなかったんです。例えばですけど、自然災害に対する安全性の視点はゼロでした。地震に対する地盤の強さ、内水や河川の氾濫に対する強さ(つまりは浸水があまりないこと)なんて二の次でしたから。

さてさて、候補にしていた土地を自治体のハザードマップと照らし合わせてみると・・・・・。ん!?地盤はまあまあだけど、荒川の決壊で5m以上浸水するって 2階建てだとほとんどが水没じゃん。屋上作っておけばしのげそうな感じだけど、家財はすべてアウト、もちろん、家族の次に大切な愛車(クラウンアスリート)も廃車になっちゃうね。そもそも、自分が外出していたら、家に残された娘・奥さんを助けにも行けない・・・。こりゃ、だめだ。最初から土地探しをやりなおそう。条件は次のとおりで。

 都内への通勤に便利、坪単価も休め(50万円以下)

 地盤がまあまあで、浸水の恐れがない

 インガレ、若干の庭などの余裕がほしいので、40坪程度

・・・・・・・・こんな具合で数か月後、でも、なかなか土地は見つからず・・・・・・・・・・

(奥さま)

「あそこのデザイナーズ住宅って売れちゃったかな? セン〇〇リー2〇の物件情報(HPです)から消えちゃったんだよね。」

(私)

「気になるなら見に行ってみる? そうそう、あのデザイナーズ住宅の隣って、トヨタホームの住宅展示場だったじゃないそこの2階からなら、デザイナーズ住宅の様子が見えると思うよ

てな具合でトヨタホームの住宅展示場に出かけることになりました。

そう、これがトヨタホームとの初めての出会いでした

        To be continued...

 

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家づくり前夜(その5)

2012-05-04 14:46:57 | トヨタホームに決まるまで

それは今から1年半ほど前、平成22年10月頃でした。

(奥さん)

「このモデル住宅、気にならない?駅にものすごく近いよ。しかもデザイナーズ住宅だよ。未入居物件だって。モデルハウスだから当然か。行ってみない

おーっ、ついに妻が乗ってきたぜ、作戦成功(私)

「うん、行ってみよう。じゃ、まず、そのデザイナーズ住宅の近くの建売も見てからにしようよ。」

ってな感じで、ある街の建売住宅を訪問。担当者の方に案内してもらい、家じゅうを拝見させてもらいました。でも、なんか感じる違和感。これってなんだろ。セ〇チュリー〇〇建売だから、結構、質もよさそうだし、出来たてホヤホヤの新築の香りがするけど、すごい違和感を感じる。キッチンもお風呂もトイレもみんな新品、間取りも使いやすそうでベランダもあってよろしい感じ。でも何かがすごく足りない

(奥さま)

ほら、早く次のとこ行こ。あのデザイナーズ住宅


 

で10分程度でそのデザイナーズ住宅に到着。

(私)

「へー、インナーガレージあるじゃん。いいね。インナーテラスもあるし、バステラスもあるぜ。風呂上りなんか最高だな。エアコンとかみんなついてるぜ。」

奥さまは女性の担当の人とさっきから価格交渉してる1千万ぐらい値切っているみたい。ここ買いたいのかな?でも、ここ、間取りが贅沢で、無駄なスペース多過ぎじゃね?部屋が4つしかなくてみんな6畳ないぞ。モデルハウスだったようで、あちこち傷だらけだし、フローリングなんて表面はげかかってるし。屋外の給湯器もさびてるぞ、こりゃ全部取り替えてもらわなきゃ買えないよ。

なーんて思って見学してました。南面が全面吹き抜けで、しかもすべて総ガラス張り。これ、LowEじゃないな、単なるペアガラスじゃないかな?サッシもがたついてるし。しかも電車が通る度に聞こえるレールとの摺動音。うるせーな

(奥さま)

「ここいいね。贅沢感があっていいよ。聞いたらね、500万引いてくれるって。引渡し前にはクリーニングもしてくれるってよ。あなたのほしがってたインガレ付きだよ。デザイナーズ住宅ってオシャレだよね。駅まで5分だからね。部屋から電車が見えるなんて楽しいよねー!

(私)

「でも、ここ線路沿いだぜ?毎日電車でうるさくねーか?それと、吹き抜けデカすぎだよ。バステラスもいいけど、隣の家から丸見えだぞ。こんなところで風呂から出て夕涼みなんてできないぞ。かっこだけだよ、この家は。傷だらけだぞ、よく見てみろよ。」

(奥さま)

「そうかなー。あたしはこういう雰囲気、っていうか、こういった無駄が好きなんだよ。無駄がほしい。四角いだけの家はイヤ!ここの良さがあなたにはわからないの?感性の違いだね。あたしは、ここがいい

うーん、奥さん、こう言いだすと結構聞かないんだよな、でも、ここは俺はイヤだな。無駄なスペースとかは俺もほしい。だって、インガレって無駄の象徴みたいなものだけど、俺にはどうしても必要だし。でも、毎日電車の音に悩まされたり、こんな曲がりくねった一方通行だらけの電車沿いには好んでは住みたくはないな。

(私)

「とりあえず、今日、この場で決められるわけないんだから、まずは家に帰って検討しようよ

なんか、奥さんはブータレ顔。でも、家を衝動買いなんてするはずもなく、この日は退散することに。担当さんの名刺だけもらって引き揚げ。

・・・・・・自宅に帰ってその後・・・・・

(私)

「あそこのデザイナーズ住宅どうだった? ホントにほしいの?」

(奥さま)

本気で言ってたわけじゃないよ。担当さんが熱心に説明してくれるんだし、いかにも欲しそうにしないと悪いじゃん。芝居だよ、芝居。そりゃ駅近で最高だけど、中古で値引かれたってあんな金額は出せないよ。うちにはお金はないんだから。前にもいったと思うけど、〇〇〇(←娘)が中学卒業する時に家は出来ればいいんだから。あと5年後だよ、家を買うのは。」

なんだそれ、ホントはほしくなかったのか?なんとも不思議な奥さまです。

(でも、それから半年後には、トヨタホームでプランの打ち合わせをしているのですから、現世って、ホント不思議です。)

        To be continued...

 

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家づくり前夜(その4)

2012-04-15 08:14:23 | トヨタホームに決まるまで

うちにはお金はないから 

なんて言われちゃったら、どうしようもないですね。結局、名古屋に住んでいた3年間で、住宅展示場に行ったのは1度きり。

・・・半年後の転勤で東京に戻ることになり、いつもと同じ、都内の社宅に引っ越しとなりました。

ところで、都内の社宅なんて言い方すると、高層マンション、オール電化、オートロック、地下駐車場とか、そんなイメージがありますけど、うちの会社の社宅はもうすぐ築50年・・・オンボロ

野趣に満ちてはいるんですけど、室内でゴキや蛞蝓(←ナメクジと読みます)に遭遇することがあって、大人は結構ビビります。子供は結構喜んでますけど。

そうそう、百足駆除(←ムカデくじょと読みます)っていうのが年に1度の恒例行事です。

えー、家にクロス張ってないの、信じられなーい 

と知り合いに言われたことがありますが、

クロスなんてあるわけないじゃんモルタルにペンキだよ、ペンキ仕上げそうそう、天井は漆喰仕上げですから、残念っ

・・・・自分で言うのもなんですが、自宅がほしくなるのもわかります


東京に戻ってきて1年がたとうとしていた頃、「うちにはお金がないから」と言っていた奥さまも、だんだんですけど、家への興味が出てきたようです。

土曜日の朝の新聞チラシや、電車の吊り広告での新築マンションや分譲住宅がまぶしく見え始めてきました

        To be continued...

 

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家づくり前夜(その3)

2012-03-24 10:14:58 | トヨタホームに決まるまで

飛び込みで入ったダイ〇ハウスのモデルルーム。社宅暮らしの私達に映ったのは、広ーいリビング、豪華なキッチン、ガラス張りのバス、自動でふたの開くトイレ、芝が張ってある屋上のベランダ。娘なんか、我が家のようにリビングでくつろいでいますし、「パパー。〇〇はこんな家に住みたいよー」。

・・・以下、夢の中・・・・

とある休みの日。少し寝坊したがリビングに行くと、妻と娘はすでに起きている。

(娘)

「パパ、お寝坊さんだね。今日はパパとデートするって約束したじゃない。もーっ、パパったら。」

(妻)

「何わがまま言っているの。パパは昨日お仕事が大変で、帰ってきたのは明け方なのよ。少しゆっくりさせてあげなさい。どうせデートって言っても、パパに洋服をおねだりするだけなんでしょ。さっ、あなた、コーヒーでもいかが

(私)

「ごめんごめん、コーヒー飲んで少し落ち着いたらでかけようか。その間、ショコラを散歩させておいで。あっ、デートなら、洗車もしておかなくちゃ。ママ、コーヒーはガレージでいただくよ。」

・・・妄想終了

うーん、こんな生活アリだな。名古屋勤務も3年だし、そろそろ東京に戻るタイミングだ、土地を見つけて家でも建てちゃおうかな、もう40過ぎたし、80ちょいで死ぬとしたら40年住めないんだよなー、娘も9歳だし、遠くの大学に入学しちゃったら18で一人暮らしになっちゃうし、あと10年も一緒に住めない。なんか悲しい。早く家を持たないと娘との生活する時間ががどんどん少なくなってしまうかも。俺にはもう時間がない、こりゃ、東京に戻ったら急いで土地探し・・・・・・。

と妄想する私を、奥さまとダイ〇ハウスの営業さんの会話が現実に引き戻しました。そろそろ、帰ろうか。

・・・ダイ〇ハウスのモデルハウスをおいとましてからの車の中・・・

(私の心)

家を建てるのは娘が高校生になるタイミングってことは、俺ってもう初老か。髪の毛もだんだん薄くなってきてるし、すでに剥げてるかも。娘なんか、おれとデートなんかしてくれないよな。やっぱり、どんな遅くても、俺の髪が残っている間に家を持っていないと。もやもや、もやもや・・・

(奥さま)

「もしかして、家がほしくなった、なーんてこと言わないでしょうね? 言われる前に言っておくけど、家なんて買えないからね車も買ったばっかだよ、しかもクラウン。家にはもうお金なんてないからね。クラウンだってさ、どーしてもあなたがほしいって言ってきかないから買ってあげたんじゃない。まあ、あたしもほしかったんだけどさ。でもあなたが試乗してみない、なんてこと言わなければ買わなかったんだからね。今回のダイ〇ハウスも同じ。あなたが入ろう、なんて言うから入ってみたけど、クラウン買った時のような作戦は通じないからね。」

(私)

「そんなこと思ってもいないよ。〇〇が高校生になる時に家をつくれればいいよ。それまでは社宅で金ためないとね。」

(私の心)

「こいつ、クラウンを買ってあげたって言いやがったよ。まあ、そんなもんかもしれないけど、でもクラウンを革張りシートにしたの誰だ?お前じゃねーか。俺は普通のシートでいいって言ってたのに、グレード上げたのはお前だぜ。まあ、家はまだ先かな。確かに、土地買うお金があるのかどうか俺はわからないし・・・。ん、待てよ、家に貯金はどのくらいあるんだろう。お金のことは面倒なんで全部あいつに任せてるし、実際のところ、うちにはいくらあるのかなぁ。聞いてみようかなぁ。」

(奥さま)

「ちなみに、うちにはお金はないから。」

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家づくり前夜(その2)

2012-03-20 18:16:52 | トヨタホームに決まるまで

それは名古屋に引っ越しして3年目を迎えた暑い夏の日の午後のことでした。

名古屋市は西区に、「ヨシヅヤ」というなかなか小洒落たSCがあり、私たちの住んでいた北区の社宅からも結構近いので、頻繁に利用してました。

あるとき、暇で暇で何もすることがなく、家族で時間を持て余しており、「ヨシヅヤに買い物にいこうか」、となり、駐車場に入れようとしていたとき、なぜか隣の敷地にあったCBCハウジングセンター(←今はもう更地。マンションが建つらしい。)が私の目に留まったのです。

(私)「ちょっと寄って行こうか。なんか面白そうだし。」

(奥さま)「そうだね。暇だしね。でも初めてだし、大丈夫かなぁ。」

てな感じで、ドキドキしながら初めて住宅展示場に足を踏み入れました。

家族連れが多い敷地の中の一軒が目に止まり、意を決して突入。たしかダイ〇ハウスだったと思います。

(営業さん)「ダイ〇ハウスへようこそ。どうぞお入りください。」

と初めての私たちを優しく迎えてくれました。中に入って真っ先に飛び込んできたリビングに衝撃が。

おー、なんだこのひろいリビング。掘りごたつのおばけのような雰囲気だ。

(営業さん)「いかがですか?ダイ〇ハウスでは、・・・・・なんですよ。ダイ〇ハウスでは、・・・・・を、・・・・・・なんです。私どもでは、・・・・・・・をお客様にご提案させていただいております。では、こちらにどうぞ。」

(我々)「・・・・すごい。こんな家ほしいなぁ! 和モダンだってさ。ダイ〇ハウスって結構すごいじゃん。」

半地下になった書斎。座ると目の前に坪庭(コート?)が見える。うー、すばらしい。こんなとこでPCいじったり、昼寝したりできたら最高だなー。

2階にあがったり、屋上から外を見たり、断熱性能がどうのこうの、太陽光発電があーだこーだ、軽量鉄骨がどーだこーだ、など、本当に親切丁寧に詳しく紹介してもらいました。

ダイ〇ハウスの営業マンって親切(←今思えば当然ですよね。家を買うお客なんだもんな)。目を輝かせて聞き入る私、奥さま、そしてわが娘。

(営業さん)「いかがしょうか。ご自宅の建設予定などをお聞かせいただけましたらプランのご提案などもさせていただます。」

いやーまいったな、名古屋に家を建てたらこれからずーっと単身赴任になっちゃうなーぁ。でも、それもアリかなー、もう、これから転勤断っちゃって、名古屋でのんびり過ごすかなー、なんて、いい加減な気分で我が家でのんびり暮らす生活を夢見る私。広いリビングに驚きつつも、ゆったり腰かけているわが娘。

でも、奥さんはホント、現実的というか、計画的というか、いつでも落ち着いてますね。

(奥さま)

「えーと、実は私たち、主人の転勤で名古屋に来ていますが、主人の実家も私の実家も東京なんですよ。なので、家を建てるとしたら、東京になるんです。主人は転勤が多いので、娘が高校生になるまでは家族で一緒に転勤したいんです。主人のためだけではなく、家族は一緒にいる時間が多いほうが絶対にいいんです。でも、娘が高校生になれば、さすがに転校できないし、その時は主人が単身赴任になると思っています。となれば、家を建てるのは、おそらく、娘が高校入学のタイミングを見て、ということになるんです。今日は本当に参考になりました。東京で家を建てることになったときは、ぜひ、ダイ〇ハウスさんにお願いしようと思います。」

なーんて丁寧にお礼とお断りを入れていました。

ん! と 私がこれまで知らなかった事実(と言うよりも奥さんの家づくりに対する考え)が明らかになりました。

というのは、

「家を建てるのは娘が高校生になるタイミング」

ということ。えーと、娘が今小学校3年だから、というと、高校入学はあと6年ちょいか。

ん! 俺が48になる時じゃんか!まだまだ先じゃん!

 

 

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家づくり前夜(その1)

2012-03-20 10:07:11 | トヨタホームに決まるまで

仕事の都合上、7回ほど引っ越しをしています。仕方がないことだと、家族はその都度、一緒についてきてくれるんですが、娘や奥さまにとっては、結構な負担になっているのだと思っています。

とは言え、奥さまは、引っ越し作業が面倒なだけの様子?で、行く先々でなんらかの楽しみを見つけています。仙台では、スポーツクラブ通い(託児所付き)、ペーパードライバー教習。名古屋では、バイトにチャレンジなどなど。奥さまがこんな前向きな性格なので、これまで引っ越し生活を送れてきていると感謝しています(←どうしても書けと奥さんが主張!)。

一方、娘にしてみれば、親の都合で転校を余儀なくされることに対して、「引っ越ししたくない、学校を変わりたくない!」と言いたいことが沢山あったにも関わらず文句の一つも言わずに、いつも、「しょうがないね」とついてきてくれます。しかたがないことだと自分で自分を納得させて(諦めて)いる娘の姿、友達との別れの場面など、親としてはいつもやりきれない気持ちになります。

こんな引っ越し前夜に繰り返されるいつもの光景を終わらせ、これ以上娘に悲しい思いをさせたくない。家族が引っ越ししなくて済むよう、生活の拠点をつくらなければ、と強く考えるなりました。

そんな思いを家づくりへと向かわせることになる一つのきっかけが、名古屋の暑い夏にありました。

 

        To be continued...

 

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