「ぐんまのアユ事情」を掲載するにあたり、何かと参考にさせていただいているのが群馬県水産試験場(以下、群馬県水試)の研究成果です。そこで「ヨイショ」ではないのですが、養魚業者や漁協のみならず釣り人にも強~い味方である群馬県水試の紹介をさせていただきます。
群馬県水試は1930年(昭和5年)に設置された県の専門機関で、約80年にわたり内水面(河川湖沼)の魚について研究を行ってきました。
現在、前橋市敷島町の敷島公園バラ園の道路を隔てた東側に本場があります。
分場として東吾妻町に箱島湧水(写真下)の豊かな水を利用した箱島養鱒(ようそん)センター
川場村天神に武尊山の湧水を利用した川場養魚センターがあります。
群馬県水試では養殖魚の飼育技術、魚病の診断と治療技術、河川湖沼の魚類資源の管理や環境保全技術、希少な魚の繁殖保護技術など・・・具体的にはアユ種苗の特性や冷水病防除手法、コイヘルペスの防除、ギンヒカリ(ニジマスの3年成熟種苗)の育成、ワカサギ資源の安定化、サケの採卵と放流、カワウの習性など・・・の多岐にわたる試験研究や技術開発を行うとともに普及啓発を行っています。
(ギンヒカリ)
現在、群馬県水試には22名の職員がいて研究員は13名で、博士号を持っている方が4名もいるという頭脳集団、そして多くの経験と技術を持っている技術屋集団なのです。
このため発表している論文の数も多く、文部科学省の「科学研究費(科研費)補助金制度における研究機関」として指定されているほどの実力があります。これが、どのくらい凄いかと言うと都道府県が設置する水産試験場では北海道に続いて群馬県が全国で2カ所目(その後、数箇所が追加指定されています)ですし、群馬県内の試験研究機関でも、ぐんま天文台と衛生環境研究所に続いて3番目(その後3箇所が追加されています)ということなのです。
なお、水産試験場の一般公開が、今年も10月28日(水:群馬県民の日)10:00~15:30に開催されます。アユ施設の見学、マス類の採卵体験、金魚すくい(小学生以下)、マスのつかみ取り(小学生以下)、お魚クイズ、魚の何でも相談などが楽しめます。時間が許す方はどうぞ出かけてみてください。詳しくは水産試験場のHPをご覧下さい。
次回は冷水病・・・何時アップできるか???
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