かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

あまぬまの草刈

2009年05月31日 | 一般

碓氷川あまぬま地区(安中市松井田町)のさくら植栽地と藤の木坂、そして堤防の草刈をしてきました。
ここの桜は平成12年11月に「碓氷川・川づくり検討委員会(当時の会長は私)」の提案で植えられたものです。碓氷川沿いにある
町道脇、約500mに50本のソメイヨシノが植えられています。
委員会では「あまぬま」が子供達の水遊びや環境を学ぶ場所にしたいと色々な提案をし、進入路の階段設置(藤の木坂)や飛び石、桜の植栽などを提案し実現させました。
そして、桜の植栽後は「あまぬま友遊クラブ」を結成し年に2~3回の草刈を行なっています。5月末のこの時期はアユ解禁に備えて川の降り口も草刈を行なっています。



今日は、雨がシトシト降るあいにくの天気でしたが集合時間の9時には7名が集合、その後参加者が増えて総勢12名で実施されました。

堤防側の草刈、桜も10年目に入り大きくなりました。



桜植栽地の草刈


こんな機械も出動、路肩を一気に刈り払っていきます。


川への降り口も入りやすいように刈り払い、今日もアユの川見の人たちが来ていました。


川を渡って、藤の木坂も刈り払って終了です。皆さんお疲れ様でした。

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渓流釣果・吾妻漁協管内

2009年05月30日 | 渓流釣り

2週間ぶりで吾妻漁協管内の渓流釣りに行ってきました。2日ほど雨が降っていたので碓氷川は増水です。川虫も捕れず仕方なく6時前に出発です。ところが途中で釣り用のベストを忘れたのに気が付き、Kさんに戻ってもらいます。
約1時間遅れで何時もの里川に入りますが、こちらは超減水です。あまり降らなかったのか田植えで引水をしたのか・・・まるっきり釣れません。
では、奥山の渓流にと車を飛ばしますが・・・こちらは先行者の車が停まっています。「1時間の出遅れは大きい!」

Kさんと作戦会議・・・「苦しい時のMさん頼み!」・・・そうです、早速吾妻の名人Mさんに電話です。そして「この間良かった渓があるから案内するよ」と惜しげもなく好ポイントの多い渓流に案内してもらいました。



既に時計は9時を回っていますが、雨がショボショボ降っていて条件は最高です。1投目からキープサイズが来ました。3時間ほど釣り上がって28cmを頭に7尾をキープ、リリースはたくさん・・・魚影の濃い沢です。

お昼になったので車に戻って食事・・・もったいないので下流をやろうと言う事で林道を暫く下ってから再開です。ここも魚影は濃く3人で交互に釣っても結構釣れて来ます。



3時まで釣って終了、久しぶりで制限になりました。イワナ19尾、ヤマメ1尾でした。

本日の仕掛けフロロ0.4号、ヤマメ半スレひねり7号、餌はハチッコでした。

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総会の季節・・・

2009年05月29日 | 一般
仕事関係や地域関係、学校関係、趣味の関係など諸々の「総会」や「通常総会」と名が付くものが年間に30件以上あります。
そして、その最盛期が4月~5月。特に今頃の5月下旬頃は総会ラッシュで一日に3~4件もあってかち合うことも多くなってしまいます。代理を頼んだり、時計を見ながらハシゴをしたりと大変です。



30件以上の総会の内、挨拶や講話をしなければならないのが半分以上となると、人前でしゃべるのが得意ではない私にとっては地獄の苦しみです。
結構、同じ人が別の総会にも居たりするので毎回同じ話と言うわけにもいかないので非常に気を遣ってしまいます。そんな時に役に立つのが自然界の話です。例えば、桜の話や昆虫・魚の話などをしてお茶を濁す・・・でも、それも出来ない「お堅い総会」ではお堅い仕事の内容をしなければ・・・。



この総会ラッシュも昨日の某森林組合の通常総会で一段落です。

来月からはアユが解禁! 開設以来、毎日続けてきたブログの更新も休むことが多くなるかも・・?
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農作業・最盛期

2009年05月28日 | 農林業
毎朝の通勤経路には田畑がたくさんあります。
初夏になって農作業が最盛期になりました。田圃の代掻き・田植え、群馬県特産のこんにゃく植え、キャベツの苗の調整、ゴボウの栽培などが行なわれています。



コンニャクの芋植えは最近は機械で行なわれていることが多くなっています。ビーチパラソルをさした機械に座り、ベルトコンベァに夫婦で芋を載せていく風景は何かほほえましい感じですね。

そして、これから嬬恋の畑に植えられるキャベツ苗を平場で早めに養成しているのが、ここ人見の台地です。ここで機械植えができるように同じ大きさの苗を揃え定植していくのだそうです。



浅間山の東側で育ったキャベツ苗は浅間山北側の畑に運ばれ、嬬恋の広大な大地で育っていきます。
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本の紹介10・「くりさんの水産雑学コラム100」

2009年05月27日 | 
以前、仕事の関係でアユの生態やワカサギの生態などをインターネットで調べていたことがありました。その時にヒットしたホームページがこの本の著者である栗原伸夫氏の「雑学コラム」でした。



栗原氏は幾つかの県の水産試験場に勤務したほか、水産行政や漁業調整も携わっていた経験から水産関係のあらゆる分野について詳しい方のようです。更に文章も洒脱かつ示唆に富み、非常に面白い内容でした。コラムが100を超える頃に、いつの間にかホームページも閉じられていたのですが、その内容が一冊の本となって出版されていました。
全体的には海水面の話が比較的多いのですが、内水面の魚の話もあって、ニジマス、ワカサギ、コイ、アユ、ウナギ、ブラックバス、ヒメマス、金魚、シナノユキマス、サツキマス、ミヤコタナゴ、トゲウオなどに関しての薀蓄が語られています。この本を読むと、相当な「魚くん」になれること請合いです!
著者:栗原伸夫、発行元:()まな出版企画、定価:3000円(税別)
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山菜(15)・オケラ

2009年05月26日 | 山菜採り
「山でうまいはオケラにトトキ」の続きでオケラの話です。オケラはキク科オケラ属の多年生草本で各地の比較的乾いた山地に生えています。
古くは「ウケラ」と呼ばれ、薬用や食用にされ、神事にも使われていたそうですが語源はよく分かっていません。



春に、まだ綿毛をかぶっている若芽を採取して天ぷらや汁の実・おひたし・和え物などで食しますが、俚謡に詠われるほど「美味しいのかな?」と私は思っているのですが・・・。
少し時期を外すと茎がかたくなってしまいます。採取する時期が本当に若芽の時期に限られているのではないでしょうか?

オケラは比較的乾いた尾根に近い斜面上部でよく見かけますが、そう言った所にはセンブリなども生えています。私は、これらの植物を地形や土壌条件の指標植物にしています。
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山菜(14)・ツリガネニンジン

2009年05月25日 | 山菜採り

もうじき春の山菜季節は終期に近づきますね。標高の高い地方でないと採れなくなります。
今回は、古くから愛されている山菜ツリガネニンジン(トトキ)です。ツリガネニンジンはキキョウ科ツリガネニンジン属の多年生草本で日本各地の林縁部や草原に生えています。トトキ(若芽の方言名)と言った方が分かりやすいほど一般に浸透している山菜です。

若芽を天ぷらや汁の実・おひたし・胡麻和え・油炒めなどで、根を漬け物やコーヒーにして食します。



秋に紫色で釣鐘型の花を円錐花序で咲かせること、根がチョウセンニンジンに似ていることなどから和名はツリガネニンジンですが方言ではトトキとかワカナとか呼ばれています。
個体間で葉の付き方や形に変化が多く写真でも分かるように全体的な雰囲気が違って見えます。茎などを折ると白い乳が出て多少ネバネバします。これもチョウセンニンジンと似ていますね!



長野県などの俚謡(民間のはやり歌)に「山でうまいはオケラにトトキ、里でうまいはウリ・ナスビ、嫁に食わすも惜しゅうござる」と詠われているようですが、大学時代に長野に住んでいた私は植物学実習の時には「山でうまいはオケラにトトキ」の部分だけ聞かされていたような気がします。
「嫁に食わすも惜しゅうござる」とは何とも嫁いじめ的な歌なのですが・・・一説には「オケラやトトキはアクがあり体に毒、ウリやナスビは体が冷える」から出産という大仕事がある嫁の体を心配してのことだという考え方もあるようです。・・・でも、それならば「食わすも惜しゅうござる」の一節は引っかかりますね。

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清流祭り:渋川市浅田河原

2009年05月24日 | 釣り一般

二日続けてのお祭りです。
昨日は「植樹祭」と言うお祭り、今日は「清流祭り」と言うお祭りでした。
清流祭りは今年で10回目になります。例年、渋川市の浅田河原で行なわれています。合併前の子持村の時から続いている行事で、最初は民間から提案があって始まった行事です。現在も「清流祭り実行委員会」が結成され、この委員会主催で行なわれています。
そして、この委員会に各種団体が協賛・協力して盛大に行なわれています。私が所属する「NFS(野島フィッシングスクール」も協力しています。そして私も子供達に釣りを教える講師として参加してきました。

まずは、渋川市長の挨拶、そして来賓の祝辞、愛護宣言と続きます。



地元保存会による八木節



ヤマメの放流



そして皆さんお待ちかねのマス釣りです。皆さんたくさん釣っていました。



私達は、子供をはじめ初心者の方々に釣り方を教えていて自分の釣りは出来ず1尾も釣らずに・・・いや、最後に1尾釣って終わってしまいました。でも釣り振興のためなら・・・・。

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第63回群馬県植樹祭

2009年05月23日 | 農林業

5月23日(土)沼田市「サラダパークぬまた」で群馬県の植樹祭が行なわれました。
「その緑 未来におくる 宝物」を標語に、群馬県・沼田市・県緑化推進委員会などの主催です。天気は晴れ風が少し強かったのですが新緑の中で植樹祭日よりでした。



以前・・・30年ほど前に私も植樹祭の担当をしていたことがありましたが、あの頃とは実施方法がスマートになって隔世の感があります。
展示や即売コーナーもたくさんあり、イベントもたくさんあります。特にFG21の皆さんはボランティア団体ですが森林整備にすばらしい力を発揮しています。



そして緑の少年団の入場行進・・・30年前はつくり始めたばかりで、3少年団しかなかったのですが、今は群馬県内の全部の小学校に結成されています。



そしてアトラクション、和太鼓の演奏や吹奏楽の演奏


群馬県知事の主催者あいさつ


緑化運動コンクールや緑化功労者等の表彰


次期(平成22年)開催市町村の高崎市と沼田市の苗木交換


そして参加者の皆さんによる記念植樹です




12:30に無事終了です。地元の婦人会の皆様が心をこめて作ってくださった「だんご汁」を戴いて美味しいお昼でした。「ごちそうさま」でした。

なお、平成22年秋には「全国育樹祭」が沼田市と川場村にある「21世紀の森」で開催されます。

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アユ釣り情報:碓氷川松井田地区の状況

2009年05月23日 | アユ釣り(~2023)
他の漁協の良い話ばかりしていると怒られそうですから、碓氷川の松井田地区の情報もアップしておきます。(他の地区の情報は分かりませんので松井田地区限定です。)

前にも書きましたが、松井田地区では、理事さんを始め役員さんが一致協力してアユ稚魚を丁寧に放流をしました。放流量が少ないので出来る限りロスを失くすように努力をしています。
水温馴致はもとより、ストレスをなるべく与えないように放流し、カワウ対策も出来る限りの手を尽くしております。

その結果、今の時点では順調に育っていて、到るところでコケを食んでいるアユが見られます。橋々ごとに川面を覗き込めばキラキラ光る魚影を確認することができます。



上の写真では、動きまでは分かりませんが数十のアユが食んでいる様子が分かると思います。そして、下の写真は白く波立っている所が全てアユの群れです。そして手前にも数尾が写っているのが分かるでしょうか?
このような状況が今のところ川のアチコチで見られます。このまま解禁まで維持して欲しいですよね。



ところが、このようなアユを釣ってしまう人、カワウ除けに張った糸を切っていく人、何が面白くないのか案山子を倒したり川に放り込んだりする人などがあとを絶ちません。
方々に、この看板を立てていますが・・・むなしいです。



昨日紹介した河川の役員さんに言われてしまいした。「お前の所には良い川がたくさんあるのに・・・もっと上手く使えばなぁ・・・」ですって・・・そして「川づくりをしなきゃぁ(人も・・・)」とも言っていました。
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アユ釣り情報:南甘漁協解禁日決定

2009年05月22日 | アユ釣り(~2023)

南甘漁協のアユ解禁日が決定しました。
日時は6月6日(土曜日)未明です。試し釣り結果は下記の通りですが19~13cmと成長は良いようです。
そして全域にかけて何処でもたくさん居るようですね。なにしろ、私達の漁協の3河川分の放流量に匹敵するアユが一河川に入っているのですから。それに川造りにも力を入れ、釣り人を大切にした運営を行なっている漁協ですから魚が居ないわけはありません。

早速解禁日には仲間達と一緒にお邪魔しようと思いますが、さて何処に入ろうかな?



資料は南甘漁協のものをコピーさせてもらいました。

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そば処「だんだん」:富岡市宇田

2009年05月21日 | 

私の通勤経路にある「そば処」の話です。
昨年の12月に開店したらしいのですが、つい最近まで、その存在を知りませんでし。何時だったか新しい看板が道路沿いに立っていました。そば処「だんだん」と書いてあって・・・「んっ、だんだん?」・・・NHKの朝ドラ?・・・
そして、最近足しげく通っている「士道庵」のブログに「そば処:だんだん」に食べに行った記事が載っていたので、つい吊られて食べに行って見ました。



富岡市宇田のセーブ・オンの東隣の細い路地沿いで北側は市道・・・市道と反対側に入り口があって、あまり目立ちません・・・「看板が無ければ気が付かないなぁ」というのが最初の印象です。
玄関を開けると飛び石が敷かれ、ここで靴を脱いで上がります。入ってすぐに自動の石臼があって自家製粉をアッピールしています。・・・ちなみに何処の蕎麦かは聞きませんでしたが・・・。



右側にテーブル席が4卓、左側に座敷席が2卓、計24名が入れる造りです。初めて入った日は、ほぼ満席でテーブル1席だけ空いていたので、そこに座って大盛蕎麦を注文しました。
その週は体調が優れず食欲も無く、お昼も何とか麺類ならと蕎麦やソーメンなどで、あまり味も分からない状態だったので「二八蕎麦・・・手打ち・・・太さは?・・・茹で方は?」なんて思いながらも、混んでいたので写真を撮るのもはばかられて、ブログで紹介しようかどうしようか迷いながら帰って来てしまいました。
そして昨日、再度食べに行って見ました。早めに入ったため座敷席に座れたので、ゆっくりとメニューを見て注文です。何時もなら、初回~3回目くらいまでは種物を避けて蕎麦のみを味わうのですが、今回は「なめこおろし」と言う文字が目に付いて思わず頼んでしまいました。



注文した品が出され、お盆を見ると「なめこ」と「おろし」の量が結構多く「どうやって食べようか」と考えてしまうほどでした。
ところが麺の茹で加減も良し、汁の濃さも良しで、さらに「大根おろし」の辛さが何とも言えず美味しく、「辛味大根を使っているのかな?」と味わいながらあっという間に食べてしまいました。

蕎麦って、その日の体調や精神状況などいろいろな状況に左右されて食味が違ってくるのですね。体調の良い時に食べないと打つ人に失礼かも知れませんね!

そば処「だんだん」のブログ

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山菜(13)・ニセアカシアの花

2009年05月20日 | 山菜採り
また、山菜ネタに戻ります。
さて、山菜と言って好いのか分かりませんが・・・初夏の時期の花・・・ニセアカシアの花が満開ですね。
ほのかな香りがしてくる方向を見るとニセアカシアの花が咲いていることが多く、ミツバチが蜜を求めて飛び回っているのですが・・・今年はハチも少ないような気がします。



このニセアカシアの花が開ききらないうちに焼酎に漬けてアカシア酒にしたり、テンプラにしたりして甘い香りを楽しみます。しかし、葉や実(豆)は有毒と言われていますので食さないようにしましょう。



ニセアカシアはマメ科の植物で別名ハリエンジュとも呼ばれます。アカシア(ネムノキ科の植物)とは別種ですが、ともに外国から入ってきた樹木です。
特にニセアカシアは根粒菌との共生で痩せ地でも成長が早いため、荒廃地の復旧に使われ増えてきました。また、蜂蜜の蜜源としても活躍しています。

しかし、窒素分が増えすぎて他の植物が進入できない、浅根性で倒れやすいなど多くの問題点が指摘されています。
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本の紹介9・「水辺の環境学」

2009年05月19日 | 

昨日に続いて水辺環境の本を紹介させていただきます。この本は湖沼よりも河川関係の内容が多いと思います。
最近の日本では水辺に強い関心が寄せられているのですが、その多くの方向は人間の身勝手な都合優先で、生物多様性や生態系を考えない開発や整備が行なわれきたため川や湖沼の水辺が急速に荒廃してきてしまいました。

このような現状に警笛を発し、各地の水辺の現状を紹介しながら水辺の保全と再生への道を探った内容の本が「水辺の環境学シリーズ」です。



このシリーズは、著者が雑誌『月刊・水』に連載してきたエッセイ「水の風景」に若干手を加えて4冊の本にまとめ直したものです。

1刊目は「生き物との共存」
2刊目は「再生への道をさぐる」
3刊目は「水辺ビオトープ」
4刊目は「新しい段階へ」
の副題が付いています。

著者:桜井善雄(信州大学名誉教授)、発行元:㈱新日本出版社、価格:1500~1700円(税別)

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本の紹介8・「ミジンコ先生の水環境ゼミ」

2009年05月18日 | 

「アユの本」を紹介したついでに、水辺のの環境関係の本も紹介しておきましょう。
水産関係の仕事に一時期就いていた頃、財団法人リバーフロント整備センターが発行している『FRONT』と言う月刊誌を河川環境の観点から読んでいました。
その『FRONT』に連載されていたのが「ミジンコ先生の水環境ゼミ」でした。科学的視点(特にミジンコなど水生生物)から水環境を考察した内容で非常に勉強になりました。

その『FRONT』も廃刊になって、この連載も終了してしまったのですが「残念だなぁ」と思っていた私同様に多くの読者もそうだったのでしょう。今一度読み返せるようにと、この連載が一冊の本にまとめられ出版されました。
水辺の環境について分かりやすく解説されています。特に湖沼関係の項が多く、ワカサギ釣りなど湖沼関係の方に参考になると思いますよ!



著者:信州大学山地水環境教育研究センターの花里孝幸(はなざとたかゆき)教授、出版元:地人書館、定価:2000円(税別)で非常に参考になる本だと思います。

【目次】
1湖が汚れると魚が増える
2有害化学物質と湖沼生態系
3湖内環境と生き物たちの相互関係
4湖水の動きと水環境
5湖の生物群集を調べる
6湖から環境問題を考える
(コラム)ミジンコこぼれ話

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