かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・渓流・ワカサギ、ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

コバノガマズミの返り咲き そして冬芽と葉痕・・・

2018年12月13日 | 冬芽と葉痕

本来なら春に咲くはずのコバノガマズミの花が返り咲きしていた・・・狂い咲きとも云うけど、その表現は嫌いなので私は返り咲きと云う言葉を使うんだ!

実も付いているし枯葉も数枚残っている・・・


実と花が一緒だというのも珍しい光景で、今年はそれだけにおかしな陽気だったと云うことだ! 本来5裂なのに4裂の花、雄しべも4本・・・この時期の花は成長も悪いのかな?


花が咲いているのは内側の短枝上が多く、新梢の頂芽には花を付けてはいない。 でも、よく見ると何時もの冬よりも開いているような気がする!


ガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)の仲間はガマズミ、コバノガマズミ、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメなどが紛らわしいと言われるけど冬芽で較べれば一目瞭然なんだ!

前2者のガマズミとコバノガマズミは枝や冬芽の芽鱗に毛が多く、ガマズミの芽鱗は4枚、コバノガマズミはガマズミよりも枝が細く、芽鱗は4枚だけど外2枚が短いんだ!

後2者は枝や芽鱗に毛が無く、芽鱗は4枚で外側の2枚は短いんだ。 オトコヨウゾメは枝が細く、冬芽はあずき色で艶がある・・・

・・・で、コバノガマズミの冬芽と葉痕(頂芽部分)だけど毛だらけだね!


側芽は十字対生で頂芽よりも小さい・・・


葉痕はV字型~三角形で維管束痕が3個確認できる・・・コウモリとかネズミのような顔に見えるね!



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オオバクロモジの冬芽と葉痕 そして虫こぶの冬姿・・・

2018年12月08日 | 冬芽と葉痕

冬芽マニアと虫こぶマニアの行き着く記事はこうなるのだろうなぁ~(笑)

新潟の山小屋周辺で見られるクロモジは雪の多い日本海側特有のオオバクロモジなのだけど、太平洋側のクロモジに較べて葉や冬芽が大きい!

葉痕は側芽部分のものは半月形で上部のものほど三日月形になっていく。 維管束痕は横長に伸びた1個が見られる。


花芽は球形で葉芽の周りに1~3個付き、半曲した花柄を持っている!

歩道脇のオオバクロモジの枝先には芽が肥大したオオバクロモジメウロコフシ(大葉黒文字芽鱗附子)が幾つか付いていた!


オオバクロモジメウロコフシは最近になって見つけられた虫えい(虫こぶ)で図鑑には載っていないんだ・・・(↓)肥大中のもので玉原で撮影。


秋に肥大したものを切断してみると虫えい室は作らず、肥大した中心部の葉片の間に白色の幼虫(タマバエの一種)が数匹棲息していた!


幼虫は10月下旬には虫えい(虫こぶ)から脱出して地中で越冬すると言われている・・・


幼虫は残っていないとは思ったけど切断してみた・・・やはり幼虫は居なくて、脱出口は見つけられなかったので葉片の隙間から出ていったのだろう!


虫えい(虫こぶ)は、しっかりと枝先に付いていて簡単には外れず、落下せずに残っているんだね・・・



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山小屋周辺で見られた冬芽と葉痕たち・・・

2018年12月07日 | 冬芽と葉痕

土・日で行ってきた新潟の山小屋・・・小屋脇には雪が残り、対岸の割引岳(われめきだけ)は雪化粧していた!

晴れ上がった日曜日、車までの道脇に生えている樹々の冬芽と葉痕を撮影してみた・・・

其処此処にたくさん有るコシアブラ(ウコギ科ウコギ属)・・・円錐形の頂芽、V字型の葉痕、たくさん(10個以上)の維管束痕が特徴だね! 


小屋周りにある岩に絡みついたイワガラミ(アジサイ科イワガラミ属)・・・頂芽は卵形で、葉痕は逆三角形、維管束痕が3個見られる!


同じく小屋の周りにたくさん有るヤマウルシ・・・裸芽、心形の葉痕、多数の維管束痕が特徴、霜が降りて綺麗だったけどかぶれに要注意だ!


道脇に有ったツノハシバミ・・・雄花(左)は裸芽で花軸は短い、仮頂芽(花芽や葉芽)は艶のある赤紫色の芽鱗に包まれる!


オオカメノキの葉芽・・・冬芽は裸芽で星状毛が密生している。 いくら探しても花芽が見つけられなかった! 下の画像は題して万歳する人」かな(笑)


オオバクロモジの冬芽もあったのだけど、これは虫えい(虫こぶ)の冬姿も併せて次回アップするね!

 

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冬芽と葉痕:カマツカ・・・

2018年11月29日 | 冬芽と葉痕

久しぶりの「冬芽と葉痕」ネタ・・・先日の入山峠で観察してきたカマツカで赤い実が沢山なっていた(冬芽と葉痕:239種類目)

頂生枝は長枝化して時に二次伸長する。 二次伸長部分は枯れやすく落枝痕として残る。

側枝は短枝化しやすく、果枝には数個の実を付け、果柄にはいぼ状の皮目が目立つ・・・

果実は子房を包む花托が多肉質になったナシ状果で花弁や萼片よりも下が膨らむため先端に枯れた萼片や花糸の一部が残ってが黒く見えるのが特徴だね! 

長枝と果枝・・・


一年生枝(長枝)・・・側芽は2回まわって5つ目に元の位置に戻る、または1回まわって3つ目に元の位置に戻る2/5または1/3のらせん性。


頂生枝(長枝)の拡大・・・


短枝化した枝・・・短枝は葉痕が重なってゴツゴツしていて枝株には芽鱗痕が見られる。


仮頂芽付近の拡大・・・冬芽は2~3mmの小さな円錐形で芽鱗は3~4枚ある。

葉痕は広いV字型で維管束痕は不明瞭、葉痕が盛り上がって見えるのは葉柄下部が残って冬芽の基部を保護している・・・



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冬芽と葉痕:似た者同士を較べてみれば・・・タニウツギ属

2018年01月30日 | 冬芽と葉痕

今回の似た者同士はタニウツギ属・・・代表的なものとしてはニシキウツギ、ハコネウツギ、タニウツギかな!

ニシキウツギは太平洋側の山地、ハコネウツギは太平洋側の海沿い、タニウツギは日本海側のの山地に自生する。花はニシキウツギとハコネウツギは咲き始めが白で次第に紅色になり、タニウツギは紅色で変化しない。花の形状としてはハコネウツギが花筒の上部で急激に広がり他2種は徐々に広がる違いがある。

葉も葉裏の葉脈に白毛があるニシキウツギ、ほとんど無毛のハコネウツギ、葉裏に白毛が密生するタニウツギと判別は然程難しくはない・・・

それでは「冬芽と葉痕」ではどうかと言うと、三種とも冬芽(側芽)は十字対生で狭卵形~卵形で褐色の芽鱗に包まれている。 ただ、頂芽で較べるとタニウツギは一年生枝が枯れてしまうので頂芽が見られない・・・

(↓)タニウツギの枝・・・側芽から先が枯れて脱落している枝が多い、残っていても萎びて頂芽や直近の側芽は発芽できない。


(↓)ハコネウツギの枝・・・頂芽まで生きている。

(↓)ニシキウツギの枝・・・ハコネウツギに較べて少し細目かな。


葉痕は腎臓形~三日月形で維管束痕が3個とほぼ同じ、そして葉痕と葉痕の間から稜が伸びているのもほぼ同じ・・・

タニウツギの稜が少しだけ目立たないかな?

(↓)ハコネウツギの側芽と葉痕・・・


(↓)ニシキウツギの側芽と葉痕・・・


(↓)タニウツギの側芽と葉痕・・・


芽鱗の数はハコネウツギとタニウツギが7~8対で、ニシキウツギが3~4対と少ない・・・この辺が区別点かな!

(↓)ハコネウツギの頂芽・・・芽鱗が7~8対あるのが確認できる。


(↓)ニシキウツギの頂芽・・・芽鱗が3~4対見える。


・・・と言うことで、ニシキウツギとハコネウツギは枝先が生きていて頂芽が見られハコネウツギの方が芽鱗の数が多い、タニウツギは枝先が枯れてしまって脱落したり、頂芽が残っていても芽を吹かず中位の側芽から新芽が伸びることから判別できることになる!


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冬芽と葉痕:カラマツ・・・

2018年01月27日 | 冬芽と葉痕

昨日、書いた草津白根山や浅間山などの亜高山帯に自生している我が国で唯一の落葉針葉樹であるカラマツにも冬芽と葉痕があるのだけど、いままでアップしてなかったので拙ブログに初登場・・・(冬芽と葉痕:238種類目)

(↓)一年生枝(長枝)の先端についた頂芽と側芽・・・本来は互生のはずなのだけど長枝の先端に近い側芽は対生と見紛う芽が多い!


長枝の葉は単生で葉枕を残して落葉する。 らせん状に残った葉枕の先には菱形の葉痕があり小さな維管束痕が1つ見られる・・・

カラマツは針葉樹なので葉痕の腋に冬芽が出来ることは無い・・・葉痕ごとに冬芽が出来たら膨大な数になっちゃうね(笑)


短枝の葉は側生するので冬芽の周りにたくさんの葉枕と葉痕が見られる・・・


(↓)側生枝と冬芽・・・やっぱり前年枝の先端に近い枝は対生に見える! 何か法則性があるのかな?



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冬芽と葉痕:ニシキウツギ・・・

2018年01月24日 | 冬芽と葉痕

スイカズラ科タニウツギ属には日本海側に多いタニウツギ、太平洋側沿海地に多いハコネウツギ、太平洋側山地に多いニシキウツギの三種が代表的な種・・・

そこで「似た者同士を較べてみたら~シリーズ」でこの三種を較べようと思ったら、ニシキウツギの「冬芽と葉痕」がなかった!

・・・ということで、まずはニシキウツギの「冬芽と葉痕」を紹介しておくネ! (冬芽と葉痕:237種類目)

この仲間は種子を落とした後の冬期にもさく果が残っていることが多い・・・

冬芽は十字対生で枝中位の側芽が若干大きいかな・・・


冬芽は3~5mmの狭卵形で芽鱗は3~4対、葉痕と葉痕の間から稜が伸びて若干の毛が生えている・・・

葉痕は腎臓形から三日月形で維管束痕は3個、冬芽と翼痕の境に毛が少し生えている・・・


名前にウツギが付くけれど髄は中空ではなく、白色で太い円形の髄が詰まっていた・・・




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冬芽と葉痕:似た者同士を較べてみれば・・・トネリコ属

2018年01月16日 | 冬芽と葉痕

今回の「冬芽と葉痕」ネタの「似た者同士を較べてみれば」はモクセイ科のトネリコ属の5種・・・

アオダモ、マルバアオダモ、トネリコ、ヤチダモ、シオジの5種類だけど、どれも高木で頂芽は大きく、しばしば頂生側芽を伴い、芽鱗は葉柄起源の2対、葉痕はほぼ半円形でU字形や環状に並んだ維管束痕を持っている。髄はほぼ四角形という共通点が多い・・・1枚目の画像はトネリコの側芽と葉痕

アオダモはコバノトネリコとも呼ばれアラゲアオダモの品種で冬芽にほとんど毛が無いものと言われている。(↓)は毛が結構沢山あるのでアラゲアオダモに近いかもしれない・・・

葉痕は半円形~三日月形で微小な維管束痕が多数おわん型に並んでいる。


マルバアオダモは冬芽が微細な粉状の毛に覆われている・・・


トネリコの冬芽と葉痕・・・無毛か僅かに毛がある芽鱗は蝋物質を被って硬く割れたり剥がれたりしている特徴がある。半円形の葉痕に10~15個の突出した維管束痕が見られる。


ヤチダモは上の3種に較べると冬芽の色が暗褐色で違いが良く分かる・・・葉痕も角の取れた四角形~半円形で維管束痕も低めのU字形になる。

そんなに似てないのだけどNHKのどーもくんを思い浮かべてしまう・・・(笑)


シオジは関東地方が北限で渓畔林に多い高木・・・円錐形の大きな頂芽と葉痕の上部が隣の葉痕とくっつくほど張り出した心形が特徴・・・

私の好きな冬芽と葉痕の一つで親しみを込めて「塩爺」と呼んでいる・・・昔、そんな政治家がいたなぁ(笑)



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冬芽と葉痕:似た者同士を較べてみれば・・・クルミ科

2018年01月11日 | 冬芽と葉痕

前にもアップしていたのだけどサワグルミ(サワグルミ属)、オニグルミ(クルミ属)、テウチグルミ(クルミ属)の似た者同士の冬芽と葉痕を較べてみた・・・

まずはサワグルミ(サワグルミ属)の冬姿は樹形がまっすぐにすらりと伸びて樹皮が縦に裂けるのが特徴、どちらかと言うと同じ渓畔に生えるシオジとそっくり・・・

冬芽は長楕円形で、はじめは芽鱗に包まれているが冬前に脱落して裸芽になる。冬芽に柄がある有柄芽であることも特徴だね・・・

葉痕は心形または腎形で維管束痕が3群見られる・・・樹形も樹皮もよく似たシオジ(トネリコ科シオジ属)の葉痕は両端が角ばった心形で維管束痕がU字形に並んだ1群なので判別できる。


オニグルミ(クルミ属)は樹形はあまりすらりと伸びないで丸く、樹皮は浅く縦に割れ目が入る・・・

冬芽は未開葉の葉が芽鱗の役目をしている場合がある。これが脱落して裸芽となる・・・


葉痕はT字形、猿面形、羊面型で維管束痕が3群に集まる・・・上部の左右がO字状、下部の1群がU字状になってサルやヒツジの顔に見えるね!

 

テウチグルミ(別名:カシグルミ、クルミ属)の冬芽は球状の円錐形で短毛の生えた芽鱗包まれている。


葉痕は倒松形またはV字形で3群の維管束痕が見られる・・・


3種とも髄はやや五角形で有室・・・


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冬芽と葉痕:トネリコ・・・

2017年12月29日 | 冬芽と葉痕

今年最後の「冬芽と葉痕」ネタは拙ブログに初掲載のトネリコ(モクセイ科トネリコ属)で236種類目・・・

トネリコは湿地に比較的多い落葉高木で田の畔で稲を干す稲架木(はざき)として使ったり、材は木製バットに使われたりする・・・

名前の由来としては、この木につくイボタロウムシが分泌する蝋を戸の滑りをよくするために塗ったので「戸塗り木」からとか、樹皮から膠状のものを採った「共練濃」からとか諸説あるらしい・・・

頂芽は卵形で先が尖り大きく頂生側芽が見られる。 芽鱗は帯紫灰色でほぼ無毛、肉厚で堅いためしばしば割れ目が入って欠けたり剥がれたりしている・・・


側芽は対生で扁平な広卵形・・・


葉痕は半円形~心形で十数個の維管束痕が見られる・・・歯をむき出して笑っているようだね!

枝は弱い4稜があって角ばっていて、それに伴って髄も四角形をしている・・・


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冬芽と葉痕:コマユミ・・・

2017年12月27日 | 冬芽と葉痕

林業試験場内に植えられていたコマユミは拙ブログに掲載してなかったのでアップ・・・コマユミはニシキギの小枝に翼が無いタイプなのだけど、名前からすればマユミの小さいタイプだと思ってしまうよね! (冬芽と葉痕:235種類目)


冬芽も先端が尖った長卵形で無毛の芽鱗の数が7~8対あって、マユミ(先端が鈍頭で卵形・縁毛の有る芽鱗の数が5~6対)よりもニシキギ(先端が尖った卵形で無毛の芽鱗が6~9対)に似ている・・・


側芽は頂芽よりもやや小さく、維管束痕は三日月型で横一列に並んだ維管束痕が見られる・・・


髄は細く、菱形・・・ちなみにニシキギの髄は十字形!



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冬芽と葉痕:似た者同士を較べてみれば・・・クロモジ属

2017年12月26日 | 冬芽と葉痕

今回の似た者同士はクロモジ属・・・クスノキ科の落葉樹はクロモジ属に限られ、各部に芳香があって、早春に花を咲かせる特徴を持っている。 

上の画像はアブラチャンの冬芽だけどボクサー三兄弟のように見えるのでトップ画像にしてみた(笑)

(↓)ダンコウバイは黄色い花がたくさん着いて美しいので本来はロウバイの一種に付けられた名前が転用されたらしい!

葉芽は楕円形で花芽は柄が無く大きな球形、葉痕は半円形で維管束痕は3個・・・


(↓)アブラチャンは細い紡錘形の葉芽と柄の有る球形の花芽が特徴的、葉痕は心形~半円形で維管束痕は3個・・・


(↓)ヤマコウバシは何といっても枯葉が残っているのが特徴で冬芽は赤褐色の紡錘形でクロモジ属では唯一の混芽なので球形の花芽が無い・・・


カナクギノキは分布的には神奈川県以西なので群馬県には自生していないけど林業試験場に植栽されていたのでアップ・・・クロモジ属の中で高木になるのはこの木だけだ。 樹皮が剥げて鹿の子状になるのでカノコギとよばれ、それが訛ってカナクギになった。

冬芽は葉芽が紡錘形、花芽が有柄の球形でアブラチャンの冬芽に似ているけど芽鱗の数が5~8枚と多い(アブラチャンは3~4枚)、維管束痕も1個で判別がしやすい・・・

クロモジは葉芽は1cm以上の大きな紡錘形で花芽は有柄の球形で先が尖り、葉痕はほぼ半円形で維管束痕は1個・・・


日本海型のオオバクロモジは葉や冬芽がやや大きいが判別は難しく、私は積雪地帯に有ればオオバクロモジとしている・・・


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冬芽と葉痕:アオダモ・・・

2017年12月22日 | 冬芽と葉痕

「冬芽と葉痕:似た者同士を較べてみれば・・・」でトネリコ属を書こうと思ってリストアップを始めたら拙ブログではセイヨウトネリコとヤチダモ、シオジしかアップして無くて、ホームページでアオダモやマルバアオダモをアップしていた・・・

と言うことで拙ブログ初登場のアオダモの冬芽と葉痕を撮りなおしアップした・・・これで234種類目となる!

アオダモは冬芽のほか枝や花序に毛が無いか少ないものをアオダモ(コバノトネリコ)、毛(開出毛)が多いものをアラゲアオダモ(ケアオダモ)と呼んでいる。

頂芽は広卵形で7mm程度で頂生側芽を持つものも有る。芽鱗は1~2対見える。今回、撮影した冬芽は毛が生えているのでアラゲアオダモに近いかな・・・


葉痕は三日月型~半円形で微小な維管束痕が多数見られる・・・耳覆いが付いた防寒帽をかぶった人のようだね!

 

側芽は十字対生するのだけど今回のものは亜対生だった・・・

側芽はやや開出して上部のものほど大きい・・・

髄は細くて、ほぼ四角形・・・


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冬芽と葉痕:似た者同士を較べてみれば・・・ガマズミ属

2017年12月20日 | 冬芽と葉痕

似た者同士の冬芽と葉痕シリーズ第三弾はレンプクソウ科ガマズミ属・・・以前はスイカズラ科だったけどねぇ。

ガマズミ属は装飾花を持つヤブデマリやオオカメノキなどと、装飾花を持たないガマズミやオトコヨウゾメなどに分けられる。

花の無い時期でも葉や実の付き方で見分けられるけど、冬芽と葉痕だけで簡単に見分けられるものとそうでないものとに分かれる。 葉痕は三角形~三日月形のものが多くて維管束痕は3個でほぼ共通・・・

まずは装飾花の有るオオカメノキ・・・冷温帯の亜高山に多い低木で冬芽は裸芽となるので一目瞭然! そして頂芽の花芽は球形で特徴的、頂生側芽の葉芽とあわせで私はウサギちゃんて呼んでいる。(↑一枚目の画像は春に開きかけた花芽と葉芽、↓は葉が落ちた直後の花芽と葉芽)

葉痕は三角形で維管束痕は3個あり、吊り目気味の顔に見える・・・


同じく装飾花があるヤブデマリの冬芽・・・2枚の芽鱗と垢状の毛が特徴的だけど、単木で出されたら判別は難しいかな!


全てが装飾花のオオデマリは日本海側に分布するケナシヤブデマリの園芸品種で枝の毛が少なく冬芽が大きい・・・


装飾花が無いガマズミの冬芽は短い粗毛がびっしりと生えていて枝も太いのが特徴で、葉痕は浅いV字型~三日月形で維管束痕は3個、頂生側芽の葉芽を持つことが多い。

ガマズミの名前が付いていてもミヤマガマズミは枝が細く、一年生枝や冬芽は無毛、もしくは粗い毛が生える程度・・・


コバノガマズミはガマズミよりも枝が細く葉も小さいけど、枝や芽鱗にガマズミと同じように毛があって紛らわしいかな・・・でもよく見るとコバノガマズミの毛の方がきめ細やかで葉痕も細い三日月型だね!


オトコヨウゾメは葉や花、果実の雰囲気がコバノガマズミに似ているけど、冬芽の芽鱗が黒紫色でつやがあり無毛なので判別しやすい・・・




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冬芽と葉痕:似た者同士を較べてみれば・・・アジサイ属

2017年12月18日 | 冬芽と葉痕

今回の似たもの同士の冬芽と葉痕はアジサイ科アジサイ属・・・

(↑)アジサイはガクアジサイの花序全体が装飾花に変化したもので、頂芽は初期には薄い芽燐を被っているけど脱落して裸出する。

(↓)群馬のガクアジサイは植栽されたものが多く、頂芽は裸芽(裸出)で側芽は薄い芽鱗に包まれ三角形やハート形の葉痕に3個の維管束痕がある・・・

立派な王冠を被っているようだね・・・

タマアジサイの冬芽は粗い毛が生えた芽鱗に包まれるのが特徴だね! 三角形の葉痕には3個または5個の維管束痕が見られる。

毛むくじゃらの妖怪・・・

コアジサイの冬芽は薄い芽燐に包まれ、小さな頂芽と2個の頂生側芽が付いているが頂芽が小さく2個の冬芽が付いているように見える。 葉痕は3角形で維管束痕は3個みられる。 冬芽の先端が内側に曲がることが特徴かな・・・

小さいけれど筋肉質・・・?

ノリウツギの頂芽は円錐形~球形で先端の尖った芽鱗に包まれ、往々に頂生側芽を伴う。 葉痕は3角形~V字型で変異が多く維管束痕は3個・・・

怖い顔をしている・・・?

北米産のカシワバアジサイの冬芽は日本のアジサイ属と雰囲気が違って短毛で密に覆われ、葉痕も三日月形で維管束痕も多数ある・・・

 

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