先日(・・・と言っても10日前)の緑のインタープリター養成講座の時に見られた「木の実」や「きのこ」そして花などをアップしようと写真を整理していたら枚数が多すぎたので分けてアップです。
まずは「木の実」・・・1枚目(↑)は下見の時に撮ったヒロハツリバナ(ニシキギ科)の実ですが大きく張り出した翼が特徴で4裂、一方オオツリバナ(↓)は鋭い稜は有るけど大きく張り出さず4~5裂・・・
同じくニシキギ科のツリバナの日本海型であるエゾツリバナは翼や稜は無く5裂します。
同じくニシキギ科のコマユミはニシキギに近いのですが枝に翼がありません・・・
今年はブナの堅果は豊作のようです・・・7~8年に一度の豊作ではクマさんもあまりブナの堅果には期待しないのだってね!
玉原湿原では果柄の長いフウリンウメモドキが赤い実を吊り下げていました・・・
同じく湿原で見られたナナカマドは色づきがもう少しと言うところでした・・・
さらに湿原には瑠璃色のサワフタギの実も見られました。強じんな幹で別名がルリミノウシコロシとは物騒な名前ですね・・・
ブナ平に登る林床には常緑のコバノフユイチゴ(別名:マルバフユイチゴ)が美味しそうな実を付けていました。
同じく林床にあった赤い実のツルシキミ・・・
拳様の中から赤い実を出し始めたタムシバ(別名:ニオイコブシ)・・・・もうじき糸を引きながらぶら下がって落果します。
ブナ平の尾根筋に沢山生えているハイイヌガヤの実・・・赤味を帯びて熟してきた仮種皮は甘くて美味しいのです。ただヤニ臭さはありますよ・・・
日本版ヘーゼルナッツのツノハシバミ・・・
中身はこんな堅果が入っています。素手で果苞を不用意に開けると細かい刺毛が刺さってイライラと痛いのでご注意!
そして木の実ではなく草本の実だけど配色が面白い実です。トチバニンジンなのですが果実の上側が黒で下が赤いソウシシヨウニンジン(相思子様人参)です。相思子は「思いを寄せる」と意味でトウアズキの事ですが、名前とはうらはらに有毒ですが薬草になるのだそうです。相思子の様な実をつけたトチバニンジンと言うことなのですね・・・
・・・次回はきのこと花です!
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