昨日は2週間ぶりに竿を握りました。前日仕事帰りに碓氷川で川虫を採って、朝6時にKさんと乗り合わせて上州漁協管内の奥沢に行ってみました。前日の夕立で多少増水していて入渓する斜面の草も濡れています。その濡れた草が問題でした・・・
入渓して竿を出そうと何となく手を見ると何かが蠢いています。よく見るとヤマビルが人差し指に吸いついたところでした。「ワッ~ヒルだよ」と払い落としました。どうも入渓時の草むらでとりつかれたようです。最近増えてきたと聞いてはいましたが、此処もかという感じでした。
Kさんに「ヒルが居るからこの沢止めようか・・・」と言うと「ヒルなんか、どうってことないよ。この間も血吸われた・・・」と、どんどん釣り始めます。私が体のアチコチをヒルが付いていないかチェックしている間に「おっ、来た来た」と結構良い型(↓写真)を1投目から釣り上げてしまいました。これでKさんは完全に帰る気が無くなってしまったようです。
私も仕方なく竿を出そうと準備していると、今度はウェーダーの脛の辺りをヒルが伸び縮みしながら昇っているのを発見・・・こいつも潰して「これでもう居ないだろう」とやっと釣り開始です。それでも時々体のアチコチをチェックし、さらに草むらを歩かないように川の中を遡上しました。
数日前に入渓した足跡はあるのですが、今日のものは無く、増水も手伝ってか面白いようにヒットします。20cm以上をキープすることにして魚籠に入れて行きますが、23~25cmがけっこう出でくれました。そして岩滑の切れ間のちょっとした落ち込みに餌を投入すると目印がピタリと止まってしまいました。竿先を上げると動かないので「ありゃりゃ根掛かりかな?」とさらに引くと何か動いたような気配がします。それではと竿を絞るとかなりの引きで岩の中に逃げ込もうとしています。「これはデカいぞ」と、細糸を張っていたので慎重に寄せて取り込むと31cmのイワナでした。
その後も当たりがポイントポイントで続き、リリースを含めれば3~40回のヒットでした。「かなり遡上したねぇ・・・」と時計を見れば既に1時を回っていたので、終了することにして3~40分も斜面を上がって山道に出て下り始めますが、これが長いこと長いこと。往きが釣りながらで6時間、帰りは登って下ってとモクモクと歩いて約2時間・・・疲れました。釣果は針を飲まれてしまってキープした18cmを含めて15尾でした。久しぶりに良い釣果だったのですが「ヤマビル」が居るので再度訪れるのは考えもの~
今回はカメラを車に忘れてしまったので携帯で撮影したため上の写真以外はピンボケです。
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