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ミステリ感想-『バビロン空中庭園の殺人』小森健太朗

2002年11月21日 | ミステリ感想
~あらすじ~
世界の七不思議の一つ「バビロンの空中庭園」には不可解な謎がある。
王都陥落時に屋上に逃げた王女が、敵兵の眼前で不意に姿を消したのである。
考古学界の権威・葦沢教授はその謎に取り組んでいたが、解明直前に大学の屋上から墜落死した。
しかも犯人は屋上から忽然と消失していた。まるでバビロンの王女のように。


~感想~
小森健太朗=メタミステリ、メタミステリ=小森健太朗と言われるものだから、どんなものかと思ってみれば。
意外なくらいオーソドックスな造りで、逆に驚かされた。
いたって普通の正統派ミステリ。よくできているが、書き下ろしのためか水増しされているのが玉にきず。


02.11.21
評価:★★☆ 5

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