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小金沢ライブラリー

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11/23のNXT TAKEOVER WARGAMES #536

2020年02月12日 | 今週のNXT
ウォー・ゲームズ戦
リア・リプリー&キャンディス・レラエ&ダコタ・カイ&ティーガン・ノックス ◯-× シェイナ・ベイズラー&ケイ・リー・レイ&ビアンカ・ブレア&紫雷イオ
(イス直下リップタイド)

先発は因縁のキャンディスとイオ。2つ連結したリングを利用し、リング内で飛び技を連発しイオが圧倒。5分後にはさらにビアンカも加わりなすすべもなくいたぶられる。
3分後にリアが解放されゴミ箱、竹刀、イスを持ち込み、その3分後にはケイがさらにイスを追加。
シェイナ組3人はキャンディスをトップロープで捕らえるが、リアがまとめて投棄し、一番上から落ちたキャンディスに最大のダメージを与える。なんでだよ!
コーナー上に残されたビアンカは450スプラッシュをリアに浴びせるが、飛びすぎて自分もイスに突っ込み、全員が倒れる中、ダコタが解放。
ところがダコタはティーガンに襲いかかり、檻に叩きつけ、古傷を覆うレッグガードを外してしまう。GMのウィリアム・リーガル卿が止めに入るが、ダコタはリーガル卿も突き飛ばし、生放送なのに放送禁止用語を放つ。
ダコタは退場、ティーガンは戦線離脱し4VS2の絶望的な状況になったリア組は凶器攻撃で必死に食い下がるが、ケイが雪崩式リバースフランケンシュタイナーを受けたり、プランチャをゴミ箱で撃墜されたりとハードバンプを見せ、イオは金網頂上からのムーンサルトアタックを敢行と、見せ場も持って行かれる。
しかしキリフダクラッチに捕まったリアは、シェイナの左手のテーピングを剥がして自分の手に巻き付けチェーンデスマッチ式に脱出し、必殺技でイスに叩きつけ劣勢を覆した。


NXT王座挑戦権争奪三つ巴戦
◯ ピート・ダン × ダミアン・プリースト キリアン・デイン
(ビターエンド→デインのセントーン)

勝者は翌日のサバイバー・シリーズでアダム・コールに挑戦。
デインは大柄なプリーストを背中に担ぎながら、大柄なダンのクロスボディを受け止め二人まとめて投げ飛ばす怪力を披露。
三人は入念な打ち合わせと予習を感じさせる打撃の応酬から、プリーストがレイザーズエッジでダンを実況席へ、デインをリングに投棄。
デインはプリーストにアルスター・プランテーションを、ダンはデインにビターエンドを喰らわせるが勝負は決まらず。
プリーストは二人をトルネードキックで蹴り倒し、ダンにローリングカッターを浴びせカバーするが、KOされリングにもたれていたデインが偶然倒れてきてカットされてしまう。
プリーストはそれで勝機を逸し、ダンのビターエンドを被弾。デインはダンをアルスター・プランテーションに捕らえるもスリーパーホールドに切り返されると、ダンを背負ったままプリーストにセントーンを見舞う。だがこの衝撃でスリーパーが極まってしまい窒息し、その隙にダンがプリーストをフォールし激戦を制した。


マット・リドル ×-◯ フィン・ベイラー
(1916)

NXT復帰後の初試合となるフィンは、リドルの力を試すように正面からの組み合いを挑む。
リドルは蹴りと張り手でフィンの胸を腫れ上がらせ、ペレキックを受け止めアンクルロックに、ジョン・ウーをスピアーに切り返すなど対策を練ってきたところを見せる。
フィンはリバース・ブラディ・サンデーからジョン・ウーを浴びせるが、アンクルロックで足を痛めたせいでトップロープに上がるのが遅れ、クー・デ・グラをかわされブロミッション(変型グラウンド・コブラツイスト)に固められる。しかし体勢を入れ替え脱出すると、1916(ブラディ・サンデー)を喰らわせ復帰戦を飾った。


ウォー・ゲームズ戦
トマソ・チャンパ&キース・リー&ドミニク・ダイジャコビッチ&ケビン・オーエンズ ◯-× アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&ロデリック・ストロング&カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ)
(金網頂上からテーブル直下シュバイン)

チャンパは仮面を着け顔にペイントを施し登場。お前は大一番のHHHか。
チャンパ組の4人目が明かされないまま試合開始。先発のチャンパの持つ松葉杖を警戒しストロングがリングに上がらずにいると、チャンパは松葉杖を渡してしまうが、ストロングはそれをリング外に投げ捨てる。
ストロングはかつての必殺技デス・バイ・ロデリックを喰らわせ、5分後に解放されたオライリーとともに痛めつける。
3分後、ダイジャコビッチが二人をまとめてなぎ倒し、戦況を五分に戻したところでフィッシュが解放。ダイジャコビッチにハイ・ローを浴びせ再びエラが主導権を握るが、リーが解放され流れを引き戻す。
コールはテーブルを持ち込もうとするが、チャンパに突き飛ばされ自分がテーブルに突っ込むも、数的優位でエラが圧倒しだす。
そこへチャンパ組4人目として、なんの脈絡もなくケビン・オーエンズが参戦。エラの4人に別々の大技を浴びせ一人で瞬殺しかける。蘇ったチャンパ組は、リーとダイジャコビッチの息が全く合わずストロングを雑に投げつけるが、連結部の金具へのパッケージパイルドライバーを狙ったオーエンズは、逆にコールのパナマサンライズで脳天から突き刺さってしまう。
しかしチャンパ組はテーブル直下のチョークスラム、フロッグスプラッシュ、雪崩式パワーボムで次々とエラを料理し、最後はチャンパが残ったコールを金網頂上からのテーブル直下シュバインで仕留めて完全勝利した。

明日サバイバー・シリーズが控えているとは思えない死闘ばかりの特番だった。
ちなみにサバイバー・シリーズの対抗戦は、この死闘の後なのにNXTが大勝した。
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11/20のNXT #535  番組対抗戦

2020年02月11日 | 今週のNXT
リア・リプリー △-△ ベッキー・リンチ
(シェイナ・ベイズラーの乱入によりノーコンテスト)

サバイバー・シリーズでのシェイナ・ベイズラーを交えた三つ巴戦に向け、RAW女子王者のベッキーが話しているとリアが割り込み対戦を要求した。
体格で勝るリアは蹴り技を次々と叩き込み、ディスアーマーからも長い足をロープに伸ばして脱出。ベッキーは三角締めを持ち上げられるもハリケーンラナで切り返す。
最後はリアのスーパープレックスで両者ダウンしたところにシェイナ・ベイズラー一味が乱入し決着はつかなかったが、ベッキーとリアは速やかにお供を排除した。


マット・リドル ◯-× リコシェ
(ラ・マヒストラル)

入場中のコナ・リーブスを、特番でリドルらと番組対抗チーム戦を行うリコシェが不意打ちで排除し、強引に交代してしまう。
全く足を止めずに大技を連発し合い、終盤にはスマックダウン所属の中邑真輔とセザーロが乱入しようとしたが水際で食い止め、リドルがリコシェを丸め込んだ。

中邑とセザーロはすぐさま襲いかかるが、リコシェは客席を飛び越える場外ダイブでセザーロを倒し、中邑はリドルにキンシャサを喰らわせようとした寸前に、特番で対戦するロデリック・ストロングの飛び膝を浴びる。
さらにフィン・ベイラーが因縁のリドルを襲撃するが、ブラディ・サンデーを膝蹴りに切り返しリドルが追い返した。


アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ) ◯-× ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)
(ハイ・ロー)

スマックダウン所属のリバイバルがNXTに凱旋。別に特番で対決はしないがエラとヒール同士で戦い、ワイルダーが長時間捕まったためなんとなくリバイバルがフェイスの扱いになる。
特に因縁は無いしどっちもヒールだしこの後の対戦予定も無いのに、異常なほど白熱した試合になり、ギリギリでフォールを返し合う。
最後はドーソンへハイ・ローを狙うエラを、場外に倒れたワイルダーがいかにもカットしそうな素振りを見せるが、ダメージが深すぎて力尽き、普通にドーソンが仕留められた。


ダコタ・カイ ×-◯ ケイ・リー・レイ
(ゴーリーボム)

ケイはよそ見して先制攻撃されたり、ゴーリーボムをサンセットボムに切り返されたりと油断を見せるが、落ち着くとラフファイトでペースを握る。
しかし場外戦で逆に階段に突っ込まされ、ブートも決められフラフラになるも、なんとかカウント2で肩を上げると、二回目のゴーリーボムは成功させた。

その後ロウやスマックダウン所属の女子が次々となだれ込み乱闘を繰り広げたが、ニッキー・クロスがゴミ箱の蓋を振り回して全員を排除し咆哮を上げた。
ナタリヤ姐さん以外は全員がNXT出身でほとんど同窓会だった。


フォーガットン・サンズ(ウェズリー・ブレイク&スティーブ・カトラー) ×-◯ バイキング・レイダース(エリック&アイバー)
(バイキング・エクスペリエンス)

あっという間にRAWタッグ王者を制したレイダースが凱旋。秒殺決着かと思われたがサンズは粘りを見せると、先のリバイバルのように特に因縁も無いのに大熱戦を繰り広げ、レイダースを何度もニアフォールに追い込む。ジャクソン・ライカーが退場宣告されてからも健闘したが、最後は必殺ツープラトンでカトラーがエリックにフォールされた。


ラダー戦
ドミニク・ダイジャコビッチ ×-◯ アダム・コール

先週の女子ラダー戦と同じく、ウォー・ゲームズ戦のアドバンテージ権利書を奪い合う。
加減を知らないらしいダイジャコビッチはちょっと見たこと無い勢いのチョークスラムで叩きつけたり、コールを何度もラダーの上で弾ませる。
コールはラダー上段からのパナマサンライズで反撃するも、すぐさまフィースト・ユア・アイズを返されたが、序盤にスーパーキックで負傷させておいた右膝を痛め、ダイジャコビッチはラダーを登れない。
最後は二人が同時にアタッシェケースをつかんだが、コールはケースで殴りつけてダイジャコビッチを別のラダーへ落下させ、権利書を手に入れた。

アンディスピューテッド・エラの面々が祝福に現れると、RAW、スマックダウン軍が集結し大乱闘が始まる。キース・リーとアイバーがトペ・コンヒーロで全員をなぎ倒すと、巻き込まれずにいたコールが勝ち誇るが、そこへ初代NXT王者のセス・ロリンズが現れ、現NXT王者コールを一蹴。さらにカーブストンプを狙うが、番組対抗戦でNXT軍のリーダーを務めるトマソ・チャンパが登場し、とりあえずコールにニーパットでとどめを刺すと、リングに上がりロリンズと殴り合い、収拾のつかないまま放送終了となった。
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11/13のNXT #534  謎の人脈が急に明らかに

2020年02月02日 | 今週のNXT
NXTクルーザー級王座戦
リオ・ラッシュ ◯-× エンジェル・ガルザ
(ファイナルアワー→ロープブレイク見逃し)防衛成功

両雄は挑発を織り交ぜながら高速で独創的な技を応酬し、客席の支持を二分させる。
ガルザは初披露の雪崩式ムーンサルト・パワースラムと、必殺のリバース・ババ・ボムを返されると、雪崩式を狙うが、ラッシュは頭突きで反撃し、ボディシザース式のハリケーンラナで投げ飛ばす。
ファイナルアワー(マッドスプラッシュ)は返されてしまうが、ロープをつかみ立ち上がろうとするガルザに二発目をお見舞いすると、ガルザはロープに足を掛けていたもののレフェリーはそれを見逃し、3カウントが叩かれた。


ザイア・リー ◯-× アリーヤ
(後ろ回し蹴り)

前回全く何もできずザイアに完敗したアリーヤはヴァネッサ・ボーンの乱入や髪つかみ、ロープ悪用で活路を見出そうとするが奏功せず、やたらと胸に打撃を集中され、あっさりと蹴り倒された。


・マット・リドルの報復

フィン・ベイラーが現れ話しているとリドルが背後から襲撃し、客席へと蹴り飛ばした。
そこへアンディスピューテッド・エラが絡んでくるがトマソ・チャンパとキース・リーが駆けつけ、リーがロデリック・ストロングに対戦を要求した。


キース・リー ◯-× ロデリック・ストロング
(スーパーノヴァ)

怪力のストロングもリーの巨体を担ぐのは容易では無いと見え、打撃中心で攻め徐々に体力を削っていく。リーはパワーで対抗し、ストロングの飛び技をはたき落としていくが、ついにスーパープレックスで投げられてしまう。
しかしフォールは許さず、ストロングホールドもはねのけるとエラの4人が現れるがチャンパとリドルがあっという間に排除。リドルがフィンに襲われたのに気を取られオリンピックスラムは浴びたものの、すぐに立ち直りスーパーノヴァでストロングを仕留めた。

すかさずエラが疲弊したリーに襲いかかったが、ドミニク・ダイジャコビッチが駆けつけ一掃し、ライバルのリーと握手を交わした。


アイザイア・スコット ◯-× ブロンソン・リード
(ブラックマジック)

リードはWWEでは禁止技(※アンダーテイカー除く)のツームストーン・パイルドライバーをよりによって雪崩式で出そうとしたり、厳密には禁止技のはずのビーチブレイクを喰らわせる。
スコットは前の試合のストロングのように打撃で削って行き、最後は掛かるわけのないサンセットフリップで自爆を誘うと、ブラックマジックというか背後から掛けてるからただのローリングソバットで仕留めた。

試合後にはやはり前の試合のように握手を交わした。


ピート・ダン --- キリアン・デイン
(ダミアン・プリーストの乱入により不成立)

入場しようとしたデインをプリーストが襲い、ダンも参戦し殴り合う。
だがプリーストはデインを階段に叩きつけ、スタッフに止められ身動きの取れないダンを竜巻蹴りで一蹴。
そして場外の一同へスタッフをクルーシフィックス・ボムで投げつけ、さらにノータッチのトペ・コンヒーロでダンとデインをなぎ倒した。


ラダー戦
ミア・イム ×-◯ 紫雷イオ

NXTでは女子初となるラダー戦。今回は天井から吊るされた、ウォー・ゲームズ戦のアドバンテージ権利書の入ったアタッシェケースを先に獲ったほうが勝利となる。
前半はイオがラダーへのブレーンバスターやベリートゥベリーを受けるが、後半はミアがハードバンプを請け負う。
ラダーを担いだミアへイオがスワンダイブ式のミサイルキックを浴びせると、ラダーが顔面に直撃し、女子では稀な流血沙汰に。ミアが止血される中、イオも着地の際に左手を痛めた素振りでラダーを組み立てるのに時間を掛ける。
ようやく登り始めると止血を終えたミアが雑に落とし、せっかくクリーンファイトしようと時間を稼いだのに雑に落としてんじゃねえよとイオは激怒し、ジャーマンで投棄すると苦労して立てたラダーを蹴倒す。そして場外に落ちたミアと、特に親交はないがなぜか介抱に現れたダコタ・カイにムーンサルトアタックを見舞う。
しかしダコタはすぐに立ち直り、イオにライガーボムで報復。ミアが勝利をつかむかと思われたが、NXT UK女子王者のケイ・リー・レイが突如として現れ、ラダー頂上のミアを場外に立て掛けられていた別のラダーへ落下させてしまう。そしてイオを助け起こして権利書を獲らせた。

ミアを助けたダコタといい、イオを助けたケイといい、謎の人脈が急に明かされ、いつの間にやらビアンカ・ブレアも祝福に登場。さらにウォー・ゲームズ戦をともに戦うシェイナ・ベイズラーもイオに拍手を送るが、スマックダウンでシェイナに襲われたベイリーに背後から襲われ、ベルトに頭を突っ込まされてしまった。
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11/6のNXT #533  バレットクラブ大集合

2020年01月30日 | 今週のNXT
・AJスタイルズが乱入

番組対抗PPVのサバイバー・シリーズを控え、ロウ所属のAJスタイルズ、ルーク・ギャローズ、カール・アンダーソンがNXTへ侵攻。アンディスピューテッド・エラやスタッフを襲いながらリングに上がり挑発すると、トマソ・チャンパ、マット・リドル、キース・リーが現れ対戦を要求した。


ピート・ダン ◯-× ダミアン・プリースト
(腕ひしぎ十字固め)

手を何度も踏まれたプリーストはパワーボムをタッグロープをつかんでこらえ、逆襲に転じる。
ダンは強烈な打撃と、発生の早い弱攻撃を織り交ぜてカウンターを合わせていくが、クローズラインを被弾して一回転。勝利を確信したプリーストは弓を射るポーズをするが、うかつに近づいてしまいその指をつかまれる。ロープに逃げ急所蹴りを狙ったが、前回の対戦で喰らったダンには見切られており、逆に急所を蹴り上げられる。
そして指裂きからの腕ひしぎ十字固めでタップし、NXT初黒星を付けられた。

その後、キリアン・デインが現れプリーストとダンをまとめて蹴散らしてしまった。


サンタナ・ギャレット ×-◯ タイナラ
(変型イートディフィート)

何度もゲスト参戦していたインディーの女王サンタナが正式契約。当然のようにデビュー戦と紹介される。
だがタイナラが巴投げや一本背負いなど柔道技で主導権を握り続け、サンタナの側転エルボーは浴びたものの、ハンドスプリング・ムーンサルトは回避し、腕をつかみ引き付けながら蹴りを浴びせる変型カミゴェかイートディフィートのような新技で沈め、デビュー戦(?)を飾らせなかった。


ダコタ・カイ ×-◯ シェイナ・ベイズラー
(キリフダクラッチ)

シェイナはダコタの古傷の残る右足を狙うが、ダコタはその右足で得意の蹴り技を返していく。
雪崩式ガットレンチスープレックスに耐え、キリフダクラッチも即座に丸め込みに切り返したが、たぶん初披露のロープに振ってのカウンター式のキリフダクラッチに捕らえられ、あえなくタップした。

その後シェイナはお供二人とともにダコタを襲うが、ウォー・ゲームズ戦に出場する面々が現れ乱闘に。そこへミア・イムが竹刀持参で駆けつけシェイナ軍を追い返した。


・NXTがロウ・スマックダウンを席巻

サバイバー・シリーズへ向けNXT勢がロウやスマックダウンへ侵攻する様子が流された。
なお番組内では言及されなかったがストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード)は10/11にロウへ移籍している。
NXTが第三ブランドとなった今や一軍昇格ではないが、最古参で歴代最長の6年掛けてロウへ上ったドーキンスにとっては特別な意味合いがあっただろう。


クルーザー級王座挑戦権争奪戦
エンジェル・ガルザ ◯-× トニー・ニース
(リバース・ババ・ボム)

ニースは雪崩式サンセットフリップを狙うが、ガルザの脱ぎかけのロングタイツを引き抜くだけに終わって自爆。このタイツをめぐる攻防は毎回面白い。
ニースはガルザのツームストンパイルドライバーの態勢から腹を両膝の上に落とす、そのうちフィニッシャーになりそうな新技を被弾するが、トップロープから落とし、場外DDTから450スプラッシュにつなげるも、ロープに逃げられる。
それで勝機を逸し、最後はブレイクアウト・トーナメント一回戦以来となるリバース・ババ・ボムでガルザが挑戦権を獲得した。

そして余裕綽々で握手を要求するリオ・ラッシュに強烈なビンタを喰らわせ、笑顔で去っていった。


アイザイア・スコット ×-◯ ドミニク・ダイジャコビッチ
(フィースト・ユア・アイズ)

スコットは一発目のフィースト・ユア・アイズをスクールボーイに切り返し、すさまじい音を立てるキックを連発。串刺しDDTやリバース・フランケンシュタイナーなど大技を次々と決めるが、キース・リーとの連戦で鍛え上げられたダイジャコビッチの体力は削り切れず。
二発目のフィースト・ユア・アイズを被弾し力尽きた。


トマソ・チャンパ&マット・リドル&キース・リー △-△ THE OC(AJスタイルズ&ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン)
(レフェリー負傷によりノーコンテスト)

THE OCはメンバーはもちろんのことロゴに漢字で「倶楽部」と書かれバレットクラブの血統をアピールしている。
反則攻撃をきっかけにチャンパが長時間つかまるが、出番の無かったリドルに交代すると一人でTHE OCを蹴散らす。だが乱戦からキース・リーがパウンスで激突したスタイルズがレフェリーを巻き添えにしピンポン玉のように吹っ飛ばしてしまう。
レフェリー決死のハードバンプに客席からもホーリーシットの喝采が上がる中、チャンパがスタイルズをエンジェル・ウイングスの態勢に捕らえるが、そこへバレットクラブ旧メンバーのフィン・ベイラーが現れ、気を取られたチャンパはオーバーヘッドを浴びる。
フィンはリドルをブラディ・サンデーで排除し、スタイルズとポーズを交わし、スタイルズはとどめのスタイルズクラッシュに入ろうとするが、冒頭に仲間を襲われたアダム・コールが報復に現れスタイルズをスーパーキックで一蹴。
ついでにチャンパにラストショットを浴びせると、いちおうバレットクラブ同士だけど入れ違いのフィンとにらみ合うでもなく、微妙な視線を交わした。
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10/30のNXT #532  女子初のウォー・ゲームズ戦へ

2020年01月29日 | 今週のNXT
キャンディス・レラエ ×-◯ 紫雷イオ
(ライオンサルト自爆)

イオはイロモノバンドの生演奏を背に登場。
序盤からトペの応酬、ロープに首を絡めてのネックブリーカー、雪崩式コードブリーカーが飛び交う。
苦戦するイオは業を煮やしてイスを持ち出すがレフェリーに奪い取られ、抗議する隙にキャンディスはフルネルソンからパーフェクトショットにつなげる新技を披露するがフォールには至らず。
イオはとどめのライオンサルトをかわしてリングに残っていたイスの上に自爆させ、逆転勝利した。

なおもキャンディスを襲いイスで殴ろうとしたが、リア・リプリーが駆けつけイオを蹴り飛ばした。


・フィン・ベイラーが語る

先週ジョニー・ガルガノを不意打ちしたフィンが、テーマ曲に合わせて手を広げるアピールをせず、仁王立ちで不敵に笑いながら登場。ガルガノを挑発した。


ブロンソン・リード ◯-× シェイン・ソーン
(スプラッシュ)

元チームメンバーで遠慮のない両雄は、チョップ合戦で胸を腫れ上がらせ、投げ捨てジャーマンやビーチブレイクで頭から落とす。
最後は雪崩式フランケンシュタイナーを狙い飛び上がったソーンを突き落とし、リードが説得力抜群のスプラッシュで押しつぶした。


NXT女子タッグ王座戦
カブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン) ◯-× ダコタ・カイ&ティーガン・ノックス
(インセインエルボー)防衛成功

アスカがダコタの右足をロープに絡めながらドラゴンスクリューでねじり、王者組は左足を攻める。あれ? 間違えてない?
結果的に両足を痛めたダコタは長時間に渡りいたぶられるが、粘りを見せてティーガンに交代。ティーガンは王者組を一人で蹴散らすが、アスカに必殺のシャイニングウィザードをキャッチされ裏膝十字固めに切り返されてしまう。
自力で脱出し、少し休んだダコタに交代したが、アスカはレフェリーの目を盗んでグリーンミストを吹き付けた上に上段蹴りを叩き込み、カイリがインセインエルボーでとどめを刺した。

その後シェイナ・ベイズラーが一味を引き連れダコタ組を襲撃。リア・リプリーが第一試合に続き救援に現れるが、紫雷イオに背後から襲われると、ビアンカ・ブレア、キャンディス・レラエも乱入し全員で殴り合い収拾がつかなくなる。
そこへGMのウィリアム・リーガル卿が現れ、察しのいい観客の要求通り、ウォー・ゲームズ戦で決着をつけろと命じた。


タイラー・ベイト ×-◯ キャメロン・グライムス
(ダブルフットスタンプ)

ベイトは多彩な技でグライムスを翻弄。グライムスはパワーで対抗するが怪力ではむしろベイトのほうが上なので圧倒される。
しかし客席に現れたキリアン・デインにベイトは気を取られ、リングに上ったところをダブルフットスタンプで踏み抜かれた。


マット・リドル&キース・リー ×-◯ アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ)
(ハイ・ロー)

エラはルールを無視して二人がかりでリーを襲うが普通に蹴散らされ、危うくリドルのジャックハマーで秒殺されかける。
リーに全然技を掛けられないのでリドルに狙いを定めるが仕留めきれず、交代を許すとまたリーに次々吹っ飛ばされる。チームの危機に現れたアダム・コールとロデリック・ストロングもあっさり排除されるが、リーが増援を片付けている隙にフィッシュのハイキックとオライリーの水面蹴りで挟み撃ちし勝ちを拾った。

エラはなおもリドルとリーを襲うが、ライバルのフィンとガルガノが抗争に回ってくれてNXT王座戦が転がり込んできそうなトマソ・チャンパが大張り切りで駆けつけ、松葉杖で排除した。
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10/23のNXT #531  悪魔王子の裏切り

2020年01月26日 | 今週のNXT
リア・リプリー ◯-× ビアンカ・ブレア
(リップタイド)

ビアンカは体格で勝るリアにも劣らないパワーで正面から対抗。
リアはアリーヤを仕留めたヒールホールドに捕らえるがロープへ逃げられる。
先週リアに絡まれた紫雷イオが終盤に襲撃するも、キャンディス・レラエに速やかに排除され、態勢を立て直したリアが必殺技でビアンカを沈めた。


マット・リドル ◯-× キャメロン・グライムス
(ブロデリック)

前半はリドルが打撃とジャックハマー、GTSら他人の技で攻め、後半はグライムスがカウンターを合わせて行く。
最後は一回転して落とすパワースラムをカウント2.9で返したリドルが、とどめのダブルフットスタンプを受け止めてパワーボムで落とし、ブロデリックと名付けられたゴッチ式ドライバーで仕留めた。

リドルはグータッチを求めたがグライムスは拒否し、客席にいたタイラー・ベイトを突き飛ばし八つ当たりすると、殴り倒された。


ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ)&アイザイア・スコット ◯-× フォーガットン・サンズ(ジャクソン・ライカー&ウェズリー・ブレイク&スティーブ・カトラー)
(ブラックマジック)

トップガンのトム・クルーズに扮したブリーザンゴは相棒にロデリック・ストロングを苦しめたスコットを指名。
いいところ無くブレイクの雪崩式フランケンシュタイナーから他二人のダイビングヘッドバットにつなげるツープラトンを喰らうがカットしてもらうと、エプロンにいるライカーの胸を踏み台にしての場外へのムーンサルトアタックを披露。
最後はまたもツープラトンに捕らえられかけるもファンダンゴに崩してもらい、ブレイクにロウ・キーのブラックマジックを浴びせ初勝利を上げた。


ジャック・ギャラハー ×-◯ エンジェル・ガルザ
(ライオンサルト)

205ライブとの実質的合併により、同所属のギャラハーが2017年4月以来の登場。
連続のクルーシフィックスや長滞空ブレーンバスターで客席を沸かせたが、ガルザがライオンサルトで顔面を押しつぶし、ゲスト解説のクルーザー級王者リオ・ラッシュに実力をアピールした。


女子タッグ王座挑戦権争奪戦
ティーガン・ノックス&ダコタ・カイ ◯-× ジェサミン・デューク&マリナ・シャフィール
(シャイニングウィザード)

ジェサミンが隙を見せたダコタに開幕ビッグブートを浴びせペースを握る。
しかしダコタをあっさり逃してしまうと交代したティーガンが二人を次々となぎ倒し、一気にジェサミンを仕留めNXTデビュー2戦目でタイトル戦にこぎ着けた。

そしてモニターに女子タッグ王者カブキ・ウォリアーズのアスカ&カイリ・セインが現れ「無理無理ww」と日本語でさんざんあざ笑った末に「Next Week No Chance」と英語で親切に来週対戦だと教えてくれた。


NXT北米王座三つ巴戦
◯ ロデリック・ストロング × キース・リー ドミニク・ダイジャコビッチ
(ショットガンキック)防衛成功

ストロングは基本的に場外に待機し巨漢同士の戦いを見守り、隙をついて不意打ちするが、そのたびにリング下に追い出される。
しかしトップロープ上の攻防に割り込みようやく仲間に入れてもらうと、いかにストロングが派手に吹っ飛ぶ技を掛けるかという遊びと、いかにストロングが怪力で巨漢を綺麗に投げるかの争いが繰り広げられる。
後半、フィースト・ユア・アイズからリーのパウンスにつなげる3日は倒れてそうな必殺技コンボを浴びてストロングが場外で大の字になり、リーとダイジャコビッチのNXT名勝負数え唄が始まるが、リーがダイジャコビッチへノータッチ・トペ・コンヒーロから雪崩式パワーボムを喰らわせた次の瞬間、ストロングが不意打ちのショットガンキックを叩き込み、ベルトを守り抜いた。

さらにアンディスピューテッド・エラが現れリーに追い打ちし勝ち誇っていると、トマソ・チャンパ、ジョニー・ガルガノ、フィン・ベイラーが次々と現れ対峙。
しかしフィンがガルガノに不意打ちし、さらにフェンスとスタッフごとジョン・ウーで吹き飛ばし、とどめに床直下のブラディ・サンデーで叩きつけヒールターンしてしまった。
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10/16のNXT #530  ポゼッション9:1だったけど

2020年01月25日 | 今週のNXT
トマソ・チャンパ ◯-× エンジェル・ガルザ
(スパイクDDT)

復帰戦のチャンパは故障明けの首を痛がる素振りでガルザを場外へおびき寄せ、フェンスや階段に叩きつける。
トップロープに上がった所を狙われ、空中技を立て続けに浴びたが、ガルザに脱いだロングタイツを投げつけられると怒りで目を覚まし、タイツを踏みにじり、コーナーに引っ掛けて膝蹴りも浴びせると、ガルザ本体にはスパイクDDTを喰らわせ快勝した。

その後、アンディスピューテッド・エラが現れたが、チャンパが椅子と松葉杖を用意して待ち構えると、何もせず帰っていった。
だがステージ裏ではベルベティーン・ドリームがエラに襲われ、長期欠場に追い込まれてしまった。


オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ×-◯ インペリウム(ファビアン・アイクナー&マーセル・バーセル)
(パワーボム+フライング・ヨーロピアンアッパーカット)

バーチとローキャンが順々に捕まり、バーセルのトペでバーチが排除されると、ローキャンはアイクナーの三角飛びムーンサルトを返すなど粘りを見せたが、ツープラトンを連続で浴びて力尽きた。


カイデン・カーター ×-◯ 紫雷イオ
(ムーンサルトプレス)

衣装のカラーリングが完全にかぶったカイデンはイオをも上回る身体能力を見せる。
しかしカサドーラをジャーマンに切り返されると、高速のムーンサルトプレスで押しつぶされた。

その後、イオが話しているとリア・リプリーが現れ挑発。
イオは日本語でまくしたて「覚えとけよこんにゃろー」と吐き捨て去っていった。


NXT北米王座挑戦権争奪戦
キース・リー △-△ ドミニク・ダイジャコビッチ
(ロデリック・ストロングの乱入によりノーコンテスト)

ベルベティーンの負傷に伴い来週に予定されていた北米王座戦は白紙となり、この試合に挑戦権が賭けられた。
リーはダイジャコビッチの左腕を、ダイジャコビッチはリーの顔面を集中攻撃。
リーはトップロープからのスプラッシュで左腕を破壊し、高角度のライガーボムで投げ捨てるが、ダイジャコビッチはとっさに場外へ逃げてフォールを逃れる。
ダイジャコビッチは打撃を返し、リーの巨体を肩車するもリバースフランケンシュタイナーに切り返される。リーはとどめの雪崩式技を狙うが、そこへロデリック・ストロングが乱入し、試合をぶち壊してしまった。

だがGMのウィリアム・リーガル卿は激怒し、ストロングの北米王座にリーとダイジャコビッチの両者を挑戦させると命じた。


マット・リドル ◯-× ブロンソン・リード
(ゴッチ式ドライバー)

リドルはリードの10倍近い技を繰り出し、巨体を物ともせず何度もぶん投げ、体力を削り切った。

試合後にはグータッチを交わし(ポゼッション9:1だったけど)健闘を称え合った。


ティーガン・ノックス ◯-× タイナラ
(シャイニングウィザード)

メイ・ヤング・クラシックに参戦するも試合中に重傷を負い1年間の欠場を強いられたティーガンがNXTデビュー。英国出身ということもあり、先にNXT UKでデビュー戦は済ませている。
タイナラの背負い投げや巴投げに苦しめられたが、ヘッドバッドやチョークスラムで反撃に出ると、プランチャで押しつぶし、シャイニングウィザードでとどめを刺した。

友人のダコタ・カイが祝福に駆けつけたが、シェイナ・ベイズラーがお供を引き連れて現れ、水を差した。


ボア ×-◯ キリアン・デイン
(ガルガノ・エスケープ)

理不尽に襲われた恨みを晴らそうとボアは蹴りを連発するが、場外に逃げたデインを追撃するもクロスボディで返り討ちに遭い、ベイダーボムで押しつぶされ、ガルガノ・エスケープの紛い物みたいな技でギブアップした。


ピート・ダン ×-◯ ダミアン・プリースト
(ローブロー→ローリングカッター)

ダンは入場中にデインに絡まれるが指折りをお見舞い。レフェリーに囲まれデインはバックステージへ帰された。
なんでもできる両雄は強烈な打撃から空中技まで繰り出し合う。
これまで強敵と当たらなかったプリーストは温存していた雪崩式フランケンシュタイナーや、セカンドロープに足を掛けてのサマーソルトプランチャなどを披露。ダンは指折り、腕ねじりを交えつつ反撃するが、最後はレフェリーの隙をついたプリーストが急所蹴りを喰らわせ、必殺技でとどめを刺した。
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10/9のNXT #529  KUSHIDA VS ガチャピン

2020年01月24日 | 今週のNXT
NXTクルーザー級王座戦
ドリュー・グラック ×-◯ リオ・ラッシュ
(マッドスプラッシュ)王座奪取

なおクルーザー級王座はNXTの管轄になり、クルーザー級番組の205ライブも実質的にNXTと統合された模様。
グラックの開幕ジョン・ウーをかわしたラッシュは、スタンディングのスパニッシュフライをいきなり浴びせるが秒殺決着には至らず。
グラックはトップロープのラッシュをドロップキックで撃墜しスタッフ2人の上に落としたり、スタナーをドラゴンスリーパーに切り返したりと終始優勢に進めるが、必殺のトーチャーラックネックブリーカーがロープに近すぎて逃げられたのが運の尽き、スタナーを決められるとマッドスプラッシュで仕留められた。

NXT復帰2戦目でタイトルを獲得したラッシュを、GMのウィリアム・リーガル卿が祝福しベルトを腰に巻くと、グラックはそれを強引に奪ってしまう。ブーイングが浴びせられるが、すぐにベルトを返し、激励してから帰っていった。


リア・リプリー ◯-× アリーヤ
(ヒールホールド)

ザイア・リーに何もできず完敗したアリーヤは今回も背中を引っ掻いただけに終わり、リアに怪力でヒールホールドのまま持ち上げられ振り回された挙げ句に顔面から落とされ、なおも絞り上げられるとたまらずタップした。


ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ) ×-◯ フォーガットン・サンズ(ウェズリー・ブレイク&スティーブ・カトラー)
(メモリー・リメインズ)

ブリーザンゴは道路工事の作業員に扮して登場。本来の相手はエヴァーライズだったが、ジャクソン・ライカーが倒れた二人を担いで現れ、サンズに変更され普通に試合が始まる。
ブリーザンゴは必殺ツープラトンから逃げられると、ライカーにレフェリーの隙をついてブリーズを鉄柱にぶつけて排除され、ファンダンゴがライカーをトペ・コンヒーロで倒したものの、ブレイクのトペを喰らってしまい、リングに上げられメモリー・リメインズ(ブレイクのリバースDDT+カトラーのダイビングフットスタンプ)に沈められた。


ボア ×-◯ キャメロン・グライムス
(ダブルフットスタンプ秒殺)

グライムスは場外を指差して注意を引いた隙にダブルフットスタンプで踏み潰し、またも秒殺勝利を上げた。

そしてグライムスに呼ばれたように現れたキリアン・デインが、ボアを襲い実況席に叩きつけた。


アイザイア・スコット ×-◯ ロデリック・ストロング
(ストロングホールド)

ブレイクアウト・トーナメント一回戦で敗退して以来の登場となるスコットは、ローリングソバットで顔面を蹴ったり、驚異的な身体能力で翻弄。ストロングは強烈すぎる逆水平チョップを返し、スコットは鋭いキックと、ランディ・オートンをほうふつとさせる猫パンチで応戦。
終盤にはスコットが一方的に攻め続けたストロングは追い込まれたが、アンディスピューテッド・エラの面々が激励に現れると、気を取られたスコットに膝蹴り→ショットガンキック→エンド・オブ・ハートエイクと畳み掛け、ストロングホールドと名付けられたボストンクラブというかウォール・オブ・ジェリコで辛くも勝利を上げた。

小ずるく勝ちを拾ったエラが話していると、ベルベティーン・ドリームが現れストロングの自撮り(?)の裸を公開し、さらにトマソ・チャンパが凶器の松葉杖持参で現れ、挑発した。


ダコタ・カイ ×-◯ ビアンカ・ブレア
(TOD)

ダコタは負傷欠場中に増やしてきた技を次々と披露するが仕留めきれず、ビアンカの怪力に捕らわれ投げ捨てられた。


KUSHIDA ×-◯ ウォルター
(ショートレンジラリアット)

KUSHIDAは一回りでかいウォルターに子供扱いされると、グラウンドテクニックで翻弄してやり返す。しかしスワンダイブを足を滑らせて失敗し、ブートを浴びてしまう。
この体格差では単純な打撃や基礎の投げ技でも威力は段違いで、KUSHIDAはサイズに関係なく効く技を探すように手数を繰り出していくが、ダメージ総量は変わらなさそう。
起死回生の雪崩式ホバーボードロックも巨体を利してロープに逃げられると、ジョン・ウーからのパワーボムは返したものの、ショートレンジラリアットでついに力尽きた。
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10/2のNXT #528  ウェンズデー・ナイト・ウォーズ

2020年01月22日 | 今週のNXT
NXT王座戦
アダム・コール ◯-× マット・リドル
(ラストショット)防衛成功

本日からAEWのレギュラー放送が開始とあり、NXT王座戦を第一試合に持ってきた。
明らかに裏番組を意識し序盤から飛ばして大技を連発し合い、持ち技を出し尽くす勢いで激闘を繰り広げる。
最後はフジワラアームバーを脱出したコールが謎の袈裟斬りチョップでひるませ、後頭部にラストショットを叩き込みベルトを守り抜いた。

試合後、ユニバーサル王座を制しWWEの頂点を極めたフィン・ベイラーが電撃復帰し、NXT王座への意欲を見せた。


ミア・イム ×-◯ 紫雷イオ
(ムーンサルトプレス)

ミアのこれまでのベストバウトで、長尺に見合った激戦が繰り広げられ、CM中に喰らったプロテクト・ヤ・ネックも耐え抜いたイオがムーンサルトプレスで辛勝した。


ジョニー・ガルガノ ◯-× シェイン・ソーン
(シャーク・イン・ザ・ウォーター)

ソーンはガルガノ対策を十分に練ってきて、得意技に的確なカウンターを合わせていく。
ガルガノはカウンターと蹴り技に手を焼くも、多少の技は封じられても引き出しは多く、最後はリバース・フランケンシュタイナーで脳天を突き刺し、一人シャーク・イン・ザ・ウォーターで蹴り抜いた。


NXT女子王座戦
シェイナ・ベイズラー ◯-× キャンディス・レラエ
(キリフダクラッチ)防衛成功

シェイナはキャンディスの左腕を階段に蹴りつけると、じっくり腕攻めを展開しようとするが、逆にエプロンへパーフェクトショットで叩きつけられ、トペの3連発を追い撃ちされる。
シェイナは雪崩式サイドスープレックスからチョップブロックで左脚も負傷させるも、とどめのキリフダクラッチを掟破りのキリフダクラッチに切り返される。
キャンディスはキリフダクラッチへのカウンターを十分に用意しており、その後も雪崩式ネックブリーカーや丸め込みにすぐさま返していくが、ライオンサルトを回避されついに捕らえられてしまい、力尽きた。


ピート・ダン ◯-× ダニー・バーチ
(ビターエンド)

特に何の因縁もないがガチおじさんの二人は強烈な打撃でしばき合う。
つなぎ技の膝蹴りが恐ろしい音を立てたり、危険すぎる延髄へのヘッドバッドが普通に飛び交い、最後はダンが指折りから久々にビターエンドを浴びせて勝利した。

だがその後、照明が落ちて背後からダミアン・プリーストに襲われてしまった。


NXTタッグ王座戦
アンディスピューテッド・エラ(カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ) ◯-× ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード)
(ハイ・ロー)防衛成功

プロフィッツはラッパーのワーレイがテーマ曲を生歌唱しながら登場。
エラは長時間にわたり孤立させたフォードに逃げられるが、ドーキンスの左足を負傷させることに成功。しかし相棒が痛めつけられている間に回復したフォードがトペ・コンヒーロで三人まとめてなぎ倒し、トップロープに登る。
そこへロデリック・ストロングが妨害に現れ、秒で排除されたもののとどめのフロッグスプラッシュには間に合わず、トップロープから降ろされ、フィッシュのドライビング・エルボーとオライリーの水面蹴りに挟み撃ちされ、王座奪回を逃した。

その後、アダム・コールも現れチームメイトを祝福したが、トマソ・チャンパが首の故障から電撃復帰し、コールをにらみつけた。
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9/25のNXT #527  小さな奇跡

2020年01月19日 | 今週のNXT
キース・リー ◯-× ドミニク・ダイジャコビッチ
(スーパーノヴァ)

好評を博した試合の再戦。
リーはトルジーニョやムーンサルトプレスで空爆し、ダイジャコビッチは雪崩式サンセットフリップからムーンサルトプレスをお見舞い。しかしリーは体固めをそのまま持ち上げるとスーパーノヴァで叩きつけ、対戦成績を1勝1敗1分のイーブンとした。


ダコタ・カイ ◯-× タイナラ
(GTK)

負傷欠場していたダコタの復帰戦。
ブートで蹴り倒すといきなり空中技を狙うが、タイナラに蹴り落とされる。
だが得意の蹴り技で反撃に出ると、新必殺技のGTSならぬGTKで勝利した。いちおう逆の膝で蹴るアレンジはされていたが、マット・リドルのGTSと全くの同型だった。


NXT王座挑戦権争奪ストリートファイト
マット・リドル ◯-× キリアン・デイン
(フジワラアームバー)

前回の乱闘後、ウィリアム・リーガルGMは再戦を命じ、そこにNXT王座挑戦権を賭けたとのこと。
中盤まではクリーンに試合をし、デインのトペを機に場外へ出ると壁を突き破りながらのクロスボディ、テーブル直下セントーン、イスを持たせての膝蹴りと凶器が舞う。
リドルが竹刀をフルスイングで投げつけたら、跳ね返った竹刀がちょうど手に戻ってくる奇跡も起こり、運に恵まれた勢いに乗り、フジワラアームバー(脇固め)で絞り上げてデインをタップさせた。

試合後、NXT王者アダム・コールが挑発に現れたが、すかさずフジワラアームバーに捕らえてタップさせ、前哨戦も制した。


リア・リプリー ◯-× カイデン・カーター
(リップタイド)

カイデンはレイシー・レーンの名でデビューしたが改名して出直し。レイシー・エヴァンスがいるし。
ロープの反動を利用してルチャドールばりの空中技を連発しリアを追い込んだが、パワー殺法で動きを止められ、シットダウン式パンプハンドルスラムの必殺技で沈められた。


オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ◯-× エヴァーライズ(チェイス・パーカー&マット・マーテル)
(合体DDT)

チーム名が付けられたパーカー組は今回はホモを匂わせず。あれは本当にNXTデビューを喜んでいただけかもしれない。
技もファイトスタイルも連携も極めて普通で特徴がなく、ローキャンを孤立させて攻め立てたが、バーチに交代されると二人まとめて片付けられ、マーテルがローキャンにフォールされた。


ラウル・メンドーサ ×-◯ キャメロン・グライムス
(ダブルフットスタンプ)

2週前に戦ったばかりなのに再戦。グライムスは先週のショーン・マルタのように秒殺を狙うが、メンドーサはその下をかいくぐる。
メンドーサは一度は捕獲され一方的に攻められながらも、レッグラリアートから反撃に出ると空中技を連発。しかし一瞬の隙をついて踏み潰され、グライムスに連敗を喫した。


KUSHIDA&ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ) ◯-× インペリウム(アレクサンダー・ウルフ&ファビアン・アイクナー&マーセル・バーセル)
(後方回転エビ固め)

インペリウムはNXT UK所属だが、NXTでもおなじみの面々。ウルフは一軍昇格するもSAnitY解散に伴いNXT UKに移籍し、インペリウムに加わっている。
なお試合開始まで伏せられていたKUSHIDAのパートナーはブリーザンゴで、あまり伏せる意味はなかった。
ブリーズが孤立し試合時間のほとんどリンチされるが、ファンダンゴとの交代にこぎ着けるとペースを取り返してKUSHIDAにつなぎ、バーセルを丸め込んで勝利を上げた。

だが勝ち誇っていたKUSHIDAはインペリウムを率いるウォルターに背後から蹴り倒されてしまった。
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