遠藤こどもクリニックは小平市の小児科アレルギー科のクリニックです。こども達の近くにいる診療を心がけています。

腰痛とメタボからの脱却とアンチエイジングを決意した65歳体育会系小児科医の日記

家族の会話

2010年11月08日 | 日記
長男は初めての子育て
だったので、今思えば
試行錯誤、言い換えれば
お試しです

自分が出来なかった
ピアノや水泳を習わせ
ました

その中で、本人が好きな
ことを選び、続けてくれ
ればいいと思いました

ピアノは嫌々続け練習せず
そのせいかカラオケ嫌いです

水泳は、メドレー出来たも
のに、今は見る影もあり
ません

少年野球も一緒にしました
得意分野だったので
正直スパルタでした

最近は無理やりゴルフに
付き合わせています
迷惑で可哀想な話です


次男が子育ての本番と
言ったら長男が可哀想だ
けれど、一部本当です

長男をみているから、
ピアノは嫌がり、通わせ
ないし、水泳の日は泣い
て逃げるから、早めに
やめました


ちなみに、遠藤家男子で
現役合格は次男だけです
だから、威張っています


性格の優しい次男には
浪人は向かないから、
親の経験も、長男の経験
の経験も、すべて次男に
伝えました

心配性の次男は、講習の
クラス選びに3日悩み
長男に相談、更に3日
悩んで決めました
結局1週間悩みました

兄に習い、予備校の
自習室が閉まるまで
毎日一年間残りました
やることはやってました

結果幸い2つの大学に
合格しました

どちらに進むかも、親と
本人の意見は違った
けれど、長男のアドバイス
で進学先を決めました
アドバイスに従い良かった
と言っています


最初は急に開放され、
年齢も様々な同級生との
学生生活に戸惑っている
ようでしたが、アパート
住まいに慣れ、楽しく
なるとなかなか帰って
きません

そんな次男と出不精の
長男と久しぶりに家族
みんなで外食する機会が
ありました

受験の話になって次男は

『家族みんなが、特に
お兄様が協力してくれた
から受かった
でも一番頑張った
僕が金メダルで、
協力してくれたみんなは
銀メダル』

最近は勉強を教わる時と
ものを頼む時に、様を着
けるズルい次男です

そうなのは真実だけれど
あまり自分から喋らない
長男が

『父親も母親も医療関係
俺も同じ道を進むような
そんな環境にいたから
お前が、今の環境に
居られることも真実

全然違う職種の両親で
俺も違う職種にいこうと
してたら、お前は医学部
に進んだと思う?
そんな環境に感謝を
すべきだと思う』

口数の少ない長男が
そんな話をするとは思い
もよりませんでした

初めてしてくれた説教を
聞いて、大人になって
くれたと、正直驚き、
とても嬉しく思いました

最近の僕にとって一番
嬉しいことでした

僕も、こどもたちも
まだまだこれからが頑張
る時だけれど、子育ての
初めての一区切りだと
感じました

でも、普段の生活が
変わらないから長男の
説教には説得力がありま
せん
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エイジレスボディー

2010年11月07日 | 日記
二年間、ジム通いは
続いています
どっちを向いて座るか
に迷ったマシンも、
今ではおてのものです
テキパキこなしています

身体にとてもよい水泳は
金曜日のちょうど都合の
良い時間に
『初めてのクロール』
があるのは知りつつ、
知らないふりをして
います
やっぱり水着は二着は
必要ありませんでした

更に、この二年間、
一度もスタジオレッスン
に出たことがありません

激しいステップは
怪我するだけだし
板の乗り降りも
目が回りそうだし
そんな上級者レベルは
一生届かないだろうし

『羨ましいなぁ~、身体
に良いんだろうなぁ~』

と思いつつ、横目で
いつも見ていました


ヨガとかピラティスとか
姿勢矯正とか、もう1人
でなく、お教室に出な
ければ衰える一方だと
思ってはみるものの、
一歩が踏み出せない
ままでした

先日ゴルフで舞い上がる
自分を見たのは、とても
良いきっかけになりました

勇気をだして今日、
スタジオレッスンに
デビューしました

『エイジレスボディー』

平均年齢 還暦以上
男女比 3:7
男子中最年少

おそらく一番身体が
硬かったのは僕で、
足の親指と、その他の4本
を別々に動かすのが
一番下手だったのも絶対
に僕です

今通っているジムは
休診日が休館日だし
通える時間に都合の良い
スタジオレッスンがないので、
ジム探しは以前からして
います

今日もパンプレットを
貰いました
同じパンプレットが
家には多分3部あります

遅くまでやっているし、
ホットヨガともあります
他の店舗も使えます

顧客満足度、三年連続
第一位
丁度キャンペーン中です

いつもキャンペーンを
やっているような気は
するけれど、きっと
気のせいです


体重を今日測ったら
いつに間にか頂点に戻っ
ていました

ピンチはチャンスです
あとは一歩踏み出すだけ
です

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お詫びと訂正

2010年11月07日 | 日記
『外交』に関しての

佐藤 優 氏に関して
キャリアと記述していま
すが、コメントでご指摘
頂きました
ノンキャリアに訂正させて
いただきます

ご迷惑をおかけしました
申し訳ありません

コメントをいただいた方
ありがとうございました


感想を書く際に、
筆者に触れる場合には、
きちんと確認の上で経歴
に言及しなければいけ
ないのは言うまでもない
ことです

確認してもいい加減な
確認で、結果間違って
いれば、確認の意味は
ありません
軽率だったことを強く
反省しました


キャリアとは

国家I種の「行政」
「法律」「経済」区分に
合格した者を指すことが
多いが、広義には技官を
含めた国家I種合格者
全体を指す。また、
多くはI種合格者の中
でも本省(内局)に採用
された者のみを特に
キャリアとみなす


何がキャリアかをきちんと
把握しないで書くのは
本当にダメなことです
興味深かった本だから
こそと思いました


ぼくらの時代、つまり
25年前に医学部を卒業
した世代の医師の多くは
医局制度の中に組み込ま
れる道を選ぶ者が殆んど
でした

選抜試験はあっても形式
的で落ちる事は余りあり
ませんでした

僕は産婦人科から小児科
に医局を変わりました
その際、産婦人科の教授
は入局予定大学の小児科
教授に紹介状を書いて
くれました

もちろん、その頃から、
自らレールには乗らずに
道を切り開き、キャリア
を重ねる者もいました

その頃の旧いお医者さん
は、正直、就職活動をした
事がないのが実情です

会社の役職の違い、
公務員試験の内容など
無知なのは僕だけで
ないかも知れません

窓際はあっても、肩叩き
はまだ少ない職業です

開業していれば尚更です
でも自分の姿勢や接遇は
すぐに患者さんに映って
しまうということも
感じています


一身発起してジムを変わ
り、歪みをケアし、体幹
を鍛えエイジレスボディーを
目指すか悩んだりしてる
51歳は、きっと幸せです
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外交

2010年11月06日 | 日記
外交

鈴木宗男元議員は
収賄の容疑で辞任し
新党大地の代表として
返り咲きました

でも、その容疑での
判決が先日、確定し
収監されます

報道だけをみれば、
悪い人は戦っても
やっぱり罰を受けるんだ
と言う感想でした


佐藤 優と言う名前も
印象にあります

鈴木宗男元議員と
同時期に告発されて
収監された、外務省
のロシア外交の専門家で
辞職後、作家として
活動し評価も得ている
のは知っていました

発行されて間もない作品
がすぐに文庫化されたの
で読んでみました

外務省の典型的キャリア
と勝手に決めつけていた
ことを反省しました

(※コメントでキャリア
で入省でないことを
ご指摘頂きました
誤りでした
ご指摘ありがとうござ
いました)

とても、教養と愛情と
信念に富んだ方でした

前書きも、後書きも、
香山リカの解説も、
それぞれ趣がちがい
方向性の違いを楽しみ
ました


文庫化される際に加筆
された、鈴木宗男元議員
に関しての記述を詠んで
これが真実ならば、
報道の裏にあるものに
気付かない怖さは計り
知れないと思いました

何が正しいかが明らかに
なるには長い時間が
かかるのかも知れません

鈴木宗男元議員に関して
の部分だけでも立ち読み
してください


『インテリジェント人間論』

佐藤 優

新潮社
コメント (2)
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舞い上がる

2010年11月05日 | 日記
開院して、もう12年も
経ちました

小学生だった息子たちは
大学生です

小さかった女の子の患者
さんは看護士さんになる
ための学校に入ったのも
嬉しい出来事です


自分への御褒美と
長男とのコミュニケーション
兼ねて、先日ゴルフに
行きました

ボールをわざと少なめに
持ち、無くさない緊張感
を与える予定でした

ゴルフ場に着くと、もう
一人が一緒になっても
良いかと聞かれました

ゴルフのレベル、人見知
りな性格の長男を慮って
一度は断りました

のんびりトイレから出て
きた長男に聞てみたら

”いいよ~”

の返事です

朝早く駐車場にシューズ
を忘れたのは相変らず
ですが、人見知りなのに
第三者を入れるのを承諾
してくれたのは進歩です

勉強なると思いますから
とゴルフ場の人に言われ
ました

カートに積まれたクラブ
は本格的アスリート仕様
です

どんな人かと思いながら
待ちました

僕より年上、でも細身の
アスリート体型です

一球打っただけで

″この人は違う、本物だ″
と解りました

たいした事ないオジサン
とまだ真面目には取り
組んでいないへっポコ
ゴルファーに一緒に
なった人はあとで聞い
たら、日本で120人しか
出られない競技にも出た
ことがある現役のトップアマ
でした

僕が注意しても普段なら
まったく聞き入れて
くれない長男は、その人
が言ってくれると素直に
聞いています


昼食の時に、もうすぐ
還暦、大学時代は別の
球技の体育会レギュラー
と言われ納得しました
素質がある人が、とんで
もない練習量を経ての
姿でした


午後は、持たされる時間
が長く有難いことに長男
へのレッスンが始まり
ました

途中で長男が言いました

〝言っている事は何と
なく解るけど、僕には
一生出来ないと思う

お父さんとやってた
小学校の少年野球の
チームで甲子園の常連校
と試合する様な状態なん
だね〝

状況が解るだけ成長を
とげていました

ずっとカートに乗らず
真っ直ぐ歩いて行ける
本物のプレイヤーに
ついていくため僕らは
走りました

緊張すれば、するほど
ボールは曲がり、無く
なってしまいます
少な目に持ってきたこと
を後悔しました
ギリギリで足りました


終わった後に2人で感動
しながら、

〝でも、こんなに疲れた
ゴルフ初めてかも〝

と話しました


帰りに、御礼と連絡先を
失礼とは思いましたが
渡すと、

〝ありがとうございます
後で電話させていただ
きます〝

と言われました

社交辞令と思っていたら
自宅に帰りにしばらく
して知らない携帯からの
着信がありました

〝今日、御一緒させて
いただいた○○です
これが私の携帯番号です
楽しい時間を過ごさせて
いただきありがとう
ございました
機会があったら、また
御一緒しましょう〝

僕はしどろもどろに
なりつつ、携帯電話しな
がら頭をさげていました


息子はモチベーション
が明らかに上がりました
が、相変わらず素振りを
しません

僕は今年最後のゴルフの
つもりでしたが、冬眠を
するのをやめました
春まで努力します

全盛期なら、もちろん
敵うとかでないにしろ
恥ずかしくない、
迷惑をかけないプレー
が出来たと思うし、
アドバイスも受けたかった
思いました

きっと無いだろうけど、
もし、またその方と一緒
にプレーをする機会が
あったら、二度と恥しい
姿を見せたくないから、
正直このままでは悔しい
からもう一度だけ努力
することにしました

悔しさはバネです
あんまり弾力性ないバネ
だけど、久しぶりに
恥ずかしくて、悔しくて
頑張ろうとする自分に
期待してます
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読者

2010年11月01日 | 日記
どうとない事でも、自分
なりにゴールを決めて
頑張った後には
脱力します

そんな時にに、いくつか
のブログやホームページ
を見ながら充電します

建築に携わっている友人
好きな作家の方、etc.
ほとんど毎日に近い
くらいみるページも
あります

最近は内科の先生の
ブログを知識を得るため
だけでなくみています
欠かさず毎日更新され
書かれている事はとても
新鮮で、ためになります

仕事では
間違えをしないこと
その上で優しくしたい
といつも思っていますが
昨日の話は
仕事をしていて、いつも
心の中で、心配している
事をとてもわかりやすく
書いていてくれました

トラックバックもリンク
もよく理解せず、
ツイッターの本も買って
はいても読んでないので
勝手にコピーさせて貰い
ました
幡ヶ谷の六号通り診療所
の石原先生のブロクから
引用させていただきました

〝今日はちょっと雑文的
な話です。

数日前、検査に受診
された患者さんが、急な
腹痛から体調を崩され、
一時的なショック状態に
なりました。
お話をしているうちに、
「冷や汗が出る。苦しい」
と言われ、みるみる顔色
は悪くなって脈は触れ
なくなり、汗が額を筋を
書いて流れます。

心拍数はむしろ低下します。
診療所は救急医療機関
ではないので、こうした
ことは滅多にはないの
ですが、逆にそうした時
には、僕1人しか責任を
持てる者はいない、
という意識があるので、
プレッシャーは並では
ありません。

ただ、僕も自分なりに、
これまで幾つかの修羅場
は経験しているので、
頭の中では不安も抱え
つつ、表面的にはむしろ
普段以上に、不思議と
冷静になれたりもします。

それで患者さんには、
「ちょっと横になった方
が楽だね。ゆっくりと隣
に行こうか」
と言い、検査室のベット
に患者さんを寝かせます。

急な痛みなどのストレス
で交感神経の緊張の後、
副交感神経が一時的に
優位になり血圧が一気に
低下することがあります。
迷走神経反射と呼ばれる
現象です。
多分それで問題はない
だろう、それなら徐々に
良くなる筈だ、
とは思いつつ様子を見る
のですが横になって少し
しても血圧は上がらず、
痛みの訴えもあると、
僕の回転の遅い頭でも、
限界の速さで様々な他の
可能性に、思いを巡ら
します。

酸素飽和度をチェック
すると、それが意外に
低いので、まさか肺塞栓
か、などと、思い付く
限りの可能性について、
頭を巡らしつつ、
点滴をするべきだろうか
酸素の準備は?
肺や心臓に他に病変が
ある可能性はないかしら
お腹は本当にただ張って
いるだけなのか、
エコーをするべきか、
もし酸素飽和度が更に
低下したら、
その時の対応は…、
などと、
患者さんの脈を取り
ながら、段取りを思い
描きます。

そのうちに脈が前より
強く触れる
ようになったので、
ああ、これは多分大丈夫
だな、と心の何処かで
安堵する部分があり、
酸素飽和度も少しずつ
上がって来たので、
後は看護師に任せて、
自分は診療に戻ります。

こういう時最悪の可能性
も頭には浮かびます。
ちょっと大っぴらには
書けないような、
恥ずかしいことも考えます。
何と言うか、社会的な死
のようなものが、不意に
今日訪れるかも知れない
、という恐怖と、
それでも、
「仕方がない、今自分に
出来る最善のことをする
しか、他に道はないの
だから」

というある種達観した
ような思いが交錯する
部分に、今存在している
のだ、という不思議
を考えます。

臨床に携わっている殆ど
の医者は、患者さんの
急変に対して、自分1人
の覚悟と責任で、立ち
向かわざるを得ない、
という、そうした瞬間を
体験している筈で、
その点だけは医者という
人種を、皆さんにも少し
は人間として、認めて
欲しいという気がします。

人間として最も重要な
ことの1つは、僕の意見
では、自分1人で責任を
担い、そこから逃げない
ことが出来るか、
ということで、
それが出来る人間と
出来ない人間では、
人間の質が基本的に違う
のだと僕はそう思います。

これを別の言葉で言えば、
修羅場を抜けた人間と、
そうではない人間とでは、
同じ人間でも別の生き物
なのです。

すいません。
ちょっと偉そうな言い方
に聞こえるかも知れません。
医者は偉いのだ、という
ニュアンスに読めると
すれば、それは僕の本意
ではありません。

医者どもなぞより、
もっと修羅場で生きて
いる職種の方は、沢山
いらっしゃると思います。

ただ、僕は本当にリスク
を避けるような生活を
していて、日頃腑抜けの
ように生きているのです
が、それでも患者さんの
全人生を、一瞬だけ
背負った、という覚悟を
僕なりに抱く時、
その瞬間だけに見える
ものがある、という経験
をお話したいのです。"

(後略)


こんなに真摯なことを
毎日書いています

同じ事を出来るわけも
ないし、自分なりに
真面目に患者さんに
接して、たまにブロクを
書いて行こうとは思い
ます

もう11月、まずは痩せる
事が目下の目標なのは
許してください
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