長野県の滝

私、こだる(中嶋)の訪問した滝の中から
信州、長野県の滝や自然景観を中心にご紹介させていただいております

長野県の滝 松本市の滝 (10)  鉢盛大滝

2013年04月25日 | ◆松本市の滝 ~乗鞍、奈川、安曇、梓川、波田、四賀

松本市の滝  鉢盛大滝  目測落差18m 

               鉢盛山2446m 波田 黒川東沢 滝の標高1830m

 

大滝ルートは未整備で荒れていてルートは現在通行止めです。

鉢盛山登山口から登山道を大きく迂回しながら登り、高度をかせぎ、途中から

やぶこぎ&トラバースして旧大滝ルートを探します。

背丈以上の熊笹や灌木をかき分けながら廃道状態の道の痕跡を辿る

途中熊笹の中をザワザワ移動する大型動物(熊?)らしき笹音を聞いた・・

 

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かって登山道だったところが背丈より高い熊笹がこのとうり、 やぶこぎします。

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黒川の無名滝

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東沢の渓谷

 

 

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東沢   三段の滝

 

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三段の滝 落ち口

 

 

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大滝前衛の段瀑

 

鉢盛大滝  コケがきれいです

 

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大滝ルートだった痕跡  バラバラ散らばってたものを集めてその方向に置いてみた

 

鉢盛山山頂からの展望はこちら


長野県の滝  池田町の滝(2) 北ノ澤瀧

2013年04月22日 | ◆安曇野市、松川村,池田町の滝

池田町の滝  池田町広津 日野川北ノ沢   北ノ澤滝 簡易計測上6m下8m

                            (2013.8.15写真追加、加筆修正)

滝に至る道はありません

急な斜面を滑り落ちそうになりながら下り、また這い上ります 

古い文献に紹介されている滝だがこの滝の存在を知る人はきわめて少なく

なったようです。

二度目の探索で辿り着きましたが滝の上も、下も堰堤で人の進入を阻んでいます

 

 

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下段の滝

あらためて計測、 落差8m 長さ13m  

前回あっさりここで引き返していましたが 姉さんさん の情報でこの上のが主瀑では?と・・

で、確認に行ってきました

 

 

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上の段の滝を確認しました

落差は6mとちいさいですがカッコイイです、どっちが北の沢滝かというより

北の沢滝は「二段の滝である」としたほうが良さそうですね、(6+8m=14m)

 

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ニオイタチツボスミレ・・・            

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近くの大峰高原、七色の大楓

 

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長野県の滝   小谷村の滝(13)   小雪倉沢の滝(Ⅱ)   

2013年04月21日 | ◆大町市、小谷村,白馬村の滝

小谷村の滝   小雪倉沢の滝(Ⅱ) 見えてる部分で30m 

                          さらに上に続き40~50mの滝です

 

下里瀬温泉の背後の山を懸け落ちるように白い流身が見える

下からは樹木が邪魔して見にくい滝です

雪が融けて間もない滝の上の様子を見てきました

   (道はありません、斜面を這い上がる・・滝付近斜面は危険です)

 

 

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下からは見えない滝の上部です          

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上段の普段見えない滝まで確認できました           

 

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滝横に咲いてたアブラチャンの花       

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  花茎があるのでアブラチャン・・・

 

 

 足元にも可憐な花が 

菊咲きイチゲ(キクザキイチリンソウ)  

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長野県の滝 長野市の滝(24) 瀧ノ入滝

2013年04月21日 | ◆長野市 の滝

長野市の滝 篠ノ井塩崎  瀧ノ入瀧  落差8m  

 

「瀧ノ入瀧」高さ2丈5尺(7~8m)猪ノ平山池から発し字瀧頭に落つ・・・・

古い文献に紹介されてる滝

猪ノ平山池(猪平溜池)と小坂山の沢を水源とする

高速道稲荷山トンネルの北口に落ちてくる急峻な沢の途中に懸かる滝

 

猪ノ平山のゴルフ場横から降下をしようとしたが堰堤と急峻な沢で降りたとしても

登り返しが半端でなく・・

 

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ここまで下ったが下方に次の堰堤があり、滝はその下と思われ、 また息絶え絶え登り返し・・

下流側からの遡上を決心

 

下流側の沢入り口

 

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やはり ここからか・・・  下見のとき 一度見ていた沢だ 右岸から入渓

 

 道は無い 

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途中の堰堤

 

 

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奥にも次の堰堤・・

 

 

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越えて・・

 

 

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滝が見えてきました

 

 

到着した 瀧ノ入瀧  予想外?の 美瀑 

生きてるのか死んでるのかわからない水道ゴムホースが左岸にあり景観を損ねているが・・

 

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気になっていた 瀧ノ入瀧、ようやく確認できました


長野県の滝 長和町の滝(9) 九頭龍大神の滝 探索(1)

2013年04月20日 | ◆長和町、青木村の滝

長和町の滝 長久保  九頭龍大神の滝の探索

     A 五十鈴川支流 と  B 五十鈴川

 

九頭龍大神の滝 「二瀑布」あり 一つを「西滝」高さ2丈 大沢山の中間より発する沢

一つは「東滝」高さ1丈、大沢山の内小名柏木立より発する沢 両滝とも村の南方、

大澤の地に落ち 二瀑布会合し下流五十鈴川に入る 

 

手がかりは少なく、役場や寺院や長久保周辺で聞きこみをするが滝には

たどりつけない、初日は一日かけて大沢山の沢を歩き回った・・

 

九頭龍大神が祀られている場所、痕跡が特定できれば滝はわかるはずだがそれが

見つからない、一か所だけ九頭龍大神が祀られていたのはBここだとの情報、

ここはすでに確認済だった、二つの支沢が合流するところに滝とは言えないような

小滝があり、沢に降り写真をとっただけで通過していた、ここからすぐ上流にも小さな

滝が確認できた、だが九頭龍大神様は見当たらなかった。

夕方諦めて帰るころ、畑仕事の老人に話を聞いた、九頭龍大神を祀った場所は

二つある、ひとつは B の場所 ここは上からは見えないので下から沢を歩けと・・

さっき沢に降りて写真を撮った場所と同じではないか、だが、さらに下流側にあった

のかもしれない?  次回は堰堤の下から遡上してみよう

 

そしてあとひとつは全く予想外の場所c を教えられたのでした

以下はのべ二日間の「九頭龍大神の瀧」探索の写真です。

 

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堰堤を越えます

 

 

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遡上します

 

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さらに堰堤があり、越えてゆく

 

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なんと、前回と同じ場所に着きました、

 

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大沢山からの支沢がここで出会います、落ち込むところが小さな滝の様相、地元の二人

の方のお話が一致する場所です、見渡しましたが九頭龍大神の祀られた痕跡は確認でき

ませんでした、 引っ越しをしたか、もう祀られていない?

 

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五十鈴川本流を100mほど上にゆくとここにも小さな滝場

 

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滝壺は土石で埋まっていますが昔はもうすこしはっきりした滝だったかもしれない

二日間大沢山の山中の沢を歩きまわり、滝らしきものはこのそれぞれ水源の違う二つの

小滝しか確認できませんでした

この二つが 東滝、西滝 かどうかはわかりませんが「九頭龍大神」は水の神様であると

すると「瀧」の形はどうであれ下流の田畑を潤す大切な水源の場所に祀られたのでしょう

そしてそこに小さく落ち、迸る小滝を「九頭龍大神ノ瀧」と呼び「瀑布」として文献に残された

のでしょう・・  と勝手に思いました。

 

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このあと 教えられたcへ行くのですがその源流で九頭龍大神様の祠を見たのですが

この沢は下流五十鈴川には合流しないようであり、東瀧、西瀧、ではないのかもしれません。

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九頭龍大神様が祀られていたという沢に入ってみた

 

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沢の両側は昔、棚田であったようでずっと上流まで段々と石垣がある

 

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少しずつ水量が少なくなってくるが棚田跡は続く、杉、桧の大きさからみて数十年の前には

農作はやめられたようです

 

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棚の段々がわかりにくくなり沢の傾斜が増してきた

 

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沢が急になって水流も見え隠れして岩の間から湧出してくる源流の様相

上部になにか見える!

 

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ここに九頭龍大神様が祀られていたのですね

 

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棚田の消滅にともなって引っ越しされた?ようです

 

 

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祠の下から水が湧きだし、祠の上は水が消えて・・・

 

やはりここにも「瀑布」らしさは無かったのですが、

「九頭龍大神ノ瀧」・・・田畑を潤した大切な水源の流れを瀧と言い、水を守る神様だったのでしょうか

 

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長野県の滝 長野市の滝(23)  白助の「お滝」

2013年04月20日 | ◆長野市 の滝

長野市の滝  篠ノ井塩崎 白助の「お滝」

 

塩崎に「鳶滝」あり、高さ12丈(36m)、猪ノ平山からの渓水、白助に落つ・・・・・

   「瀧ノ入瀧」高さ2丈5尺(7~8m)猪ノ平山池から発し字瀧頭に落つ・・・・

地形図で予想し地元の方々に聞きながら探してみたが確証得られず、途中立ち寄ってみた

長谷寺(写真)にてありがたや、ご住職にお話をお聞きすることができました

 

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ご住職のお話では

猪ノ平山から白助に流れ来るこの沢には「お滝」という滝があったが今は涸れてしまった
だが滝のそばに鎮座していたお不動様は今も健在ですと・・

ただ「鳶滝」と呼ばれたのかどうかはわからないそうだ。

 

もうひとつの「瀧ノ入瀧」は別の沢だが今もあるかもしれない、ただ危険なところだよ と

ご教示いただきました

 

滝に水は無くなっても痕跡くらいはわかるかもしれない、そしてお不動様に会ってみたい

堰堤に白助の表示があった長谷寺のすぐ南の沢に入ってみました、沢沿いに道は

無く沢の中を歩きます

 

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堰堤を3つ越えると黒い岩盤の三段の滝があります、水量が少ないのでスパイク長靴で

直登しました

 

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 四つめの堰堤を越えると左手からも沢が流入、 

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間もなく沢が狭まり崖下にお不動様が鎮座されておりました

 

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お不動様の背後は崖、正面には崩落?した巨岩の間に沢水が流れています

ここが「お滝」跡?でしょうか

 

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お不動様に御挨拶・・

 

 

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沢の上に少しだけ行ってみました

 

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上から見ると昔の沢はまっすぐ進みお不動様の前に滝となっていたのでは?と想像でき・・

「滝は涸れてしまった」のお言葉はこのことだったのでしょうかと勝手に思いつつ

 

 

もう少し登ってみましたら五つ目の堰堤が見えてきたのでこの日の「鳶滝」探索はここで

あきらめ引き返しました。

猪ノ平山にはゴルフ場が出来、排水溝や貯水池も造られ昔とは水脈や沢の様子

も違ってきた、はたして「鳶瀧」は生き残れているのだろうか??


長野県の滝 上田市の滝(27)  赤岩の淵

2013年04月16日 | ◆上田市 の滝

上田市の滝  西内 内村川    赤岩の淵 落差2m

 

何度も何度も魚が滝を飛び越えようとしていましたが、高くはないのですが 激流激しく・・・

現在は遊泳禁止だそうですが昔から子供たちが飛び込み遊んだ淵だそうです

淵に落ちる滝は約2m  付近の地籍が「赤岩」で 「赤岩の淵」と呼ばれています

 

 

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長野県の滝 上松町の滝 (13) 小野の滝の桜

2013年04月16日 | ◆上松町,大桑村の滝

上松町の滝 小野、釜中沢  小野の滝21m          2013.04.14 

 

国道車窓から見える小野の滝、いつもチラッと横目で見て通過するのですが

桜の花が目に入った、滝前の駐車スペースまで戻り数枚撮影。

 

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      2015.3.21の姿

          


長野県の滝 南牧村の滝 (8) 千ヶ滝 201303

2013年04月13日 | ◆小海町,南牧村、川上村の滝

南牧村 海の口  千ヶ滝  落差12m  (2013.03) 

 

この滝は駐車場から近く気楽に立ち寄れるお手軽滝、四季折々楽しめます。

雪も氷も融けた3月の末、またまた立ち寄ってみました。

滝の両側は岩がこぼれるように少しずつ抜け落ち崩落していて頭上直撃の

恐れもあり、崖直下には近づかないようにしましょう 。 

 

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千ヶ滝

 

・・・・・・・・冬は凍ります