秋に入り、妊娠・出産と嬉しいお知らせがぞくぞくと届いています。
来店時27歳、結婚4年の方。
病院では
多嚢胞性卵巣と
高プロラクチン血症という診断で、プロラクチンを下げるお薬を服用。1年半、一周期も休まず排卵誘発剤+タイミング治療を続けていました。
「5月下旬でもカイロと毛布に腹巻」と仰るぐらいの極度の冷え症。生理痛や生理期以外も下腹部痛が多い。生理前の強い胸脹りや、低血圧や立ちくらみがあり疲れやすい。便秘が酷い、睡眠も浅く悪夢をよく見る…など様々な症状があり、身体を温める力とホルモン系が弱く、エネルギーと血液の不足、ストレスがみられました。
また、長期の排卵誘発剤使用で月経量も減ってきており、治療にも行き詰まり感がありました。
「出来れば自然妊娠で授かりたい。今まで休む勇気がなかったけど、この際身体づくりをしてみよう。」とご夫婦で決断され、漢方一本に。
腎(ホルモン系)を補い、血行を良くして
卵巣や子宮の働きをupする事を考え、体調を見ながら
婦宝当帰膠、参茸補血丸、杞菊地黄丸、桂枝茯苓丸などをご服用頂きました。
あれだけあった症状はほぼ改善し、自分でも身体に自信がついた1年後、病院治療を再開された矢先に
自然妊娠されました。
日頃から、
妊娠しづらい=流産しやすいとお話ししていたこともあり、今は赤ちゃんを守る安胎のお薬を飲まれて8週目、順調に育っています。 ご主人がお休みの時には必ず二人で来店されていました。
優しいご主人のサポートと、奥様が頑張ってお薬を続けた結果の待ちに待った嬉しいご妊娠です!
ながさきプレス 2008年11月号掲載