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奇襲当たる(4/11神戸対浦和)

2018-04-11 22:40:36 | 浦和レッズ
今日のアウェイ神戸戦は、後半頭からテレビの前に座るのが手一杯でした。そのため、後半だけの印象になってしまいますが、感想を書きます。浦和は前半、武藤のゴールで幸先よく先制していましたが、後半は神戸が両SBを前に強気に攻めに出たので、浦和のアウトサイドが自陣に押し込まれて5バックになってしまいました。

5バック気味に押し込まれ、相手ペースになるあたりは、前節の仙台戦で出た課題が解決していないということです。事実、その流れの悪さは結果に結びつき、ポドルスキのCKからウェリントンの頭に合わされて追い付かれると、高卒ルーキー佐々木の個人技にマウリシオと青木がまとめて抜かれるという屈辱的な失点を食らいました。

しかし、ここからが今までの浦和とは違いました。ビハインドを追っての交代で、投入されたのは大卒ルーキー柴戸でした。柴戸は右アウトサイドに入り、右アウトサイドの橋岡がDF、DFの遠藤航がボランチという布陣変更です。この柴戸が、思い切っていろんな位置に進出して攻守に効いていました。

また、この日の浦和が逆転勝利という結果を収められた理由として、その「奇襲」も大きいです。浦和ボールのCKで、柏木の蹴ったボールはファーサイドの岩波に合います。神戸DF陣は皆、折り返しを警戒していましたが、岩波は誰も予想しなかった直接シュートを選び、頭で合わせたボールはGKキム・スンギュの頭上を越えて同点ゴールになります。

この日の浦和は、CKが好調でした。マウリシオが頭で合わせた決定機はキム・スンギュにセーブされますが、ナバウトを入れて前の運動量を増やしたことでカウンターがつながり始め、セットプレーを取れるようになってきました。そのセットプレーが、最後のマウリシオの決勝のヘディングシュートを生みました。

もちろん、内容は決して褒められたものではありません。特に、後半の最初の20分ほどは負ける試合の内容でした。それでも、ナバウトと柴戸で流れを戻した、大槻監督の策が当たりました。こうやって勝ち点を拾って、少しでも上がれるよう、今は「組長」大槻監督に期待するばかりです。
コメント
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