今朝、ラグビーに出かける前の時間を使って、欧州CLの準決勝2ndレグ、Rマドリード(以下レアル)対マンチェスターC(以下シティ)を見ていました。こういう、ホームアンドアウェイの戦いは、第1戦で出た課題をどう修正するか、チームマネジメントが表に出るので好きです。
第1戦はスコアレスドローでした。結果は勝てなかったとは言え、ホームのシティがモドリッチ(19番)の出す縦パスに狙いを絞ったカウンター狙いを見せました。それを見たレアルのジダン監督は、戦い方を少し変えてきました。
この試合は、ユーティリティプレーヤーのクロース(8番)がアンカーに入っていました。レアルのゲームプランは、モドリッチでなくクロースを起点に攻めるものでした。この狙いはうまくいきました。理由は、クロースの対面にいた、シティのトップ下のヤヤ・トゥーレ(42番)が負傷明けで動きが鈍かったからです。
シティは怪我人が続出しており、本来このポジションで起用したいシルバが、第1戦で負傷していました。アタッカータイプのスターリング(7番)がいますが、彼も負傷明けで90分使うのはリスクがありました。しかし、結果はスターリングでなくヤヤ・トゥーレを起用した采配がミスだったことになりました。
ボール支配率こそ、レアルとシティの差は小さかったですが、クロースが楽にボールを持てることでレアルはゆっくり組み立てることができました。クロースのサイドチェンジから、右SBカルバハル(15番)をオーバーラップさせる攻撃が面白いように機能していました。記録はオウンゴールになったものの、レアルの先制点もその形で、カルバハルからベイル(11番)にパスが出て、角度のないところからゴールになりました。
この試合では、レアルのエースストライカー、ロナウド(7番)が復帰していました。ロナウドらしい、ドリブルの強さとヘディングの強さを兼ね備えたストライカーらしいところは見られましたが、この日はノーゴールに終わったロナウドは本調子ではないです。スペインリーグで、メッシとロナウドが試合数を上回るゴール数の得点王争いが展開されている以上、ゴールという結果はジダン監督も期待していたでしょう。
それでも、シティに勢いが戻ったのは、後半16分のヤヤ・トゥーレoutスターリングinの交代からでした。1点でも入れるとアウェイゴールで勝ち抜けになるシティは必死で攻めましたが、ジダン監督仕込の攻撃時4-3-3、守備時4-1-4-1の可変システムが機能し、その1点を守り切ったレアルがトータルスコア1-0で勝ちぬけを決めました。
決勝は、Aマドリードが相手になります。RマドリードとAマドリードは3年連続でCLで対戦しており、2年前は決勝、去年は準々決勝でした。サガン鳥栖のような2ラインコンパクトサッカーを引くAマドリードの堅守を、レアルがどう崩すか、楽しみにしたいと思います。
第1戦はスコアレスドローでした。結果は勝てなかったとは言え、ホームのシティがモドリッチ(19番)の出す縦パスに狙いを絞ったカウンター狙いを見せました。それを見たレアルのジダン監督は、戦い方を少し変えてきました。
この試合は、ユーティリティプレーヤーのクロース(8番)がアンカーに入っていました。レアルのゲームプランは、モドリッチでなくクロースを起点に攻めるものでした。この狙いはうまくいきました。理由は、クロースの対面にいた、シティのトップ下のヤヤ・トゥーレ(42番)が負傷明けで動きが鈍かったからです。
シティは怪我人が続出しており、本来このポジションで起用したいシルバが、第1戦で負傷していました。アタッカータイプのスターリング(7番)がいますが、彼も負傷明けで90分使うのはリスクがありました。しかし、結果はスターリングでなくヤヤ・トゥーレを起用した采配がミスだったことになりました。
ボール支配率こそ、レアルとシティの差は小さかったですが、クロースが楽にボールを持てることでレアルはゆっくり組み立てることができました。クロースのサイドチェンジから、右SBカルバハル(15番)をオーバーラップさせる攻撃が面白いように機能していました。記録はオウンゴールになったものの、レアルの先制点もその形で、カルバハルからベイル(11番)にパスが出て、角度のないところからゴールになりました。
この試合では、レアルのエースストライカー、ロナウド(7番)が復帰していました。ロナウドらしい、ドリブルの強さとヘディングの強さを兼ね備えたストライカーらしいところは見られましたが、この日はノーゴールに終わったロナウドは本調子ではないです。スペインリーグで、メッシとロナウドが試合数を上回るゴール数の得点王争いが展開されている以上、ゴールという結果はジダン監督も期待していたでしょう。
それでも、シティに勢いが戻ったのは、後半16分のヤヤ・トゥーレoutスターリングinの交代からでした。1点でも入れるとアウェイゴールで勝ち抜けになるシティは必死で攻めましたが、ジダン監督仕込の攻撃時4-3-3、守備時4-1-4-1の可変システムが機能し、その1点を守り切ったレアルがトータルスコア1-0で勝ちぬけを決めました。
決勝は、Aマドリードが相手になります。RマドリードとAマドリードは3年連続でCLで対戦しており、2年前は決勝、去年は準々決勝でした。サガン鳥栖のような2ラインコンパクトサッカーを引くAマドリードの堅守を、レアルがどう崩すか、楽しみにしたいと思います。