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浦項戦マニアック分析

2016-05-05 14:29:06 | 浦和レッズ
浦項戦は生観戦恒例のマニアック分析をつけます。この試合は、プレーを見たことのない選手が何人かいたので、その動きの質はチェックポイントでした。まずは、右DFでスタメン出場した、元スロベニア代表イリッチが最大の注目ポイントでした。イリッチは、これまでトップの公式戦には絡んでおらず、初めて見る選手でした。

イリッチは、かつてスペインリーグの強豪ベティスで右SBに定着した実績を誇りますが、浦和に来る直前に在籍したチームがレベルの高くないカザフスタンリーグのアストラなので、全盛期の力はないのではと想像していました。かつてスペインで1部でプレーできたほどですから、技術的にはしっかりしており、サイドチェンジのキックなどは森脇と比較しても負けないほどです。

ただ、欠点もあり、それはボールを失ったときの戻りの遅さです。アストラではCBだった理由は、おそらくスピードが落ちていたからだったのでしょう。ミシャサッカーを機能させるためには、カウンターの処理は重要な要素なので、このスピードではDFの真ん中以外では厳しいと思ったのは確かです。それが理由で、ベンチに置いていた森脇と交代させたのでしょう。

また、サブ組主体のメンバーということで、ボールの回りの悪さも気になりました。特に、このメンバーだと武藤の役割ができる選手がいないことを感じます。スペースを見つけてボールを引き出して回りを良くする、そういう地味な動きができる選手がいないと、ダイレクトプレーがミスになってカウンターになる、そんな難しさも感じます。

ミシャが、交代枠をいっぺんに三人使ったのも、疑問の残る采配です。イリッチと高木俊幸を替えるという気持ちは理解できますが、それなら少しずつ交代させて、何かアクシデントが起きたときに備えるというのも必要な采配です。負けても良かったと判断したとは思いたくないですが、そう言われても仕方がないほでの采配になってしまいました。

この結果、浦和は2位通過になり、ベスト16で韓国のFCソウルと対戦します。Jリーグ勢は浦和とFC東京だけが残りましたが、何とか日本チームがアジアで尊敬される存在になりたいという思いがあるので、浦和が上位に行くことでその思いが叶えばと思います。


















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