Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

浦項戦プレビュー

2016-05-01 21:13:31 | 浦和レッズ
あさっての夜、浦和はホーム埼玉スタジアムでACLのグループリーグ最終戦、浦項(ポハン)スティーラーズ(韓国)戦を迎えます。この試合は夜19:30のキックオフです。理由は、突破が最終戦決着になった場合に、シドニー対広州戦とキックオフの時刻を揃えるためです。外国では普通の平日ですから、なぜGWの書き入れ時にわざわざ夜の試合をやるんだと、クラブにあたらないでください。

それはともかくとして、浦和と対戦したときは強いチームという印象を受けた浦項が、グループリーグ最下位になって消化試合で来日することは予想していませんでした。浦和に勝ち、広州と引き分けた2戦目までの結果を見ると、その後シドニーにホーム、アウェイと連敗したのが意外でした。

どうも、ACLという戦いは、極端にホームアドバンテージが出るのではないかというのが、私の予想です。浦和対浦項戦はテレビ観戦だったので、細かいところは見えませんでしたが、ミドルシュートが槙野の手に当たってPKという判定は微妙だったように感じます。そういうところは、審判が地元びいきというところは出るのでしょう。

浦項はミドルシュートを軸に攻撃を組み立てるチームです。韓国サッカーの典型的なチームで、アーリークロスとミドルシュートを多用します。組み立てる日本に対し、韓国は強い下半身を使って次々とシュートを打ち込むという、カラーの違いが現れる試合になりそうです。

それでも、浦項との前回の試合は、浦和が急造4-1-4-1を試して失敗した試合です。今回は、同じ過ちはしないはずで、普段の3-6-1でボール支配率を上げようとするサッカーを目指すはずと思っています。それができれば、アジアレベルなら十分な戦いはできるはずと予想しています。

もちろん、この浦項戦はグループ1位通過か2位通過かを分ける試合ではありますが、消化試合です。ミシャがこれまで固定しているレギュラーメンバーに休養を与える可能性はあります。ACL要員としてフィジカルで相手DFと競っている、ズラタンが捻挫で出場が難しいのが残念ですが、誰が出ても浦和らしいサッカーを期待したいです。
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スコアレスドローの見所(4/30大宮対鹿島)

2016-05-01 17:48:47 | 他チーム
昨日は、チケット完売で入り損ねた、大宮対鹿島を自宅のテレビで見ていました。このカードに目を付けた理由は、鹿島というチームの機能のさせ方です。GK櫛引、ボランチ永木と即戦力を補強した鹿島では、ベテランの小笠原満男、曽ヶ端準は今季あたり正念場ではと気にしていましたが、彼らレジェンドたちはちゃんとスタメンを確保していました。

もちろん、鹿島ではボランチの柴崎岳、FWの金崎夢生という日本代表も注目です。鹿島は、相手が対策を立て始めて減りつつある、4-4-2でサイドハーフを高く張らせるサッカーを続けています。そのサッカーが可能なのは、ボランチからのパスに安定感があるからです。小笠原満男がアンカー気味、柴崎岳が前目という縦関係のダブルボランチですが、ここからのミスでのカウンターが少なかったことが、このゲームが鹿島優位に進んだ理由です。

対戦相手の大宮は、4-4-2ながら鹿島対策で後ろの2ラインをコンパクトにしており、右の家長、左の泉沢はボランチのラインまで下がっていました。その分、ボランチのパスコースが2トップだけと少ないということになり、ボランチのミスから鹿島にボールを支配されることも何度か見られました。

それでも、この試合は0-0の引き分けです。その結果を生んだ要因は大宮GK加藤のファインセーブの連発です。もちろん、GK一人で取った勝ち点1ではなく、CBの河本、菊地もチャレンジアンドカバーを徹底して、一人が相手FWを遅らせてもう一人が取るという補完関係を機能させていました。

このCB二人に、鹿島が誇るスピード型FW金崎夢生が消されてしまいました。引き気味の大宮相手にはカウンターを機能させられず、得意のドリブルも止められて不発に終わりました。右サイドハーフの遠藤も左足でゴールを狙いましたが、GK加藤が横っ飛びでセーブしました。観戦したハリル監督も、鹿島の攻撃という意味では不満だったコメントでした。

大宮はシュート2本と、攻撃という意味ではまったく機能できなかった試合でしたが、勝ち点1は拾い物です。次の福岡戦が、上位進出のためには勝ち点3が欲しい試合になるので、そこでどんなサッカーを見せられるかによるでしょう。
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春の天皇賞

2016-05-01 17:28:24 | 他スポーツ
今日は、ライオンズの敗戦でがっかりしていましたが、気を取り直してビデオに入れていた競馬の天皇賞・春を見ていました。レース前のオッズは、1番人気が去年の有馬記念の勝ち馬ゴールドアクター(17番)、2番人気が去年の菊花賞の勝ち馬キタサンブラック(1番)でした。床屋さんで読んでいたスポーツ紙の予想が本命レーヴミストラル(18番)だったので、この3頭を軸に展開を見ていました。

この春の天皇賞は、京都競馬場の3200mという長距離のレースで、ペース配分が重要になってきます。スタートでキタサンブラックが前に出ますが、極端な逃げは打たず少し前に出てレースを引っ張る展開になります。ゴール後のキタサンブラック騎乗の武豊騎手によれば、ペースは「狙い通り」とのことです。

レーヴミストラルはスタートで出遅れて下位に低迷したのでチェックから外し、ゴールドアクターは中位につけていましたが12着と伸びませんでした。このレースを面白くしたのは、8歳馬のカレンミロティック(3番)の健闘でした。競馬では8歳馬というのは驚異的なベテランですが、スタートからキタサンブラックのちょっと後ろの3番手をキープし続けています。

馬群はばらけないまま、最後の直線のたたき合いになります。依然、リードを奪っているキタサンブラックは逃げ切りを狙ってきますが、外からカレンミロティックが一時差してリードを得ます。そこからが激戦で、カレンミロティックとキタサンブラックがほぼ同時にゴールを通過しますが、鼻差でわずかにキタサンブラックが差し返し、天皇賞をものにしました。

菊花賞馬のキタサンブラックの勝利はある程度予想され、騎手が武豊ということを考えると実力通りともいえますが、馬券的にはカレンミロティックの2着を予想できた人は少なかったと思います。カレンミロティックは直前にハードな調教を積んで、8歳ながら状態は良かったそうで、この状態をキープして宝塚記念に行けば面白そうと感じます。

競馬は短いというイメージですが、この天皇賞・春は3200mを3分10秒前後で走る持久戦です。どの馬がどのあたりにいるか、チェックするのがやりやすかったのも楽しめた理由だったのではと思っています。
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