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縦に速く(2/16ルヴァン杯浦和対仙台)

2020-02-16 21:00:00 | 浦和レッズ
Jリーグ開幕前の前哨戦とはいえ、開幕一週間前の仕上がり具合を見る機会であった、ルヴァン杯仙台戦を見に埼玉スタジアムまで出かけていました。浦和は今季、J2得点王のレオナルドの加入に伴い、彼を生かすという意味も含めて4-4-2へのシステム変更を行っています。練習試合はJ2以下が相手で、5戦全勝という結果はあまりあてになりませんが、レオナルドがその5試合ですべて得点と、仕上がりという意味では悪くないのかなとイメージは持っていました。

その改革は、試合前の練習にも現れていました。20mほどの距離にコーンを置いて、3人一組で一人が縦パスを追いかけて、残り二人はフォローに走ってパスを交換するという練習をしていました。ちょうど相手DFライン裏へのスルーパスくらいの距離で、浦和は積極的に縦に速いサッカーを目指すぞという意図は見て取れました。

また、浦和の4-4-2の完成度という意味でも楽しみにしていました。もちろん完璧ではないでしょうが、誰がボールを出して誰にボールを集めて点を取りに行くかという意図だけは見たかった試合でした。それを見ることは叶いました。サイドの山中、関根が縦に仕掛けて、サイドからのクロスをレオナルドに集めるようだと、意図は十分見ることができました。

レオナルドは初めて見る選手なのでタイプ的なところから注目しました。彼の売り物は「いいところにいる」技術です。仙台のDFラインが下がっていると見れば、わざと後ろ目のポジションを取ってフリーになるなどの観察眼を持っており、この技術で、J3鳥取、J2新潟と2年連続得点王を取ってきたのだろうと感じられました。

また、杉本の使い方も整理していました。去年、1トップで起用して孤立することが多かった杉本を、少し下がり目のFWでキープさせてレオナルドを生かすという役割を与えていました。浦和の4-4-2ではバランス的にトップ下を置けないため、その役割の一部を杉本に任せるという発想はいいと思います。

その、戦い方が見違えるようだった浦和は、仙台のDFライン裏を仕掛けてレオナルドのゴールで開始9分で先制すると、さらに杉本がペナルティエリア角付近から巻くようなシュートを決めて2-0と追加点を得て、「去年とは全然違う」と期待感を持てる立ち上がりでした。そんな試合がどういう決着を見たかは、明日以降にマニアック分析で補足します。






























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