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何とか取れた勝ち点1(8/11鳥栖対浦和)

2024-08-12 21:37:36 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズのアウェイ鳥栖戦は、1-1の引き分けに終わりました。浦和は理由はわからないもののCFのチアゴ・サンタナがベンチからも外れていたので、CFには本来ウイングの二田を起用し、右MFに大久保、左MFに関根、トップ下に渡邉凌磨、ダブルボランチに安居とグスタフソンという並びでスタートしました。しかし、この布陣はデメリットの方が多く出てしまいました。

やはり、二田では上背が足りないので、GK西川がロングボールを蹴ってもヘディングで競り勝つことができません。また、この日の浦和は4バックの鳥栖の逆サイドに一人フリーの選手を作る戦い方を見せてきました。左SBの大畑が主にその役割を担いましたが、大畑がクロスを入れても真ん中の選手に合わせることができず、膠着状態で前半を0-0で折り返します。

浦和のヘグモ監督もこの状況は問題と見て、CFを二田から松尾(写真)に交代させてきました。松尾も本来ウイングの選手ですが、それでもロドリゲス監督時代に1トップもこなした実績があります。投入直後に切れのある動きでシュートを放つと、相手CKからのカウンターで相手DFに競り勝ってシュートを決めて、浦和に値千金のゴールを決めることができました。

しかし、この試合はその後が大変でした。この日は右SBの石原が1対1で競り負ける場面が目立っていましたが、鳥栖のロングボールをCBの井上がヘディングでGK西川に返そうとしたボールが短くなり、相手FWマルセロ・ヒアンに拾われてしまいます。西川は思わずヒアンを手で引き倒し、PKとなり西川がレッドカードで退場することになります。

浦和ベンチは関根を下げてサブGKの牲川を投入し、このPKに備えますが、牲川にとってのJ1初出場がいきなりPKは荷が重く、ゴールの枠内に正確に蹴られて同点に追いつかれます。それでも、浦和のGKはここまでずっと西川が君臨しており、こういう退場は牲川にとって千載一遇の好機です。一生に一度かもしれないこのチャンスを、カウンターで相手FWヒアンが独走した決定機を止めたことで大いにアピールしました。

最後、縦パスで抜け出した松尾が相手GK朴に止められて、最後の鳥栖の攻勢をしのぎ切った浦和は、何とか最低限の勝ち点1を確保しました。次節の鹿島戦に向けては、西川が出場停止になるGKや、ミスをしたDF井上など、不安なところも出ましたが、こうして勝ち点を拾う戦いができないと今後も苦しいので、少しは意義があったと思いたいです。

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