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ブラジル対コロンビア後半

2025-04-24 21:55:39 | ワールドサッカー
後半、試合が膠着状態になってくると、ブラジルの弱みも見えてきます。それは、センターFWタイプの選手がいないことで、この試合では本来ウイングタイプである写真のビニシウスが1トップに入っていましたが、ヘディングなどでワンタッチで合わせるようなシュートは得意でないところが出始めます。

また、Rマドリードやバルセロナのアタッカーが3人いる、綺羅星のような前線は、逆に言えば流れが悪かったときにベンチに下げる起用が難しいという制約を、采配する側が無意識に感じるのではと思えます。トップ下のジョアン・ペドロがイングランドの中堅チーム(ブライトン)所属で比較的無名で、予想通り彼を最初に交代させてきました。

スコアはなかなか動かず、1-1が長い時間続く展開になります。ブラジルがボールを保持し、コロンビアは少ないチャンスにハメス・ロドリゲスに収めて攻めを狙うという構図の試合になります。セットプレーの守備は強いコロンビアなので、このまま同点のスコアが続くと、アウェイなので引き分けで良いという戦い方を見せ始めます。

この試合は、ブラジルGKアリソンと、コロンビアDFサンチェスの頭同士がぶつかったプレーの影響で、長いロスタイムが取られていました。ロスタイムは10分という長い時間です。ロスタイムになるとコロンビアは時間を使い始め、負傷するとプレーを止めなければならないGKが負傷で倒れるなど、ブラジルファンにはイライラする展開です。

しかし、一つのスーパープレーが流れを変えました。左サイドの遠い位置で持った、ビニシウスのロングシュートがうまく枠内ギリギリのところに飛び、ゴールとなってこの膠着状態を終わらせることに成功しました。こういうプレーが出れば、確かにセンターFWがいなくても点が取れます。いつもこういうプレーをすることは不可能でも、この試合に限ってはブラジルを救いました。

試合はそのまま2-1でホームのブラジルが勝利しました。もっとも、あれほどのスター軍団のブラジルが、この試合に関してはもたついたような戦い方でした。ブラジル代表監督は、意外にも欧州の強豪チームを率いるような名将には人気がなく、監督としては無名の人物が率いることもあります。そういうところも、ブラジル代表の戦い方が上手くない理由の一つではないかと思います。

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1 コメント

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強力ですね! (onscreen)
2025-04-25 06:32:50
感心しました。
今後巡回ルートに入りそうです!
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