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朝青龍対白鵬(大相撲名古屋場所)

2006-07-25 22:14:24 | 他スポーツ
大相撲は、私が小学生のときから見ていて、さまざまなスポーツを見る私にとって最もファン歴が長いスポーツです。小学生のときに千代の富士が出てきて、貴乃花、朝青龍と3人の大横綱を見ています。(朝青龍も優勝17回だから、もう大横綱に入れてもいいでしょう。)

そんな私にとっては、この名古屋場所は重要な場所になるかもしれない場所でした。朝青龍のモンゴルの後輩、白鵬が横綱に挑戦する場所だったからです。白鵬が今、横綱になれば、朝青龍の単独天下にピリオドを打ち、白青(はくしょう)時代、もしくは一気に白鵬時代にもつながりかねない場所でした。

ちなみに朝青龍は好きな力士です。千代の富士を彷彿させる豪快な取り口と、モンゴル相撲の技を合わせ持っているからです。ただ、いつまでも朝青龍一人が優勝し続けるのは面白くないという気持ちもあり、今場所は白鵬を応援する気持ちで見ていました。しかし、場所が始まると、白鵬は初日に黒星を喫し、早々と2敗。対する朝青龍は初日から連勝を続け、とうとう千秋楽を待たずに優勝が決まってしまいました。

この両者の対戦は千秋楽に組まれていたため、消化試合になってしまったのは残念でした。しかし、直接対決で朝青龍に勝てば、ひょっとすると横綱昇進の目もあるかもしれない白鵬は、この一番に気合いを入れていました。両者四つ相撲で、変化はあまりない力士だから、立ち合いで四つに組むのは予想通りでした。

ただ、主導権を握ったのは朝青龍の方でした。十分にまわしを引いて、吊りで白鵬を撹乱する芸も見せました。しかし、入門当初の65kgから、今では150kg近い体重を誇るようになった白鵬は、そう簡単には寄られない重さを身につけていました。最後は苦しくなった朝青龍がもろ差しに巻き替えたところを、白鵬は外四つの両上手を引き付けて寄り、最後は寄り倒しで朝青龍を破りました。

確かに、消化試合で朝青龍のモチベーションが低かった面は否定できませんが、白鵬に時代を動かすポテンシャルがあることは証明されました。今場所後の横綱昇進はなりませんでしたが、来場所以降、朝青龍対白鵬の一番が見逃せなくなったのは間違いありません。白青時代、きっと来るだろうと思わせてくれました。

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