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半速球の使い手(榎田大樹)

2018-07-04 22:47:01 | 他スポーツ
先日の西武ドームでは、リリーフ投手が打たれて勝ち投手にはなれなかったものの、先発の榎田大樹投手は試合を作ってくれました。社会人の東京ガスからドラフト1位で阪神に入団し、阪神では中継ぎ投手だったものの、今季開幕直前のトレードで西武に移籍していきなり先発で使われ、ここまで6勝と大きな結果を出しています。

彼の投球を見ていると、スライダーやチェンジアップといった「半速球」の使い方がうまいと感じます。速球はもちろん球威で詰まらせるためですが、カーブより速い「半速球」は相手が待っていると打ち頃の球になってしまいます。そのため、相手の打ち気を観察して、タイミングが合わないのを見極めて投げる必要があるボールです。

ストレートの球速が140km台前半の榎田にとって、この半速球は生命線で、これを狙い打たれると早い回でマウンドを降りることになることもあります。そのため、榎田を生かすのは捕手陣次第とも言えます。そういうところは、まだまだ若手の森あたりだと判断ミスもあり、先日の試合ではチェンジアップを3球続けて要求してアマダーにスタンドまで運ばれるミスもありました。

もっとも、投手のボールを集中して見ていれば、私のような素人でも投げた瞬間に球種はわかります。そのため、この半速球がボールになるとどうしようもないです。榎田の調子を見るには、チェンジアップでストライクが取れるか次第でわかります。これでストライクがいつでも取れれば、早いカウントで追い込むことも可能です。

ここまでよくローテーションを守ってきましたが、ここまで来たら自身初の二桁勝利も狙って欲しいです。西武は菊池雄星の他にもう一人先発左腕が欲しいというのがオフの補強ポイントでしたが、それは彼の台頭で実現しました。あとは、どこまでそのかわす投球が通用するか、楽しみに後半戦も見ていきたいです。

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