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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

モハメド・サラーの記憶

2021-02-23 17:31:58 | ワールドサッカー
現リバプールのエースストライカー、モハメド・サラーの記憶です。彼の名前を初めて聞いたのは、セリエAのフィオレンティーナでのプレーでした。シーズン途中で加入した、驚異的なスピードのあるエジプト人がいると実況で聞きましたが、フィオレンティーナ時代は何度か彼の映像を見ようとしたものの彼が欠場していて空振りに終わりました。

サラーをじっくり見たのは、チェルシーからレンタルされていたローマ移籍後です。もっとも、当時の彼のポジションは右のMFでした。カウンターのときに飛び出して行けるスピードはさすがでしたが、守備のタスクを背負わされていた印象ですが、それでもチームトップの15得点を挙げて有望な若手というイメージが定着します。

リバプール移籍は2017年です。移籍金は約50億円と高騰し、エースストライカーの期待を集めます。この年が彼のブレイクになりました。スピードのあるウイングとして3トップの右サイドに定着し、この年に32得点を決めてプレミアリーグの得点王になります。もっとも、この年は欧州CLの決勝戦で負傷交代し、チームもRマドリードに敗れ優勝を逃しました。

この欧州CLの決勝戦での負傷の影響で、ロシアW杯に出場したエジプト代表でのプレーこそ本来の彼の出来ではなかったですが、サラーは翌2018-19シーズンでリバプールでの名声を不動にしました。この年も22得点でプレミアリーグの得点王になり、昨年惜しいところで逃した欧州CLを2度目の正直で優勝します。このあたりから、リバプールの3トップのサラー、フィルミーノ、マネは世界有数の3トップと言われるようになってきます。

サラーといえばスピードが武器ですが、ゴール前のテクニックを持っています。決定的なチャンスはまず外さない信頼は得ており、フィルミーノが下がっているときはポストプレーをさせても上手いです。守備をさせてもある程度はこなせますし、今の時点ではアフリカではNo.1のFWだと思います。2019年のクラブW杯でも優勝しています。

28歳と年齢的にはまだまだこれからなので、彼がどこまで得点を量産できるか楽しみもあります。今のサッカー界ではメッシとロナウドが実績ではトップクラスですが、その領域に近づいて欲しいものです。
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カワセミ7

2021-02-23 16:23:09 | 埼玉
地元の川で見かけたカワセミです。毎回見かけるとは限らないですが、餌を狙うために止まっている時間があるので、見かければある程度の確率で写真にできます。たまたま、橋の近くにいたので、橋の上から撮ることができたのでいい写真になりました。
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サウサンプトン対チェルシー

2021-02-23 14:15:55 | ワールドサッカー
イングランド・プレミアリーグのサウサンプトン対チェルシーのビデオを見ていました。この試合でも南野拓実選手は左MFでスタメン出場しますが、序盤はボールロストやパスミスが目立つ今一つの出来でした。戦術的にはサウサンプトンの4-4-2に対し、チェルシーは3-5-2なので、チェルシーの右アウトサイド、ジェームズにマークをつけにくいことから、南野が守備に回らざるを得なかった事情があります。

また、南野にとってはフランス代表ボランチのカンテも嫌な相手でした。強靭なフィジカルを持つカンテは南野がボールをキープしていても後ろから仕掛けてくるので、ボールを失う場面も見られました。このままではハーフタイムで交代かと思われた南野ですが、ワンチャンスで大きくアピールします。

ちょうど、チェルシーの3バックの間が空いていたタイミングで、FWレドモンドのパスに反応した南野はゴール前に入り込みます。うまくキックフェイントを見せてDFリュディガーのスライディングを外すと、GKメンディの上を抜いてゴールを決め、先制点はサウサンプトンに入ります。ボール支配率ではサウサンプトンは30%ほどと劣勢でしたが、このゴールは値千金で、リードを奪って前半を折り返します。

追う立場になった5位のチェルシーは、ハーフタイムでFWをエイブラハムからハドソン=オドイに代えてきます。スピードで裏を狙うという意図で、トップ下のマウントもサイドに流れてドリブルを見せてサウサンプトンに仕掛けると、そのマウントのドリブルを、最終ラインにいたFWイングスがファウルしてPKになります。

このPKをマウント自身が決めて、チェルシーは同点に追いつきます。その後はチェルシーが左アウトサイドのアロンソを軸にサイドに回すサッカーを見せて、サウサンプトンを自陣に押し込んで優勢に試合を運びますが、サウサンプトンDFも最後のシュートを許さず粘ります。南野は72分に同じポジションのテラと交代してピッチを去りますが、1得点と結果が出たので次戦も期待できると思います。

チェルシーとしてはスピード型FWベルナーにあまりいい場面がなく、試合はそのまま1-1で引き分けます。14位で降格圏のフルハムと勝ち点差8のサウサンプトンとしては大きな勝ち点1となりました。南野としては、プレミアリーグの真の強豪相手に、できたこととできなかったことがありましたが、スタメン出場のチャンスは生かしたでしょう。
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