Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

清水戦マニアック分析

2019-10-08 22:28:50 | 浦和レッズ
前半終了間際の橋岡のアシスト、得点という意味でも大きかったですが、「浦和は右サイドも使える」と相手に圧力をかけたという意味でも良かったと思います。清水は勝ち点でリードする側なので、最悪引き分けでも良いという試合運びも可能ですが、その通り引き気味に入って試合を膠着状態に持ち込む狙いでした。

浦和にとって助かったのは、清水の選手交代でした。ドウグラスoutジュニオールドゥトラinです。ドウグラスが体調不良を訴えて自ら交代したようですが、前にいてもターゲットになれ、下がってきても攻めの起点に使えるドウグラスの破壊力と比べると、Jドゥトラはそれほどヘディングも強くなく、破壊力が下がったのは一目瞭然でした。

これにも助けられて勢いの出た浦和は、右サイドから切れ込んだ橋岡の突破から攻めますが、相手DF松原の手に当たったハンドを主審が取らず流されます。もちろん、浦和の選手、サポーターは目の色変えて反応しますが、VARはないので判定は変わらず試合続行でした。場内に流された映像でもハンドですが、サッカーでは主審の決定は最終のものとされているので仕方ないです。

この日の浦和は、ACL準決勝の疲労も考慮されたようで、ファブリシオがベンチにも入っていませんでした。そのため、追いかける展開で使える選手が足りず、武藤out杉本inが手一杯でした。杉本はポストプレーを期待されているようだと理解して試合に入ったようですが、ボールコントロールが乱れて下がる場面があるなどそれほど機能した印象はないです。

しかし、先ほどドリブルをハンドで止められた橋岡のプレーが試合を決めます。相手クリアボールに反応した橋岡の、強烈なボレーシュートがゴールに突き刺さり、浦和は2-1と勝ち越すことに成功します。これで清水は攻めに出ざるを得なくなり、FW鄭大世を入れて前にどんどん蹴ってきますが、浦和も阿部勇樹、柴戸と守れる選手を補強して逃げ切りに成功しました。

浦和としては、この勝ち点3は大きく、16位鳥栖との勝ち点差こそ4ですが順位は10位に上がりました。これで、残留の目安の勝ち点40まであと2勝です。次の大分戦を勝って、早く安全圏に抜け出して欲しいと願って、代表休みの中断期間を有効に使って欲しいと願うばかりです。































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする