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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

選手が湧き出してくる(フィオレンティーナ対インテル)

2013-02-23 18:31:43 | ワールドサッカー
スコアはフィオレンティーナの4-1という圧勝だったことは知っていましたが、普段見ることのできないフィオレンティーナの攻撃陣をチェックしてみようと思ったのが、この試合を見た理由です。昨年から大きく選手が入れ替わっているフィオレンティーナ(以下フィオ)はFWのモンテネグロ代表ヨベティッチ(8番)のほか3人程度しか昨年からいる選手がいないほどです。

そんなフィオですが、この試合はインテル相手に会心のサッカーをした試合でした。インテルのラノッキア、ジュアンの両SBはスピードに難があることもあって、どうしても裏のスペースが気になって余り気味のポジションを取ってきます。その最終ラインの弱点でバイタルエリアが空くので、イタリア代表MFアクイラーニ(10番)やチリ人のアンカー、ピサロ(7番)あたりは自由にボールを持て、得意のロングパスを自在に供給することが可能でした。

フィオで特に目を引いたのはアクイラーニです。ACミランにもいたテクニシャンですが、華麗な個人技とロングキックを持っており、ヨベティッチの2点目をアシストしたヒールキックの視野の広さとテクニックはさすが代表にも入る選手ということを示しました。ヨベティッチもいい選手です。彼の売り物はその運動量で、マスコミにはCFと書いてありますが、引いてきたりサイドに流れたりといろいろな位置でボールを持て、この日は2得点とシュートのうまさも持っています。

この日のフィオは、インテル相手に果敢に高い位置からプレスを掛けたのが勝因です。左FWのクアドラード(11番)が長友の上がりを牽制したのも一つの勝因ですが、セカンドボールを粘り強く拾い、後ろからSBが攻撃参加できる時間を作れたので、フィオの攻撃は次々にフリーな選手が刺客としてやってくる、インテルにとっては対応が後手に回った試合でした。

インテルは、ポストプレーヤーのミリートが前節の欧州リーグでひざのじん帯を損傷して全治6ヶ月の診断で今季絶望になりました。カウンターからカッサーノに入れて、ミリートを中継点に逆サイドに振るサッカーを確立しかけていたインテルにとっては痛い誤算で、この日はカッサーノ、パラシオの2トップでしたが、どういう形を機能させたいか、この試合からは見えてきませんでした。また、新戦力のコバティッチ(10番)も守備で足を引っ張っており、またベストの形を模索しながら次節のミラノダービーに挑まざるを得ないのは苦しいです。
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鮮やかなダイレクトボレー(2/23広島対柏)

2013-02-23 18:25:03 | 他チーム
今日は開幕前の一つのイベント、リーグ王者と天皇杯王者が戦うゼロックス・スーパーカップでした。カードは広島対柏という中立観戦で、今年の冬は相当厳しい冷え込みなので、私のような他チームサポの根性なしはテレビ観戦で妥協しましたが、両チームのサポーターにとってはこういう大舞台は楽しみにしていたと思います。

広島は森脇を浦和に引き抜かれていますが、ほぼ昨年のメンバーで、未知の戦力を見たいという意味では楽しみはあまりありません。もっとも、佐藤寿人のDFライン裏への走りこみや高萩のキープ、森崎浩司のシュートなど持ち味は十分な選手が揃っており、攻撃サッカーをやるには十分な選手を誇っています。

広島戦ではいつも楽しみにしている、激しく上下動できる体力を持った右アウトサイドのミキッチが故障で欠場していたのは残念ですが、1-0の最終スコアとなったこの試合唯一のゴールは非常に面白い形でした。

左からのクロスを水本が後ろにそらし、そこに走り込んだ佐藤寿人のダイレクトボレーで、ポストに当たって跳ね返ったのは運もありますが、このシュートの難度は高く、佐藤寿人の驚異的な運動神経がなければ決められなかったと思います。

柏は1トップのクレオ、右アウトサイドのキム・チャンスと知らない選手が加入しており、移籍組の鈴木大輔も3バックの一角に入れるなど意欲的に新戦力を融合させようとしています。特に、酒井宏樹の抜けた右サイドは昨年も苦労した補強ポイントで、キム・チャンスを前目で使おうとしたのが、この日に3バックを採用した理由と思います。

もっとも、この布陣だとジョルジ・ワグネルが左アウトサイドで起用されることになるので、広島はジョルジ・ワグネルのところにプレスを掛けて速攻という狙いは見て取れました。ジョルジ・ワグネルは左SBに置くと攻撃好きの性格が出てしまい、ボランチ気味の位置を取って穴を開けてしまうので、後ろを3枚にすれば多少はスペースも埋まるという発想での3バックだったと思います。

ジョルジ・ワグネルが狙われることに気付いた柏は、5バックにしてもいいから守れという指示を送り、キム・チャンスやジョルジ・ワグネルに対する広島のプレスを緩和する理由もあったと思います。もっとも、これでチームバランスが後ろ気味になってしまったので、エースのレアンドロ・ドミンゲスに生きたボールが入りませんでした。

広島もレアンドロの実力はわかっていますから、森崎和幸をレアンドロにつけてフリーでボールを持たせず、先制点の入った広島が柏のいいところを消そうとした、慎重な試合に終始しました。また、期待の1トップ、クレオの存在感は薄く、特徴を把握できるほどプレー機会はありませんでした。形が出来上がっていたのは広島、最適な形は見つけられていない柏と、チームの完成度の差がこの試合の結果を左右したと思います。
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広州恒大戦プレビュー

2013-02-23 12:09:39 | 浦和レッズ
楽しみにしている、浦和の今季初戦は来週の火曜日、アウェイの広州恒大(中国)戦です。ちょっと早いですが、待ちきれずプレビュー記事を書きます。浦和は指宿キャンプで実戦をたくさん入れて追い込んだので、今は少し軽めにして回復させています。

最近のトピックスは、期待の新戦力、FW興梠が太ももに違和感を訴えて別メニュー調整になっていることです。原口や新人の阪野が1トップの代役候補に試されています。寒い時期の試合なのでおそらくミシャは無理に興梠は使わないと予想しています。

広州恒大戦のテレビ中継は見られないCS放送の日テレG+で、少なくとも生中継で見られないのは確定しています。BS日テレで後日録画放送される可能性はありますが、たぶんタイムリーには試合レポートは書けないでしょう。

それでも、この試合は大事な試合です。ACLのグループリーグ初戦で、浦和が1年間かけて作ってきたミシャの独特のサッカーが、アジアの強豪相手にどこまで通じるか占う試合です。

対戦相手の広州恒大は前も書いたように、イタリア代表をW杯優勝に導いたリッピ監督が率いています。去年ACLのベスト16で広州恒大がFC東京と対戦した映像を見ていますが、セットプレーの1点を守り切った1-0で、さすがリッピというところはこの試合ではわかりませんでした。

リッピのチーム作りの成功例はユベントス(イタリア)時代です。それまでは華麗なサッカーをしていたユベントスを、徹底的に走り勝つスタイルに変えて成功した実績があります。足の速い選手は多く輩出する中国ならこのスタイルは消化できそうで、中国リーグ優勝と結果も出しています。

広州恒大の選手では南アフリカW杯に出場して日本にPK勝ちしたパラグアイ代表FWバリオスの名前が目立ちます。ドイツのドルトムントから引き抜いてきた選手で、資金力の豊富な広州恒大を象徴するFWです。また、アルゼンチン人のMFコンカは年俸10億円という破格の待遇で広州入りしており、資金的には浦和を上回る相手です。

ただ、選手の名前は豪華でも、それをチームとして機能させているかどうかは別問題で、浦和に付け入る隙がないほどのチームとは思っていません。映像が手に入ることがあれば分析してみたい相手です。
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白梅の花

2013-02-23 11:37:13 | 埼玉
まだ寒い日が続きますが、いつもの散歩道で白梅の花が咲いているのを見つけました。梅独特の芳香も漂ってきて、厳しい寒さの中にも春は確実に近づいているのを感じます。



こっちの方がうまく撮れた写真です。背景の青空が、うまく撮れた理由で、曇り空の日に桜を撮るといつもうまく行かないことを思い出します。



河津桜はここまでつぼみが大きくなってきました。いよいよ開花は来週かなと思えるほどの春到来の予感です。もっとも、ありがたくない春到来もあり、花粉症もそろそろ出てきました。家や会社の中にいるときは大丈夫ですが、ちょっと外へ出るといつも鼻水が出てきてしまいます。

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