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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

谷口、狩野、柏移籍

2013-01-24 15:26:20 | 他チーム
今日は体調不良で会社を休んでいるので、こんな時間の更新になります。病気で会社を休んでいる日はワールドサッカーのビデオを見るチャンスではありますが、とりあえず今書けるネタはACLを戦う柏レイソルの積極補強です。

柏は昨年ACLに初挑戦しましたが、たぶんグループリーグ2位通過のベスト16という結果にはフロントもサポも満足してはいないと思います。初戦で環境の悪いタイのアウェイ戦を組まれ、それを敗れたことも苦しんだ理由の一つだと思います。

柏は絶対的エースのMFレアンドロ・ドミンゲスこそ替えが効かない選手ですが、前回のACLでチームが大きく消耗したことは課題だったと思います。浦和と状況は似ていますが、柏の場合天皇杯で優勝しないとACL出場権は取れないので、優勝してから動くことになりました。

今回、横浜FMからMF谷口と狩野、山形からMF太田を補強したのはいい補強だと思います。太田は昨年はJ2だったのでどういう選手かはわかりませんが、谷口と狩野は浦和と対戦したときの印象があるので、多少は知っています。

谷口は横浜FMに移籍してからはベンチスタートが多くなっていましたが、川崎F時代に大活躍したボランチです。中村憲剛とダブルボランチを組んだときの積極的な攻撃参加と、二桁得点も挙げたことのある決定力が売り物です。

また、谷口はデビュー当初はCBだったので、高さを生かした競り合いは得意にしていて、セットプレーのターゲットとしても使えます。柏のMF陣にはいないタイプの選手なので、戦い方に変化をつけたいときに有効な選手です。

狩野は左足から繰り出すキックの精度が売り物のテクニシャンです。中村俊輔二世とも言われていましたが、その中村俊輔が海外を引き払って横浜FM入りしたことでポジションを取られてしまいました。レアンドロの代役になれそうな選手はいないと書きましたが、狩野のテクニックにはそれができそうな可能性を感じます。

柏はCBにも新潟から鈴木大輔を補強しています。柏は若手主体に切り替えてJ1優勝も果たした強豪ですが、ACLを取るにはすべてのポジションに優秀な控え選手を置いてターンオーバーをするつもりで戦う必要があると考えたのでしょう。実績十分のネルシーニョ監督が指揮を執るのも有利な要素です。
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大相撲初場所の思い出

2013-01-24 12:27:47 | 他スポーツ
大相撲初場所は、ちょうど他のスポーツが何もない時期に行われるので、私にとっても楽しみで、マスコミも取り上げてくれます。今回はオフネタで過去の初場所の思い出を書きます。私の少年時代のヒーローは千代の富士ですが、千代の富士は九州場所や初場所で肩を脱臼して休場することが多かったイメージがあります。

その穴を埋めていたのが同じ九重部屋の北勝海(ほくとうみ)です。F1でエースがリタイアしたレースをきっちりものにするNo.2ドライバーの存在を知ったとき、大相撲で言えば北勝海だなと連想できました。

もっとも、北勝海は優勝8回という横綱としては合格点の成績を残しましたが、千代の富士の強烈な印象の陰に隠れてしまい、あまり覚えていません。初場所の思い出で一番印象に残っているのは、千代の富士の弟子の千代大海です。

千代大海が出てきた頃、相撲界は閉塞気味の状況でした。若くして横綱大関に昇進した若貴兄弟、曙、武蔵丸といったあたりが長く上位を占め、実力者の魁皇や武双山が関脇で足止めを食っていた世代交代の前夜でした。

千代大海はそんな時代を切り開いた先駆者になりました。1999年の初場所、横綱として初めての優勝を狙っていた若乃花が優勝争いを星一つリードして千秋楽を迎えます。しかし、天のいたずらか、星一つの差で追っていた当時関脇の千代大海との対戦が千秋楽に残っていました。

千代大海が逆転優勝するには、本割りと決定戦の両方を連勝するしかない厳しい状況でした。野球の日本シリーズや将棋の名人戦のように同じ相手が何度も対戦する試合では、追い付いた方が有利と言われています。

しかし、相撲で同じ相手が本割り、決定戦を戦う場合は意外にも追い付かれた方が勝ち越しています。千代大海は本割りを勝つことに集中するはずで、決定戦を戦う力は残っていないかもしれないと思っていました。

取り組みの内容は覚えていませんが、千代大海は狙い通り本割りを勝ち決定戦に持ち込みます。この相撲が伝説に残っている理由は決定戦の相撲が同体取り直しになったからです。千代大海は3番目になった相撲を勝ち、逆転優勝と大関昇進を決めて時代を動かします。

この千代大海の昇進以降、関脇で足止めを食っていた魁皇や武双山が大関に昇進して、相撲界は世代交代しました。千代大海の活躍はそういう理由で今でも印象的です。
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