この試合は結果を知ってから見たので、夏バテ気味の私はつまらない試合だったら寝てもいいかくらいのつもりで見ていました。しかし、なかなか女子サッカーの世界トップレベルを見る機会はないので、ドイツがどんなチームかに意識が割かれ寝ることはありませんでした。
なでしこが組織と戦術のサッカーでここまで来たのとは対照的に、意外にもドイツはあまり連動性や速さは感じられず、個人のパワーとテクニックで力任せに点を取っているチームという印象です。ドイツと北京五輪の3位決定戦で対戦したときはなでしこがこの強さに対抗できずに敗れています。
1対1は相手の方が強いので、なでしこは次々と相手のアーリークロスを浴びます。ただ、なでしこも170cmのCB熊谷が加わって真ん中の強さは増しています。一度でもCBが競り負けたら終わりの厳しい展開を、DF陣が粘り抜いたことが、この試合を勝利に持ってきました。
かつて、川淵キャプテンは日本サッカーを強くするには女子の方が早いと言っていました。これほどのレベルの方なら海外のトップレベルのサッカーを見ていたと思いますが、確かに先日のドイツのサッカーを見ると女子のトップレベルは強引なサッカーをしていて、日本の速さとパス回しのスタイルが通用するという確信があったのでしょう。
決勝点の丸山は東京電力マリーゼでプレーしていた選手で、現在は千葉所属ですが今回の原発事故で辛い思いもしたでしょう。一度もスタメンがなくても、佐々木監督から好調を評価され、後半の頭からという長時間チャンスをもらったので、結果は出したかったでしょう。
マスコミでも再三言われていますが、この場面は出した澤とスペースに走り込んだ丸山の連係が見事に取れていて、これしかないチャンスを見事にものにしたなでしこの集中力は評価できます。一度も勝ったことがなかったドイツに、相手の満員のサポの前で勝利を収めるなどという経験はなかなかできるものではありません。
しかし、ここまで来ると我々サポーターにも欲が出てきます。女子初の決勝進出となれば、また応援のしがいがあります。スウェーデンは強いですが勝利を期待したいです。
なでしこが組織と戦術のサッカーでここまで来たのとは対照的に、意外にもドイツはあまり連動性や速さは感じられず、個人のパワーとテクニックで力任せに点を取っているチームという印象です。ドイツと北京五輪の3位決定戦で対戦したときはなでしこがこの強さに対抗できずに敗れています。
1対1は相手の方が強いので、なでしこは次々と相手のアーリークロスを浴びます。ただ、なでしこも170cmのCB熊谷が加わって真ん中の強さは増しています。一度でもCBが競り負けたら終わりの厳しい展開を、DF陣が粘り抜いたことが、この試合を勝利に持ってきました。
かつて、川淵キャプテンは日本サッカーを強くするには女子の方が早いと言っていました。これほどのレベルの方なら海外のトップレベルのサッカーを見ていたと思いますが、確かに先日のドイツのサッカーを見ると女子のトップレベルは強引なサッカーをしていて、日本の速さとパス回しのスタイルが通用するという確信があったのでしょう。
決勝点の丸山は東京電力マリーゼでプレーしていた選手で、現在は千葉所属ですが今回の原発事故で辛い思いもしたでしょう。一度もスタメンがなくても、佐々木監督から好調を評価され、後半の頭からという長時間チャンスをもらったので、結果は出したかったでしょう。
マスコミでも再三言われていますが、この場面は出した澤とスペースに走り込んだ丸山の連係が見事に取れていて、これしかないチャンスを見事にものにしたなでしこの集中力は評価できます。一度も勝ったことがなかったドイツに、相手の満員のサポの前で勝利を収めるなどという経験はなかなかできるものではありません。
しかし、ここまで来ると我々サポーターにも欲が出てきます。女子初の決勝進出となれば、また応援のしがいがあります。スウェーデンは強いですが勝利を期待したいです。