ミランチャンネル

自宅のテレビが新しくなり、オンラインの番組表がついたので、今まで気づいていなかったBS12chの存在に気がつきました。このチャンネルは民放で、WOWOWのように視聴料はかかりません。それだけでも一つの発見でしたが、ミランチャンネルという毎週ACミラン(イタリア)の試合を放送しているのが大きな発見でした。

私の場合、レッズがアウェイの週末は基本的にスカパーで他カードのハシゴですが、たまにはワールドサッカーを見たいという欲求もあります。これをやっておかないとW杯のときに知っている選手がいなくなってしまうので、楽しめなくなります。

今回のミランチャンネルはミラニスタ(ミランファン)ではない私にもちょうど良い間隔でやってくる番組で、週1試合くらいならワールドサッカーに興味のない親には呆れられますが、何とか時間を割くことは可能です。

また、ACミランなら、2007年のクラブW杯で浦和と対戦したときのおなじみさんのインザーギ、ピルロ、ガットゥーゾ、セードルフらがまだ在籍しています。見所がなくなったらピルロに注目すれば、1試合に1回は面白いプレーを見せてくれます。

ピルロは3ボランチの真ん中で、日本だとアンカー的な役割を期待されるのでしょうが、ピルロはゲームメーカーで、ミスキックのようなあり得ないロングパスが通ったり、チップキックで相手選手の頭上を抜いてガットゥーゾにパスを出したり、日本だと小野伸二のような選手です。

一時はベッカム、ロナウジーニョらを補強して、ただでさえ平均年齢の高いチームを高齢化してどうするつもりかと思った時期もありましたが、実際に試合を見てみると少しずつ若手は使われています。

長友のチェゼーナ移籍で、ついにNHK-BSがセリエＡに乗り出したかと思うと嬉しかったですが、知っている選手が長友一人という試合も多くあります。ミランチャンネルなら、欧州CLのミラン戦もやるので、今週末に見られるRマドリード戦は楽しみにしています。

しかし、スカパーのワールドサッカーセットは高すぎて手が出ず、WOWOWのスペインリーグはお金を払うなら3試合全て見なければという貧乏性にかかってしまいそうだったので、ただでワールドサッカーを見られる機会を作ってくれたBS12chには感謝です。