ようやく最終章突入。ここまで通常戦闘はなるべくしないで進めても約30時間。全てのイベントを見ると大体このくらいは最低かかることになる。ちなみに、1周目は70時間くらいかかった。でも、これだけ時間のかかるRPGでも、あまり”長い”という感じはしないし、むしろ短いとさえ感じるくらいにハマってた。その「SC」に比べて番外編的な話である「the3rd」が短く感じてしまうのは仕方ないこと。実質の「空の軌跡」としての話は「SC」で終わっており、「the3rd」は続編への伏線も兼ねた後日談と言った感じ。その辺を誤解してらっしゃる方もいるようで・・・。
SCの話に戻るが、第8章は突如空中都市が出現し、リベール王国内で導力停止現象が起こったところから始まる。エステル一行はラッセル博士の開発した導力停止現象を無効化する”零力場発生器”を各遊撃士協会支部へ送り届けることに。
尚、ここでクローゼとケビンがパーティから抜ける。
SCで唯一各地を自由に周れる章だが、導力停止現象が発生しているため、零力場発生器を装備していないとアーツが使えないし、導力砲を使っているティータは攻撃すらも出来なくなる(ただし、Sブレイクのガトリングは使用可能)。本当は導力銃を使うオリビエもダメなのだが、オリビエは最終章で復帰するので、実質まともに影響を受けるのはティータのみ。幸い、最終的に1個余るので、それをティータに装備させるか、ティータを連れて行かなければ無問題。
<ボース地方>
ここでは特にこれと言ったイベントはないが、湖畔で湖の主「ダイナトラード」が釣れる。こいつはエサを同種の「トラード」にすれば釣り上げることができる。釣り上げられる竿が確か2本くらいしかなかったはず。
<ロレント地方>
ここでは例のバカップル(アルムとエアリー)の結婚式イベントが見られる。FCの最初では面識がなかった上に、アルムはエアリーにストーカーだと思われていたのだから、そこから結婚式まで進むのは面白い。ちなみに、この2人はFCの序章の終わり頃には付き合い始めているが、行き先で彼らに会うとだんだんバカップルになっていく経緯が分かる。本編とはまったく関係ないが、こういう変化も空の軌跡の見どころの1つだ。
この結婚式イベントの最後に花嫁の放ったブーケを雑貨屋に住み込みで働いている女性が受け取る。
雑貨屋の店主の母親が息子の花嫁を探しにリベール各地を周り、その最後に彼女と知り合い、幸か不幸かボースマーケットで就職先を探そうとしていた彼女は、第4章の濃霧発生でロレントに足止めされてる間、居候させてもらっていた雑貨屋を気に入り、そのまま住み込みで働いていた。息子曰く「何だか男として追い込まれたような気がする」(笑)
これまた本編に関係ない話だが結構こういうの好きだなぁ。
ちなみに、アルム&エアリーは”the3rd”のある1つのエピソードにおいて、ハネムーンに行っていたこともわかる。こういう細かい部分まで配慮してくれるとファンとしては嬉しい。ところで、雑貨屋は・・・どうなったんだろ?the3rdではロレント地方のエピソードって過去話しかなかったからなぁ・・・。
尚、結婚式のイベントを女性メンバー全員(エステル、シェラザード、ティータ)連れて行くと、ブーケ取りがより面白くなる。
<ツァイス地方>
もっとも導力が生活に普及していた地域のため、混乱は他の地方よりも大きく、導力停止現象に関係するイベントがある。
カルデア隧道に至っては照明が使えないために、暗視ゴーグルがないと何も見えない。ちなみに、ここで最強のペングーがいる。結構強い。
ここでは温泉を復旧するイベントがあり、内燃機関とガソリンを手に入れるためツァイス地方どころかルーアン地方まで足を運ぶことになる。
<ルーアン地方>
ここはやはり学園占拠事件。結構長いイベントだ。まぁツァイスの温泉復旧も長いが、あちらは移動時間が長いだけ。純粋にイベントとして1番長いのは学園占拠事件だろう。
このクエストでは、アネラス&クルツがゲストとして使うことができる。アネラスは”the3rd”で思う存分使うことができるが、SCではこれが最後。クルツに至ってはこれが最初で最後となる貴重な機会。
このイベントは最後が面白い。この学園のOBであるギルバート(元・前ルーアン市長秘書)がボスとして登場するからだ。ギルバードはこのあとの”the3rd”でも登場し、しかも最終話で大活躍するので、サブキャラにしては特別扱いされているギャグ担当キャラ(笑)
<グランセル地方>
ここだけはディスク1に戻ることになる(ボース地方とロレント地方以外はディスク1でも周れる)。最後に行くとクエストが出来なくなるので、途中で必ず立ち寄らないといけない。この街では第8章限定のセピス売りがいる。そのセピス売りの正体は元ルーアン市長。セピスは高いがなかなか集めにくい時のセピスなどは1周目では重宝すると思うが、私は既に3周目のため大体クォーツも揃ってしまったので不要(爆)
全ての地方をまわったあとにグランセルに来ると、グランセル城強襲事件が発生する。ここで、遊撃士協会支部の3階にいるバラルに「賭博師ジャック」を全巻渡し、”ゼムリアストーン”を貰っておく必要がある。これは最強武器を作るために必要だから。何の前情報もなく「賭博師ジャック」を全巻集めるには各イベントが終了するたびにその地方の全ての人に話しかける必要があるので、かなり大変だ。思いがけない人が持っていたりするので。
第8章クライマックスは、帝国の蒸気戦車が国境付近に出現したときの(導力停止現象はリベールの新兵器ではないかという疑いがかけられた)、次期女王となったクローゼと帝国の皇子であることが判明したオリビエの”対決”が見どころ。この時点ではオリビエのほうが1枚上手だった。まぁこれ自体もカシウスとオリビエの計画通りのようなのだが。
オリビエがエレボニア帝国を牛耳る”鉄血宰相”ギリアス・オズボーンを倒すことを決意表明し、恐らくこれが続編である「7」の伏線ではないかと思っているのだが・・・”the3rd”のエピソードではオリビエとギリアスの会話も見られるし、宣戦布告もしている。このオリビエvsギリアスは結構楽しみにしているのだが・・・。
とりあえず、ここまで。今はもうラストバトルまで進めている。もう少しで3周目クリアだ!!