『里香の手術は、失敗する可能性のほうが高いんだ』
第2巻は序盤から中盤までラブコメ風に展開していく。
裕一は、第1巻で亡くなったエロジジイの多田さんから受け取った遺品(ぶっちゃけるとエロ本)が里香に見つかってしまい、それ以降口をきいてくれなくなってしまった。
そこへ、夏目という男の医師が長期休養から復帰。彼が里香の主治医だった。そして、里香は裕一の言うことは聞かないのに、夏目の言うことはちゃんと聞く。それが面白いくない裕一。
この夏目の陰謀(?)により、謝るどころかますます誤解されてしまうことに。
まぁラブコメには付き物の3角関係だね。
色々作戦を立てて里香に謝る機会を得ようと奔走する裕一が結構面白い。
あと、何と言っても司だろう。何故プロレスマスクを被るとあんなに変わるんだろうか・・・どんどんパワーアップしていく割にイメージのプロレス選手がどんどんマイナーになっていくような・・・(笑)
ってか、プロレスなんて興味ないから全然分からないネタなんだけど、なんか面白いんだよねー。
まぁラブコメ風なのは中盤までで、終盤は一気にシリアスな展開へ。
何故、里香はセリフを全て覚えてしまうほどに「銀河鉄道の夜」を読むのか・・・。
『カムパネルラは、なにかほんとうに決心しているように見えました』
切ないですわー。
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