「恋がさくころ桜どき」 あらすじ・感想その2 月嶋夕莉編

２周目は月嶋夕莉でした～。

夕莉は悠真のクラスメイトで風紀委員長。責任感が強く真面目な性格ですが、裏表がない性格のせいか、周りからは嫌われることはなく頼りにされています。こういうタイプだとツンデレっていうイメージが多いけど、夕莉の場合はネガティブすぎるせいかツンデレではないですよね。どっちかっていうと姉の方がツンデレだｗ
１年生の頃はモデルをやっていたせいもあり学園内でもトップクラスの美少女として有名ですが、風紀委員と生徒会の間で起こった問題・・・というか入学して間も無くあったある出来事のせいで男性に対して少し偏見を持っていて恋愛には否定的です。でも、親友である美桜に紹介されて知り合った悠真のことだけは気になっています。
双子の姉・花子がおり、こちらは新聞部に入っています。トラブルメーカーな姉を妹が叱りつけるシーンが多いですが、この姉妹は性格は正反対ですね。前向きでポジティブな姉と後ろ向きでネガティブな妹って感じで。姉は自信過剰、妹は自分を過少評価している印象です。まぁ姉に対して幼い頃のある出来事のせいで負い目を感じているのもあるのかもしれませんが。でも、入学の時点では花子の方が新生活に不安だったようなので、案外性格も似てるところもあるのかな。

夕莉のシナリオは、序盤は夕莉と美桜との三角関係、中盤以降は姉の花子のことがメインになっていますね。
個人的に序盤の２人が恋人になるまでの過程は結構面白かったと思います。少しずつ悠真を意識していく夕莉が彼への気持ちに気付くと同時に親友である美桜のことを考えてしまうところとか、自分より他人優先っていう夕莉らしい思考はもどかしく、くっつくまでに時間かかったなぁという印象でした。姉の花子がイライラするっていうのも分かるｗ
中盤のターニングポイントは夕莉の告白と美桜の失恋ですね。美桜に関しては失恋してから自分の初恋に気付いたっていうのがまた切なかったですわ。気付いたときにはもう終わっていたっていうのがね。最後のリハビリシーンで悠真に触れたから泣いたのか失恋したから泣いたのか・・・あの時点では本人にもよく分かってなかったんでしょうね。なんだか「ましろ色シンフォニー」の紗凪を思い出したわ～。
中盤以降はイチャラブとちょっとしたトラブルが交互にやってくるっていう感じでしたね。花子が引っ掻き回していたっていうか・・・ややもすれば花子ウザイと思われてしまうところですが、天邪鬼な性格だと分かっていれば花子の行動も理解できるのでまだ許せたかな。夕莉が初々しくて初Ｈまでえらい時間かかったけどなーｗ　でも、そのぶん初Ｈが激しくなりすぎて昼から夜になるまでやり続けるっていきすぎだろ！って思ったけどｗ
終盤は共通ルートで１度だけティナの前に現れたオカマな死神が悠真と月嶋姉妹の関係を見て、花子に死にたくなければ悠真と夕莉が別れさせろと宣告をします。妹の幸せと自分の命の間で悩む花子の苦悩にまったく気づいてなかった夕莉は花子からもっと一緒にいてほしいと告げられたことで恋人が出来てからの自分が周りをまったく見てないことに気付き、悠真と別れてしまいます。結果的にはこれが花子の命を救うことになるんですが・・・さすが夕莉というべきか、極端から極端に走りましたね。そもそも、花子が死ぬ原因が何だったのか不明でしたねぇ。
ん～でも、別れたっていっても表向きって気はしますね。結局２人が一緒にいることは多かったし、付き合ってたときと違うのはそこに花子と美桜がいるようになったっていうくらいですし。結局ちゃんとエピローグは再びヨリを戻して、モデルの仕事も再開して、ネガティブな性格も改善したかなってところですね。

夕莉のＨシーンは３回。その中では１回目と２回目が良いかな。パ○ズ○がなかったのは残念ですがｗ　しかし・・・初Ｈしてそのあと６回以上も続けてＨって大丈夫なのか？ｗ
一般ＣＧですと、学食の和風ウェイトレス、告白シーン、添い寝、エピローグがいいかな。ウェイトレスは単純に見た目が可愛すぎる、告白シーンは美桜の失恋も含めて感動した、添い寝は寝るときは人に抱き付くという可愛い癖が萌えた、エピローグはすっかり素直にシスコンとなった花子との関係改善がちゃんと見られたのが良かったってところかな～。
とにかく、可愛かったです！恋愛禁止の生徒会で恋愛してる人は手を挙げてっていうとき真面目に手を挙げちゃうとかすっごい真面目なんだけどそこが可愛いっていうのが多いｗ　立ち絵でたまに見せる（＞＜）っていう顔が好きですｗ　あとグルグルしてるときｗ　共通ルートのときからも思ってたけど、なんか守ってやりたくなる女の子ですよね～。

ん～花子ルートは・・・別になくてもいいかな（爆）　ぃぇ、桐谷華さんの声はいいけどｗ　なんだろうね、双子で見た目も同じなんだけど・・・やはり性格重視になるよねｗ

さてさて・・・お次は浅葉こなみです～。