さて二幕です。
引き続き気付いたことをつらつらと書きたいと思ったんですが、この一週間レミゼ関係でいろいろなことが起こり過ぎて正直思い出せない
・みんなで築こうバリケード
なんかオリジナルよりもこじんまりしてる気がする。照明も暗めな感じで学生たちの動きが観づらかったです。
ちょっとよそ見してたらマリウスが撃たれてました
・「あたし坊やじゃないですけど」
マリウスの代わりにコゼットに手紙を渡しにいくシーン、バルジャンに「坊や」と言われた時、帽子脱いでました。
・コート、バサッがない!
オンマイオウンを歌い終わった後、エポが羽織ってたコートをバサッてやってバリケードの間を走っていくシーンすごく好きだったのになくなっててものすごい残念。
・エポニーヌの最期
新演出ではマリウスをかばって撃たれてしまう設定になってます。こっちの演出の方が好きだな。
・ガブローシュの最期
オリジナル同様、弾がなくなったから下に拾いに行くんですが、声しか聞こえないです。かばん投げるシーンが見られなくなったのも残念。
最初、わたしがちびっ子なせいで視界に入らず見逃してるのかと思ったんですが、そうでもないみたいでした。戻ってきて撃たれます。
何度見て知ってても衝撃的なシーンですよね。。。
・アンジョルラスの最期
今回はリヤカーに死体が乗せられて、かぶせられてる布をチラっ捲ってから運ばれていく演出に変わってます。前回の英雄的な描かれ方ではなくて、ぞんざいに扱われてて、よりリアリティがある描かれ方だったので、心を抉られる思いがしました。悲しさ倍増です。
オリジナルの頃から思ってたんですけど、このシーンでの拍手っているんですかね?
英雄的な演出のオリジナルでやるならまだ分けるけど、こう演出が変わってもやっちゃうのって・・・なんか理解できない。
・下水道の入口
下水道の入口が上手横の扉から入るように演出変更。前の地下に行く演出の方が好きだったなぁ。
移動してる時に後ろのスクリーンを効果的に使ってるんですが、移動しているのがよりわかってよかったです。サイゴンでもヘリが飛んでるシーンで同じような演出があって効果的でよかったのを思い出しました。
・バルジャン、力持ち・・・?
前回公演、見事な力持ちっぷりを発揮して軽々とマリウスを姫抱っこしてたミツヲバルですが、今回は辛そう。腰が完全に反ってます。
あんなにこき使われてたらそうもなるよね。原田さんが自分のブログで「前回は急激に体重を落とし過ぎたから、今回は気をつけてる」みたいなこと書いてたから前回より重いせいも少しはあるのかもしれないけど。腰は一回やっちゃうと大変だから大事にしてくださいね。
・ジャベールの最期
橋の欄干に乗りながら歌うんですけど、ミツヲさん乗れるのかなぁ。落ちなきゃいけないタイミングの前に落ちちゃわないかなぁ。
ちょっと心配
・亡くなった学生のみなさん
マリウスが歌ってる後ろからアンジョやガブ、学生達がでてくるんですけど、なぜかみんなキャンドル持ってる。看護師の戴帽式みたい。
前みたいに後ろにいてサーっと消えてく演出の方が余韻があって好きだったなぁ。
・死んでから元気になったミツヲバル
ファンテとエポがお迎えに来て旅立つシーン。ファンテにストールを取ってもらってすぐ
「よっこらしょー」と元気に立ち上がるミツヲバル
ちょ、ちょっと、せっかくおじいさんになってたのにここで若さ爆発させてどうするの~。オモシロかったけど
・意味不明な遺言
コゼットに「本当の父じゃない」と打ち明けるシーン。日本語おかしくないですか?せっかく岩谷さんがスマートに的確に訳してるのに変にこねくり回した歌詞になってるから、本来と違う意味に受け取れます。オリジナルに戻して~~~
・カテコで堂々と振る舞うミツヲ
前回のようなオドオド感は全くなく、貫録すら感じる登場で先程の「よっこらしょ」で引っ込んだ涙が戻ってきました。
前回は禅さんに押し出されてごあいさつしてたのに、ほんと立派になって・・・(←母のような心境)
そしてミツヲバルが一人で出てきて幕を「よっこらしょー」と開けるマイムをしたりしつつ、カテコも余韻なく終了。
新演出は全体的に余韻がなくパキパキ進んでいく印象でした。
本公演が始まったらまたいろいろ変わってくるのかなぁ。
そういえば、前回公演まであったキャストの色紙がなかったんですが、今回は廃止?
今度はなんて書いてるんだろう~、って楽しみだったのになぁ。
今回は前方の見やすい席だったし、キャストのみなさんもすばらしかったので大満足でした。
2年ぶりに見たレミゼが素晴らしくてこの日は夜なかなか寝付けませんでした
次回は5月下旬です。
いろんな意味でどうなるんだろう~???
その頃には体制を持ち直してくれているよう心から願います。
〈本日のキャスト〉
ジャン・バルジャン 吉原光夫 ジャベール 川口竜也 エポニーヌ 笹本玲奈 ファンテーヌ 里アンナ
コゼット 若井久美子 マリウス 原田優一 テナルディエ KENTARO マダム・テナルディエ 森公美子
アンジョルラス 上原理生 ガブローシュ 鈴木知憲
旧演出を殆ど覚えていない私は
奈落ないからの演出だと思っていたところがことごとく新演出みたいで...
人それぞれ感じることは異なると思いますが
アンジョルラスの最期は失笑でした(^_^;)
ソウルまで行って来たんですね。
変わらずの行動力すばらしいです!
新演出はいろいろ変わってますよね。いいところもあれば、そうでないところもあり…。
個人的には新演出も拒絶するほど嫌なものではなかったですが、できればオリジナルに戻してほしいです