以前pHの高い水の造り方の説明をしました。
その時に炭を入れるとお伝えしましたが、私の説明が不十分で申し訳御座いません。
私が、言っている墨とは炭です。木を炭化させたものです。簡単にいうとバーべキューなどアウトドアに欠かせない火に使う炭のことです。
皆さんの中に、墨汁と思っていた人がいるようでした。
そうですね、確かに墨です。・・申し訳ありません。
植物に良い炭を作り上げることも大事です。
市販の物は、ほとんどの物が高温で焼いているので、炭素量が少ないものになっています。
丈夫で長持ちして、いい炭を作るには、低温200~400度位で焼き、なるべく酸素を少なくすることが大事ですね。
酸素を少なくすることにより、炭素量が増すことになります。
ということは、無酸素状態に近いほど炭素量の多い炭になることになります。
動物も植物も酸素の次に多いのは炭素です。炭素は非常に欠かせないものです。
昔の農業では、3年程作物を作るとそこの畑で、草などを燃やして焼畑農業をしていたものです。自然に枯れ草などを燃やすことで、400度位に燃やすことになり直ぐに消えて、炭素量が多いものが出来上がっていました。
そして、土中に不足した炭素を補っていたのです。
昔の人は、賢いですね。