ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

近所の農家さん

2009-09-29 22:31:13 | お知らせ
農家さんがみえて、ちょっと聞きたいことがあるのですが・・
胡瓜や瓜の葉が黄色になり不作でした。その後、そこに白菜を定植して同じように黄色くなってきました。
「どうしたらよいのか?」ということでした。
「胡瓜を植える時に石灰を沢山入れたのでは?」と聞くと
「いつもより沢山入れました。」と言われ・・
アルカリによる障害だから、pHを下げてあげないと育ちませんよと言い、ミネラルと酵素を少し分けてあげました。
作物の好むpHにしてあげないと上手くいきません。
農家さんの中で、石灰を大量に使用して、葉が黄色くなって上手くいかなかったという方は少なくないようですね。
こういったことは、今まで何回もあります。
私は、石灰を使用することは反対したいます。pHが高すぎるので土中菌が死んでしまい土を硬くしていってしまいます。石灰は、pHが高いからこそカルシウムが水に溶け出し、そのカルシウムを吸い上げるからこそ効果がでます。
その代償が、土を硬くしてしまう・・ということになります。
だからこそ、カルシウムを抽出したものを散布すると効果が直ぐに現れます。
10月からの18Gと48Sには、カルシウムを入れたニューバージョンにしますので、期待していて下さいね。

シモン圃場

2009-09-29 21:43:48 | 農業

9時頃にシモン圃場に行くと雨が上がってしまいました。

ミネラルと酵素を圃場面積の半分散布しました。太陽が顔を出し始めたので、中止です。残りは、明日にすることにしました。

これから、収穫まで1ヶ月なので、最後の追い込みで毎週1回散布していきます。

シモン芋は、最後1月で一気に大きくなるからです。

圃場で一番痩せた株を掘ってみました・・

 まだ小さいものが沢山付いていました。

大き目ので、800gほどのものです。

大きい株のものは、2、3kg程のものがいくつか出来上がっています。

今年も豊作ですね~!ここの圃場は、連作3年目のところです。

年を重ねるにつれ、良い物になります。連作障害の起しやすい植物ほど、ナサラですると年々良い物になりますね~。

楽しみ楽しみ・・皆さんも期待していて下さいね。

 


2009-09-29 20:58:03 | 農業

近所の方が柿を持っていって下さいと頂いた物です。

この柿がどのようになるか、知っているでしょうか?

 少しだけど持っていって欲しいといわれ、軽トラック1車頂きました。

日照不足と強風により、傷がついたものです。実はこの柿たち全て捨てられるのです。傷が付いていると商品価値がないからといっています。

実に勿体無いことですね。まだまだ最盛期は、これからです。

まだ、初めての収穫で、この方の畑の50分の1も収穫していない状態でこれだけの量と思いきや・・これは、ほんの少し頂いた物です。

恐ろしい量が捨てられていることになります。

まだまだ、この農家さんは柿の生産者の中では、圃場面積が少ない方ですから・・。

これこそ、柿ようかんやアイスなどなどの加工食品にしたら、この柿たちも救われるのにね~。

かわいそうなことです~

甘柿のほとんどが岐阜で作られたものからのものです。

有名な富有柿は、岐阜の地で造られました。

手前の柿は、渋柿なので、さわし柿にするか、干し柿にしなければなりません。

何故、渋柿は渋いのか?タンニンが水溶性なのか不溶性であるかで、変わります。

甘柿の果肉は、不溶性タンニンであるので、そのまま食べられますが、渋柿は水溶性の為、口に入れると口の中でイガ虫が刺しているような、とんでんもなく痒みがのこるような感じがします。子供の頃、かじっては、酷い目によくあいました。

いつまでも残り、水で嗽を幾度と無くしてもなかなか落ちないものでした。

その時の私の対処方は、漬物を食べることでした。すると不思議なことに直ぐに痒みが消えて行くからです。今の漬物は、とてもそんな効果は無いですがね。

昔は漬物を漬ける際に錆びた鉄を入れていて、塩を入れ植物のもつミネラルと発酵時に出来上がる酵素により、鉄が還元されて二価鉄が出来上がっていました。

漬物を取り出すと入れたときに真っ赤になっていた鉄が真っ黒になっているのです。この状態が還元されていることになります。

この鉄と植物性の酵素が、水溶性タンニンを吸着し、苦味を消してくれていたように思います。

子供の頃は、いろいろなことをやってみて、だんだん成長していく物ですね。

その頃は勿論、タンニンの吸着をどうさせるか?と考えてやっていたのでは無く、色々自分にやっての体験からですね。

トーマスエジソンは、もっと好奇心ある子供だったのでしょうね~!

子供は、自由に伸び伸びとさせたいものです。

 


青サギ

2009-09-29 13:54:36 | 農業

今朝4時半に起きて、外に出ると雨がパラパラと降っていました。

久々の雨で嬉しくなりました。畑に6時頃に行き、ミネラルと酵素を散布してきました。 散布後に帰ろうとすると水路の上に青サギがじっと見ている姿が目に入り、近くに寄っても逃げないので、携帯で写真を撮り、どんどん近付いていってもなかなか逃げません。

フェンスに手を触れ、見ていると飛び立ってしまいましたが、最近の鳥達は逃げないですね~!

危害を加えないことをよく知っているのかな~?

昨日、富山から高速道路で、帰る道中もカラスが道路に群がり、そこには小動物の死体が・・、違うところでは、木の実が落ちていました。その落ちていた上には木も無いのに・・カラスが運び車に踏ませ殻を割り、その中の実をたべているようです。・・さすがに烏です。賢いね~!と思い・・しばらくすると前を走っていた車がカラスを跳ねました。ぎりぎりまで逃げずに食べようとしていたからでしょう。慣れてくるとほんの一瞬が命取りです。その状況を見て、初心の気持ちで車を走らせて帰ってきました。

初心忘れることなく、いかなければね。

いろいろ学ばして頂けることに感謝します。


富山ー稲作

2009-09-29 05:45:56 | 農業
稲刈りは終了し、玄米になっていました。
品種は、コシヒカリです。

生産者の声・・生育も良かったのですが、思ったより収量が無かったんですよ。1反で6俵でした。しかし除草剤を使用せず、肥料も全く使用しないで、稗などの草が生えてこないのには、ビックリしました。そして、通常何も使わないなら収量がもっと少ないし、何より手間がかからないのが凄い。そして、安く仕上がることですね。今年は日照不足だったので、他の田んぼでも7俵は採れていないし、いつもは8俵以上とれるところも7俵も採れていないので、しかたないですね。
あと、傷米が全く無いのが凄いです。そして、安心で農業ができるのが嬉しいです。作り方は分かったので、来年はナサラで栽培します。とのことでした。

喜んで頂き有難く思いました。
どんどん増やして頂けることと安心して栽培できること、皆さんに安心して食べてもらえることを願って生産しています。
日本中の生産者が、こういった志で造ってもらいたいですね。
富山の方達は、素晴らしいメンバーの集まりですね。「まずは、皆さんに喜んでもらえるような物を造りたい。」この願いがある限り素晴らしいものがどんどん出来上がるでしょう。

富山には、毎月行くことに決めました。

収量が、他の圃場と変わらなかったことと私の稲作の違いを考えてみると・・散布量、散布時期も一緒ですが、収穫後の状態がちがうのかな?
私の田んぼでは、蓮華を生やし荒起こしの時に18Gを散布しますが、富山との違いは、この点が違うだけです。
近隣が、全く不作の時でも9俵は収穫します。今年も不作の年でしょうが、私のところは、いつも通りの出来ですので、9俵以上は収穫できそうです。

来年は、蓮華を田んぼ一面に咲かせて健康な蜂が飛び交うようにしたいと考えています。