goo blog サービス終了のお知らせ 

たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

裏磐梯「レンゲ沼」

2017年11月09日 | 写真

 

 2017.10.27: 「曲沢沼」「大沢沼」での撮影を終えて宿へ向かう途中、空いっぱいにひつじ雲が広がっているのを見て道脇の「レンゲ沼」駐車場に入った。午後4時を過ぎていて辺りは薄暗くなっていたが急いで沼の畔へと向かった。 

 

 

 期待どおりひつじ雲がきれいに映りこんでいてこの日最後の撮影を楽しむことができた。


裏磐梯「曲沢沼」「大沢沼」

2017年11月08日 | 写真

 

 2017.10.27: 福島県裏磐梯「曲沢沼」の周りには多くのカメラマンが集まっていた。撮影ポイントの多い裏磐梯でも特に人気がある場所で、前回数年前に訪れた時にも沼のすぐ上にある駐車スペースになかなか車が入れなかったことを記憶している。位置は「曽原湖」畔から奥に坂道を上がった山あいで、まだ紅葉も見頃の五色沼あたりと比較すると紅葉はすこし盛りを過ぎて葉が茶色になった木々が目立っていた。例年10月中旬ごろがいちばんの見頃なのもしれないが、季節はずれの大型台風の二度の襲来で痛んだ葉も多いのではないかと思う。 

 

 

 「曲沢沼」のすぐ下の「大沢沼」には決まった駐車場はなく、道脇の狭いスペースに車が並んでいた。ここでも水辺のカエデの紅葉以外は多くの木々の葉は枯れて茶色になっていた。また来年行くとすれば、10月中旬ごろまでに出かけたいと思う。


輝く白い葉

2017年11月06日 | 写真

 

 2017/10.27: 裏磐梯「毘沙門沼」での撮影中にふと道脇の林の木々を見上げると、あちこち白い葉が光っているのが見えた。いままで紅葉撮影中にこんなに白い葉の樹木を見たことがないので驚いて近づいて見上げると、白い葉が木漏れ日で透き通り輝いていた。赤い葉や黄色の葉に混じっていてとても美しい。この場所だけでも数本の木がありここでもしばらく撮影を楽しむことができた。(*その後樹木図鑑などで調べているがまだこの樹木の名はわかない。)

 

 

 

 

 ***この木の名がわかりました!!さきほど以前にも花の名を教えていただいたことのある「コアジサイ」さんからメッセージが届き、「コシアブラ (越油)」という一度も聞いたことのない名の木だということでした。初めて見る木の名なのでウェブサイト検索で詳しく調べてみました。まさにぴったりの樹木でした。コアジサイさん、ありがとうございました。

 「コシアブラ」別名アブラギ (油木):ウコギ科ウコギ属の落葉高木で樹高は10~20m。北海道から九州まで分布する。若い芽は山菜としててんぷら、おひたしの具などになる。秋の落葉前に葉の葉緑素が抜けて半透明のような白色になり、林の中ではとてもよく目立つ。「越油」とは古代中国の「越の国」から伝わった油分を含む古代塗料「越油」が語源で、その油が採取される木のことを「コシアブラ」と呼ぶようになった。 (2017.11.6   20:20 追記)


沼の秋

2017年11月05日 | 写真

 

 2017.10.27 福島県裏磐梯「毘沙門沼」にて。沼の色合いが微妙に異なる五色沼遊歩道脇の数々の沼の中で最も大きく、深いブルーの色合いが特色の毘沙門沼では、とりわけ多くの観光客が立ち止まりカメラを構えていた。五色沼をめぐる林間の遊歩道も団体客などの人の列が続き、三脚など使って撮影することなどはとてもできないほどの賑わいとなっていた。じゃまにならないように道脇にしゃがみこんで撮影した一枚を記録として残しておきたいと思う。


屏風岩紅葉風景(南会津)

2017年11月03日 | 写真

 

 2017.10.26撮影:前沢曲家集落での撮影を終えて奥深い桧枝岐への道を走った。ちょうど南会津町と桧枝岐との境辺りにさしかかった時、道の左手にそそりたつ大岩壁が目に飛び込んできた。周囲の紅葉はまさに盛りで傾き始めた日差しでまぶしく輝いていた。道脇の駐車場には数台の車があり入り口看板には「屏風岩」と書かれていた。ここは事前の検索ではわからず撮影予定はなかったが、岩壁の迫力と紅葉のすばらしさを目の当たりにして迷わず車を停め川岸に向かった。川岸には外国人観光客を含む数人の人影が見えた。南会津を流れる伊南川の激流と見上げるような大岩壁、紅葉の美しさと岸辺の巨岩という見事な景色に圧倒され、しばし見とれて立ち尽くしていた。数ヶ所のポイントを定めて移動しながら夢中で撮影を続けた。

 

 

 

屏風岩下流の風景。見頃の紅葉はどこまでも続いていた。


前沢曲家集落 - II (南会津)

2017年11月02日 | 写真

 

   水車小屋とバッタリ小屋のまわりでゆっくり撮影を楽しんだ後、曲り家の並ぶ集落周辺を散策した。いろいろな作物が育っている畑の脇の水路で収穫したばかりの赤かぶをていねいに洗っているおばあちゃんの姿が目に入り近寄っていった。

 

 

   あいさつをすると腰を伸ばしてにこやかな笑顔でいろいろな話を聞かせてもらえた。「ここを訪れる人がいつもカメラを向けてモデルになってるよ。」などと楽しい話が続き、安心して許可を得て作業中の様子など何枚か撮影させてもらうことができた。そのうちきれいな色の赤かぶの中から形のよい一個を手にとって鎌で皮をむきはじめ、「おいしいよ」と言って差し出してくれた。遠慮なくいただいてかじると歯ごたえもよくほのかな甘みもあってとてもおいしい。手のひらいっぱいの大きな赤かぶ全部は食べきれないので、ビニールに包んでお土産にいただいて帰ることにした。

 その間にいつのまにかかわいい女の子が近寄ってきてカメラの前に立ち、おばあちゃんの作業をじっと見つめた。後にお母さんらしき人もいてその影も見えたが、こちらは夢中で撮影中で女の子も後姿なので特に気にせず、その女の子の姿を入れてシャッターを切った。上の2枚とも南会津への旅のよい思い出写真となった。 

  

 

  曲り家の裏側への道を進んでいくと、山すそにカヤ(茅)が群生し逆光でその穂がきらきらと輝いていた。手前のほうはきれいに刈り取られて写真のように束ねて立てられていた。辺りに人影もなく話を聞くことは出来なかったが、おそらくはこうして乾燥させて茅葺き屋根の補修などに使用されるのではないかと思う。

 [参考]:ススキ・スゲ・チガヤなど多くのイネ科の仲間の総称であるカヤ(茅=萱)は、稲や麦の茎を干したワラ(藁)と比べて茎に油分を含んでいるので耐水性が強く、藁葺き屋根よりも茅葺き屋根のほうがはるかに長持ちするといわれる。