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たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

「バイモ」の花

2016年04月06日 | 写真

 

 「バイモ」:ユリ科・バイモ属の多年草。草丈は30~50cm。花期は春。漢字では「貝母」と書く。球根が二枚貝に似ていることからこの漢字名となっている。また別名の「アミガサユリ(編笠百合)」は、花びらの内側・外側に編笠のような模様が見られることからつけられたという。

 中国原産で日本へは薬用植物として渡来した。咳止め、止血、解熱などの薬用として古くから利用されてきた。同じバイモ属の花に「クロユリ(黒百合)」がある。  (2016/4/5 千葉市都市緑化植物園にて撮影)

      **花言葉: 「謙虚な心」 「努力」         


「東山魁夷 白い馬の見える風景」特別展開催中

2016年04月05日 | 写真

 千葉県市川市東山魁夷記念館開館10周年記念展「東山魁夷 白い馬の見える風景」開催中

**開催期間:5月15日(日)まで**

 美しい自然風景の中に「祈りの象徴としての白い馬」を描いた名作が多数展示されています。

*ホームページ: www.city.ichikawa .lg.jp/higashiyama/

(*写真は、記念館内カフェレストラン「白馬亭」から出て散策できる「KAI Iの森」で撮影)

「リキュウバイ」(利休梅):茶室によく使われる花 

満開の「ミツマタ」(三椏)の花 

散り始める寸前の「コブシ」の花    (2016/3/29 撮影)

 


「アズマイチゲ」(東一華)

2016年04月04日 | 写真

 

 アズマイチゲ(東一華): キンポウゲ科・イチリンソウ属の山野草。北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中や草地に自生する。草丈は20~30cmで茎先に一輪花径3~4cmの白い花を咲かせる。

 同じ仲間の「キクザキイチゲ(菊咲一華)」はその名のとおり野菊の花にも似た白花をつける。アズマイチゲとよく似てはいるが、葉先の切れ込みがより深いことと、白花の他に青い花も咲かせる点が異なっている。

  **花言葉: 「静かな瞳」 「温和」 **2月26日の誕生花   (千葉市泉自然公園内で撮影) 

 


「ニリンソウ」(二輪草)

2016年04月03日 | 写真

 

 

 「ニリンソウ(二輪草)」:キンポウゲ科・イチリンソウ属の多年性山野草。花期は3月~5月。花径は2cmくらいで、「イチリンソウ」より一目でわかるほど小さい白花を一茎に二輪咲かせることからこの名がついている。千葉市郊外泉自然公園内のニリンソウとカタクリの群生地で撮影した二枚の写真をよく見ると、その二輪の花が同時には咲かず時間差があって、まず一輪が咲いてからしばらくたって二輪目のつぼみが開くことがわかる。とても興味深い特徴だと感じる。小さく丸いつぼみもかわいらしいが、日数がたって二輪とも咲くと、群生地の一面の緑の葉の上にたくさんの可憐な純白の小花が咲きそろい見事な眺めになる。同種で一輪だけや三輪の花をつける株も見られることがあるという。根茎は薬草として、若葉は山菜として食用にもなる。ただし、葉の形が猛毒のトリカブトの葉と似ていることから、特徴的なつぼみも花も見られないときに気軽に葉や根茎を採取するのは危険すぎる。 (2016/3/30 撮影。)

     **花言葉: 「友情」 「協力」 「ずっと離れない」    **4月29日の誕生花

 

 


「イチリンソウ」(一輪草)

2016年04月02日 | 写真

  「イチリンソウ」と背景の紫色の花は「タチツボスミレ」

 

 「イチリンソウ」の花とキリギリスの幼虫

 「イチリンソウ(一輪草)」:キンポウゲ科・イチリンソウ属の山野草で山地の草地や林の中に自生する。関東地方から九州にかけて分布する。3月から4月にかけて花径3~4cmの白い花を咲かせる。草丈は30cm前後。長い茎を伸ばしその先に一輪だけ花をつけることからその名がつけられた。同じイチリンソウ属の「ニリンソウ(二輪草)」よりも花が大きくてよく目立つ。

           **花言葉: 「追憶」   **4月19日の誕生花

 千葉市郊外の泉自然公園に群生地があるので、毎年3月下旬から4月上旬にかけて忘れずに撮影に通っている。写真一枚目では背景にたくさん咲いている紫色のタチツボスミレを入れて彩りを添えた。二枚目の写真は、この場所での撮影後に他の花を探して歩き、再度同じ場所に戻ってきれいに咲いていた一枚目の写真と同じ花を撮影しようとして三脚をセットしてふと見ると、小さな小さなキリギリスの幼虫が花の中に止まっているのが目に付いた。これはとてもめずらしく楽しい記録写真になりそうなので何枚も連続してシャッターを切った。


「白花カタクリ」

2016年04月01日 | 写真

 

 

 「カタクリ」: ユリ科・カタクリ属の山野草。かつてはその球根から「片栗粉」が作られていたのでその名がつけられた。今では片栗粉はジャガイモやサツマイモから作られている。千葉市内の「泉自然公園」の谷間の散策道脇斜面にカタクリの群生地がある。毎年三月下旬ごろになるとカタクリの花が見頃を迎える。一週間前にはほんのわずかしか見られなかったが昨日はもう斜面いっぱいに紫色の花が咲き揃っていた。

 数年前に偶然白花のカタクリを一株だけ見つけて以来、毎年その場所辺りで白花カタクリを見つけ出すのを楽しみにしている。園芸種でも売られているらしいが、自生地では白花のカタクリを見つけられる確率は1万~10万分の1だといわれている。とても希少な花なので、白花カタクリは「幸せを呼ぶ花」ともいわれる。一度見つけた人は翌年もその場所で探すと見つかることが多いので、一年に一度の楽しみの一つにもなる。

 紫色のカタクリの群生の中に一輪だけ純白の花を見つけるとなんともいえないすがすがしい気持ちになる。

 とても清楚な姿で美しい。

    **カタクリの花言葉 「初恋」  **3月24日の誕生花  (2016/3/30 撮影)