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「戯言の部屋」

セピアス、戯言を語るの間

勇気のしるし

2007-07-15 22:15:29 | Weblog


 時任三郎、又の名を牛若丸三郎太。
 彼の歌の「勇気のしるし」を聴くと、なんでか目から汗が出る。

  ♪瞳の炎は勝利のしるし
    朝焼け空に微笑みますか
    リゲイン リゲイン 僕らのリゲイン
    心の誓いは正義のしるし
    星空こえて輝けますか
    ビジネスマン ビジネスマン
    ジャパニーズビジネスマン  


 うおおおおお ・゜・(ノД`)・゜・
 椎名林檎の「やっつけ仕事」くらい胸にくる歌ですがな。
 またこの歌途中でMCが入るんですけど、それがねえ
「話が違うじゃないか。ルールを無視した商談の進め方、私は許せん。YESかNOかハッキリしてもらいたい!YESかNOか!?」
というMCなんですよ。んで、小さく「い・・・YES」って応えるMCアリ。

 うおおおおお ・゜・(ノД`)・゜・

 不思議だなあ。目から豪雨が・・・。
 さて。
 そんな馬鹿なことをのたまっているセピですが、6月に金融業界をやめまして。
 このたび新しい仕事が決まりました
 パンツァ~イ \(*T▽T*)/ パンツァ~イ
 っていうか実は、もう7月3日から働き始めてたんですけど、肝心の契約書をまだ書いてなかったのでなんとなく発表を控えていました。このたび、ちゃんと契約書を書いたので、こちらで言おうと思った次第であります。
 IT業界。ライセンス認証についてのお仕事です。
 今までライセンス認証について学んだことなど「これっぽっち」もない私。
 面接の際
「自分のウリはなんですか。」
「気合です
とのたまった私です。

 なめとんのか、とね。 (;´Д`A ```

 でも、受かりました。凄いですね。
 人生って奇跡が起こるんだ~ららら。
 しかし面接で「気合」と言ってしまった手前、めちゃくちゃ研修を頑張って受けいていたら。
「あんまり根詰めなくていいからね」と声をかけられる。
 そんなこと、言われたことない ( ゜Д゜)ポカーン
 さらに。
 さらにさらに。
「繁忙期をのけてくれたら全然休みとってもいいですよ~。旅行とか行きたいでしょう。」といわれる。
 そんなこと、言われたことない ( ゜Д゜)ポカーン
 なんでしょう。
 凄い素敵な職場なんですが。今までこんなにスタッフ全員気を使ってくれる職場って入ったことない。しかも年収が上がって(恐らく過去最高)、交通費も出るようになったんですよ。
 嬉しい・・・。
 嬉しいが・・・・ちょっと心配。
 職場ではあまりに苦労してきたセピなので、突然訪れた幸運に必要ないのに「ちびっている」セピなのでした~~~。
 お願い!誰も「どっきりw」とか言わんといて~~~~!!


まいったなあ

2007-07-06 02:32:09 | Weblog


 前の会社の後輩君が、ネットワークビジネスの会社を立ち上げました。
 といっても、法的に会社を設立したわけではなく。
 賛同する友人を集め、「ともかくこの連中と一緒にやっていく」というメンツが揃ったというところ。
 んで、この前飲んでいる時に電話がかかってきました。
「お久しぶりです~」
「あーどーもー。」
「セピさん、俺、とうとう立ち上げましたよ!」
「ネットワークビジネス?」
「そうなんです。つきましては、ぜひセピアスさんも一緒にやってもらいたいんです。」
 ぶっちゃけ。
 正直な感想・・・。

 キタ━━━Σ(´□`ノ)ノ━━━!!

 いつかくるかとは思っていました。
 彼が様々悩みながら、ネットワークジビネスへの道を模索しているのを傍で見てましたから。
 でも一度も私を勧誘することは無かったですが、勧誘したくて堪らないのは感じていました。
 (;´Д`A ``` ハウ
 ネットワークビジネスは、今やひとつの「カルチャー」になってますよね。
 不労所得者という言葉と一緒に、このビジネスも盛んに盛り上がっているように思えます。
 時折Cafeでも、勧誘中の二人組みなり三人組を目にしますよ。
 個人的には。
 まあ、ネズミっ子ではないシステムであるのは認めます。こういうシステムで、「皆でお金をもうけよう」というのが好きな人には堪らないビジネスかもしれません。

 でも。
 セピとしては、ネットワークシステムは大反対です
 私がこれまでの人生で構築した人間関係は、私の宝です。
 私が私自身より、大切にしたいものです。
 それをお金に換えたくはないのです。
 友達を誘うのも嫌。友達間では、極力「金銭」を持ち込まないようにするのがポリシー。
 金が絡むことで、いらぬトラブルを招き、大切な「絆」を失いたくないから。
 だもんで、私に「ネットワークビジネス」は無理です。
 もうそれは、私の倫理観の問題なのです。

 後輩君は、とてもいい子だし凄く頭のいい子なんですけど。
 問題がひとつ。
 飽きっぽく、何かに夢中になると人の意見を聞かなくなる。
 頭がいい分、自分の中で「理屈」を構築するのが上手い。
 でもどんな社会でもそうですが。
「永続的な人間関係を築ける」ことが強いては自分の「社会性」の基盤へと繋がっていくのです。
 その為には、あらゆる意見に耳を傾け、自分を見つめなおす度量を持たなければ。
 その度量が、物凄く欠落しているんですよねえ。
 まあ、まだ若いですし。これからってことで、往々にして長い目で見ている私ですが。
 彼が意見を聞くのは、何かで失敗した時。
 恐らく。
 申し訳ないけど。
 彼のネットワークビジネスは成功しないでしょう。
 そんなに全ての人が、積極的にはなれないと思うので。ノルマもキツいしね。
 ある程度のところまでいくけど、そこから先に展開しないのが目に見えている。
 一応警告はしましたが、やっぱり耳をかさなかった彼です。
 まあ一度失敗してみて、その時にもう一度言えば彼の心に響くでしょう。
 そんな風に思いながら、嬉々とする彼を(生)暖かく見守るセピなのでした~~。


ピリオドを打つということ

2007-07-01 00:16:54 | Weblog


 6月の間は、殺人的に忙しく。
 全然更新出来ませんでした。
 ちなみにショートショートショートも書きかけが2本、草稿中です。
 記事をUPしたいと思いつつ、ネタも沢山あるのですが、何せ「時間」と「体力」が無かった(涙)
 それは、セピが仕事を辞めることになったからです。
 引継ぎで大変なのに加え、担当営業が有り得ないポカを連発。
 そして金融業界は3・6・9・12月が忙しい。
 いやー。大変でした。
 よく乗り切れたと、自分を褒めてあげたい。

 担当営業の人、マジで反省して下さい
 貴方が私に要求したことは
「超難しいですが、このプラモを二時間で造って下さい。ちなみに説明書はありません。」
と言ってることと同じことですからー!!
 甘えすぎな仕事の姿勢に、さすがの上司がキレました(笑)
 私はいい。別に。不当な要求は今に始まったことじゃないさ。
 引継ぎの子が可哀想じゃあないでぃすか!
 難しいことを要求されるのは致し方ないとして、不当に難しいことを要求されるのはチョットね。
 ということで、一生懸命動きました。私。
 仕事を頼む時は必ず上司を通して、しかも書面で言ってくるようにしてもらうとかね。
 そんな風にしないと、結局自分を守る術を知らない新人さんは、絶対つぶれちゃうと思うので。

 最後の一週間は、あまりの忙しさにまるで「疲れ」を感じませんでした。
 多分相当疲れていたんでしょうが、疲れを感じる余裕さえなかったです。
 いやー。そのかいあって、6月の仕事っぷりは、吃驚するくらいミスがなかったです
 初めからその集中力を発揮しろよ、と自分で突っ込み入れたくなるくらい、どの仕事も「一発OK!」でした。ははははは。
 金曜日、上司に最後の挨拶をした時。
「ここ数日間は、自分の実力を発揮出来たね。本当に頑張ったと思うし、よくやったと思う。」
と、褒めて頂きました。
 まあ、最後だからそう言ってくれたのかもしれませんが、なんかこう・・・胸がじーんとして「ヤラレタ~~~」と思いましたよ。
 滅多に褒めることが無い上司だけにね。
 凄い嬉しかった。

 で、思いました。
 嫌だ嫌だと思うことが多くて、特に人間関係はサイアクだった仕事場でしたけど。
 最後に「後足で砂をかけるような」辞め方をしても、まあよかったんですが。
 それでも、何の意味もないかもしれないと想いつつ、人間関係も仕事も最後まで精一杯頑張りました。
 そのかいあって、色々な人に「これからも頑張ってね!」と応援して頂いて、終わりを迎えることが出来ました。
 「笑顔で辞めることが出来るというのが、こんなに心に残るものだとは思いませんでした。
 それって、とても重要なことですよね。
 悪意は悪意しか生まず。善意は善意を呼ぶ。
「笑顔」での終焉が、「笑顔」の始まりを呼ぶのかもしれない。
 それは「縁」を呼び寄せるということもありますが、それだけでなく。
 自分の中で確かな「ピリオドを打てる」ということなのだと気付きました。
 笑顔で終止符を打てたことで、より前向きに次のステージに望める。
 最後だから「別にどうだっていいや」と思うのではなく、「最後だからこそ、後を濁さず」と思うことが、自分の中でちゃんとした「終わり」を迎えられる大切な一歩だったんだな。
 そんな風に思えました。
 本当に、何事も、全力投球して悪いことってないです。
 頑張れば、何かしら得るものってあるんですね。
 改めて、自分の判断に感謝。そんな風にアドバイスしてくれたけいこ姫に感謝。
 そして私を支えてくれた沢山の方にアイラブユーを捧げたいと思います(笑)

 ちなみにお別れの品に「万年筆」を頂きましたw
 とっても素敵な品。
 しかも紅ってとこがマタ・・・いい感じ!
 恐らく先輩は意図してなかったとは思いますが・・・。
「紅」と「黒」は、私のカラーです!!d(>∀<)b
 しかも一万円はするという「高級万年筆」です。
 常々私には万年筆が似合っていると自負している為、これ以上ないくらい嬉しいプレゼントでした。

 ただ一つ問題が。

 インクの入れ方分かりません ・゜・(ノД`)・゜・

 こんな高級な万年筆持ったことがないので、お恥かしながら無理すると壊れそうで恐いです。
 というわけで、PARKERの店に言って聞いてくるまで試し書きが出来ません(涙)
 まあ、そんなオチも私らしくアリでしょう。
 円満で終わることが、絶対ないんだから。
 軽く「ずっこけるくらいの人生」の方が、楽しくっていいんですよーんだ☆
 (;´Д`)y─┛~~ ムッハ~


スパと聞いてスパゲッティーを想った私

2007-06-23 03:53:55 | Weblog


 スパというのは、私はずっと「エステ的なトリートメント施設」のことだと思っていました。
 でもスパの歴史を調べてみると、「大衆浴場」が元々の起源らしいですね。
 だから、ぶっちゃけ「温泉」も「健康ランド」もスパになりうるというわけで。
 現代では、明確に線引きされてないとはいえ、やはりスパと温泉と健康ランドは違います。
 私の職場は近くに超!有名なスパがあるのですが、めっちゃ料金が高くてなかなかいけない。
 でも一度行ってみたいなーと思っているところへ、池袋にあるスパの半額券をもらいましたw
 これは行ってみなければ!ということで、けいこ姫と行ってきました☆
 
 池袋RESTA
 ちなみに、ここは以前働いていた職場のライバル会社Timesが運営する施設(笑)
 というわけで、車の免許も持ってないのにTimes会員になりました(爆)
 施設内は、入館料で入れるお風呂、別途料金を取られるボディケア設備がありました。
 お風呂自体は、はっきり言ってスーパー銭湯の方が充実してます。
 でも、ポイントはシャンプー&リンス&トリートメントの充実性です。
 パウダールームには、髪を洗った後につけるトリートメントが完備。それだけでなく、湯上りのボディクリームまでありました。
 ちょっと薬草の香りのする、とてもいい素材のもので、確かにお肌がつるつるにw
 別途料金がとられるボディケア設備も試してみたかったんですがねー。安くても¥4200くらい取られるので、ちょっと二の足を踏みました(笑)
 なので、一番安い「忘我」というマッサージ¥2000だけやってもらいました。
 一応全身マッサージなんですけど、でも一箇所だけとくにこっているところを集中的にほぐしてもらえるんです。
 私は肩こりが酷いので、特に肩を集中的にやってもらえるようにお願い致しました。
 というか、こういう施設でのマッサージって初めてで、どんな極楽にいけるのかと思っていましたが・・・。

 あまりの痛さに吃驚 Σ(゜д゜;) ヌオォ!?

「痛くないですか~?」と聞いてくれるんですが、痛い方が効くのかな・・・と思ってしまい我慢。
 でもでも、スッゴク痛かったああああ(涙)

 まさに忘我(イヤミ)

 だってね、痛みで一瞬息が止まるんですよ!?
 マッサージってあんなに痛いもんなんすか。そうなんすか。
 終わった後、マッサージ師が「凄いこってましたねー(苦笑)」と言ってました。
 二十代にして四十肩を持つ女っスから。

 orz

 その後ラウンジでけいこ姫とお茶しました。
 目の疲労に効くという、菊の花の入ったお茶を飲みました。独特の風味があって、思った程薬草臭くなくて、まあまあ普通に飲める味。
 高層ビルのかなり上から見下ろす町の風景は、なかなかいいもので。
 けいこ姫と仕事の愚痴をいいつつ、まったりとした時間を過ごしましたw
 楽しかったなあ~~~w

 次は平日に行って、ボディケア施設も試してみたいです。
 そんで病み付きになったりして☆
 弾みがついたら、ラクーアですかね。
 ま、体が奇麗になることはいいことです。
 いくら体を磨いても、この腹黒さは変わらないでしょうがね!
 
 ・゜・(ノД`)・゜・

 手軽なリラックスが欲しい方は、スパおすすめです。
 是非とも、のんびりゆったりまったり過ごして下さい。


貴方ならどうする?

2007-06-20 04:29:56 | Weblog

 以前も激しく切った気がしますが。
 改めて。

 最近悩み事相談に乗ると、いっつも思うこと。
「ねえ、同じ状況だったら、貴方ならどうする?」
という質問に、意味があるんですかね?
 だって、その時の状況・環境・価値観・道徳感・倫理観・・・あらゆるものが混合されて、そうして「望ましくない状況」を作り出しているわけで。
 自分ならどうするか、なんて分からないですよ。
 だから、
「私は貴方じゃないから分からない」
としか答えられません。
 最近は、そんな風に言っても
「想像でいいから答えて。」
と、言われたりする。
 だから、想像で答えても意味ないってば。
 
 結局ですね、法律的・道徳的・倫理的に逸脱してないならば。
 その人が「望むこと」が「正解」となりうると思うんですね。
 私の考えがあったとしても、その人の考えもあるわけで。優先されるべきなのは相手の「気持ち」なので、相手が相手の考えにおいて自分の望むことをするのが一番じゃないですか。
「貴方ならどうする?」という質問は、自分が考えることを放棄して相手にならえ、という感じがして非常にいただけない。
 自分で考えなさい。その上で、状況が整理出来ないなら手伝うし、リスクやメリットを一緒に考えることは出来る。でも選択肢くらいは自分で考えなさい、と思うわけです。
 これは私の考えすぎ?
 もしくは、手厳しすぎでしょうか??
 
 私は相談を受けた時、相手の状況を細かく聞いて、なるべく土台となるものを理解しようと努めます。
 その上で聞きます。
「で、貴方はどうしたい?」
 だって、まずはそこがスタート。
 その人がどうしたいのか、それが分からなければこちらも道が見えてこないし、道が見えないとアドバイスも出来ない。
 といっても、大概相談する人も混乱しているので、「どうしたいか分からない」ってことが多いんですが。
 でもね、分からないわけじゃないんですよ。
 状況を整理してみると、だいたい本人の希望ってのが浮かび上がってくるものです。
 希望通りにするのが一番。
 自分の気持ちすら、相手に代弁させるのは甘えすぎだと思う。

 と、まあこんなことを考えているので、いつも辛口コメンテーターになっちゃうんです。
 でも、それが私。
 一応、相談には全力で考えアドバイスいたします。
 でもお願いですから「貴方ならどうする?」という質問はしないで下さい。
 言うことは同じです。
「私は貴方じゃないから、分かりません。」

 その質問に、意味はないんですよ~~~~~

珍しく真面目に語る

2007-06-13 22:40:15 | Weblog


 最近、恋愛についてよく考えます。
 というか、恋愛相談をよくされます。
 で、改めて思ったのは「恋愛ってなんて自己中な感情だろうということ。
 一緒にいたい。
 触れたい。
 抱き締められたい、抱き締めたい。
 声が聞きたい。
 逢いたい。
 どれも、見かたによったら自分の「我侭」ですからねえ。
 でもね、それでいいんです。
 恋愛という自己中心的な想いは、いわば幸せになるための本能のようなもの。
 貪欲であってしかるべき。
 本能ですもの。理性で抱え込むことが出来るもんじゃない。
 
 心理学的には「その人の存在によって、自分という人間が浮き彫りにされる」のが恋愛だそうな。
 太陽の光によって月が天空に浮かび上がるように。
 その人によって、自分が光を浴びるように感じることが恋愛の一歩なんでしょうね。
 だから、光が見えないと不安になっちゃう。

 セピが思うに、恋愛中のカップルで厳しいのは「待つこと」だと思う。
 我が家のリーサルウェポン☆セピ姉はよく
「デートして次の日に電話がないってどういうことだと思う!?」
と、おろおろしながら電話を待っていました。
 かければいいじゃん、と突っ込んだ私ですが(笑)
 相手からの愛情のベクトルを、「待っている間」って見失いがちなんですよね。
 これは電話を待っているだけに限らず。
 忙しくて会う約束が取り付けられず「待ち」の状態も、色々な理由でえっちっちが出来ず「待ち」の状態でも。
 愛情は触れて見て、その重さや暖かさを味わうということは出来ない。
 愛情は、やんわりと、時に激しく伝わってくる、奥深い波動のようなもの。
 だから相手の存在感がつかめないと、相手の醸す波動が希薄に感じられてしまって、途端に「大丈夫かしら??」と焦ってしまうのでしょう。
 でも、恋愛は大変自己中心的なものなので。
 相手によって満たされることを常に求めてしまいがちですが、それではいかんのです。
 ある程度は、自分が自分や状況に納得出来るよう努力しないといかんなわけですね(←エラそう☆)

 ま、こんなことをしたり顔でのたまっている私ですが。
 実はめっちゃ「フラれ蟲」ざんす(蟲というところがこだわり)
 なんでか?
 恋をすると不安になるから
 ははは。姉のこと笑えないですねー。
 でも最近やっと気付きました。
 恋人であれ、友人であれ、大切にしたい人とどんな「絆を築けたか」という想いだけが、自分を慰め鼓舞してくれるのだな、とね。
 多分、百万人の人に「大丈夫」と言われても、自分が「やっぱり不安」と思ったら不安なんです。
 恋愛は、自己中心的な感情であるが故に、常に「自分との戦い」ですから。
 だから、自分が「この人と私は、こういう絆がある。だから万一別れることになったとしても、友達として一生付き合っていくことが私は出来る」と、そんな風に思えて初めて、不安から抜け出せるんじゃないかなと思います。 
 そんな風に思えるようになったのは、最近ですけどね。
 
 今恋愛中の人が、自分との戦いに敗れて別れるってことになりませんように。
 寧ろ、相手という存在で輝ける自分であり、そしてそんな自分だからこそ相手も輝くような、そんな関係が築けますように。
 沢山の人にエールを送りたい。
 フラれ蟲セピが、心から応援しておりまする~~~


猿でも分かるがポイント

2007-06-03 22:55:47 | Weblog


 新しい仕事を始める際には、自分なりの資料作成をすると思うんです。
 自分なりのマニュアル作りですね。
 セピは必ずマニュアルを作ります。
 許されるのならばExcelで。Excel資料が望ましくないならばノートつくりを。
 そして、そのマニュアルは後輩達にとてもウケがいいです。
 なぜならば!

 セピの脳みそが猿並だから (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ

 私の資料作成の基本。
「まったく初めての人が見て、これに沿ってやればいいんだなと思えるくらい懇切丁寧」です。
 どこの何を押してどうするとか、出来れば図入りで作ります。
 ある程度作ったら上司に見てもらって、間違っている箇所がないか確認します(内容よりも誤字の方が間違っている箇所が多かったりする☆)
 受験時に、問題集を買う時の基準は「解説ページの量が、問題ページの量より2倍以上」でした。
 こと細かく解説されていると、とても安心w
 だから自分も、めちゃ細かいマニュアルを作るわけです。

 このたび、私は6月一杯で会社を辞めることとなり、後任の子が6月1日から着任となりました。
 彼女に仕事を教える時は、自分が造ったマニュアルを見せ、そこに乗っている図と照らし合わせて実際にやってみる。
 視覚的に教える、ということと、後から見直した時に思い出しやすい、ということがとても重要だと思います。
 特にこの仕事は、びっくりするくらい多岐に渡るので、絶対1回では覚えられない。
 自分の中で体系化し、整理することも、なかなかままならないだろうなあと思うので。
 せめて基本の基本といえる操作は、「ともかくこの資料があれば大丈夫と思えることで、大分気持ちにゆとりが出てくるハズ。
 そんな感じで、新人さんに6月を乗り越えて頂きたい。
 7月以降?
 
 知 っ た こ と か (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ

 それ以降は上司の手腕ですよ。
 場に馴染むためには勿論新人さん本人の努力も必要ですが、上司の努力も必要。
「いいひとなんだけど、忙しい時にカリカリして人に八つ当たりする」という上司の気質を、微笑ましく受け止めて下さる人だったらいいなあ。
 
 是非とも頑張って (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ (←既にひとごと)


名付け親

2007-05-29 23:29:51 | Weblog


 中学時代からの親友から、ある日メールが入りました。
「緊急!すぐ逢いたいとのこと。
 一体ナンジャラホイ、と思いつつ、その日たまたま仕事が早く終わったので彼女と会ったわけです。
 そしたら
「子供が出来た~~~。」
とのことでした。

 パンツァ~イ \(*T▽T*)/ パンツァ~イ

 いやあ。嬉しかったです。
 彼女も彼女のパートナーさんも、なんというか、すっごくいい夫婦なんですよ。
 仲もよく、お互いフォローしあって、きちんとラブラブ
 何より、彼女が姉妹のような親子になりそうな、そんな性格なんです。
 子供が大きくなった時、「一番の親友はお母さん」って言いそうな感じ。
 いつも一緒に同じ目線で見てくれる。彼女はそんな女性です。
 だからねえ、きっと子供が出来たことで、彼女の人生がより一層幸せになるだろうなあって思えて。
 それがとても嬉しかったんですよう。

 私自身は、自分の人生において「結婚」も「子供」も興味がないのですが。
 人にとって基本的に「結婚」も「子供」も、幸せになる為の大切なファクターだと思ってます。
 だから純粋に祝福したい。
 そして、私は。
「時々家に遊びに来る、お母さんの友達の、きっぷのいいおばちゃんになりたい(笑)

 海外では、赤ちゃん誕生数週間前に「これから産まれてくる赤ちゃんのためのお祝い会」をします。
 それはベイビーシャワーと呼ばれるパーティです。
 普通のパーティと違うのは、招待状に「コウノトリ」のイラストがあること。
 お客は必ずプレゼントを持ち寄ること。勿論赤ちゃんグッズ。
 大概は女性オンリー。
 お酒はなし(主賓が妊婦ですから)
 子供を産む準備って、果てしなく色々なものを用意しないといけない。特に乳児の頃は、1ケ月毎にびっくりするくらい大きくなりますから。
 肌着は1ケ月ごとに買い替えないといけない。
 経済的にも辛いわけです。
 体が自由に動かない妊婦に、それを全てやれっていうのは酷なので、プレゼントで集めちゃえ~~~っていう発想から生まれたパーティなのかもしれません(憶測)
 ちなみに写真は、ベイビーシャワーで定番の「オムツのケーキ」です。
 全部オムツで出来てます。中にベイビーオイルとかも入っています。
 なんと、こういうオムツケーキでも「ブランド」があるようで。凄いですよね~~~。
 海外ドラマSex and The Cityの登場人物が、このベイビーシャワーの様子を見て
「母親ってカルトだわ。」
と、言っていましたが・・・。ちょっと頷けます(←シドイ)

 子供が欲しいと思わない私ですが。
 ちょっと憧れるのが「名付け親」
 いいですよねえ。「名付け親」って。素敵です。
 まあ、子供の名前をつけた人ってことじゃなくても、子供の精神的なサポートとなるいわゆる「ゴッドマザー」ってのに憧れるんですよう。
 ま、しかし。
 親友は別に子供に「洗礼」をすることはないでしょうし。私が公的な「ゴッドマザー」になることなはいと思いますが。
 でも私的には、「お母さんの親友」として、沢山可愛がってあげたいなあって思います。
 
 まだ生まれてもいませんが。
 幸の多い人生を歩まんことを!!


最近感激屋 その2

2007-05-18 15:00:45 | Weblog

 最近感動した本。
 それは東野圭吾の『手紙』です。
 映画化されてると、友人に指摘されるまで気付きませんでした(笑)
 映画の方では主人公は漫才師を目指してますけど、原作ではミュージシャンです。
 誰もがぼーーーーっと聞きほれてしまう声の持ち主、という設定。
 まあ、この点だけは、ちょっと「いいかげんだなあ」と思わなくもない点ですが(苦笑)

 物語は、主人公のお兄さんが強盗に入るところから始まります。
 お兄さんはどうしても弟を大学にやりたかった。
 しかしお金がない。
 彼はお金をすぐに作る必要があった。
 でも、あてがない。
 そういうわけで、一人暮らしの金持ち老人の家に忍び込むわけです。お金をある程度奪って、すぐに逃げ出すつもりで。
 こっそりと忍び込み、百万円を奪う。
 そのまま去ろうと思った時、天津甘栗が目に入る。それが弟の好物だと思い出し、それもポケットにねじ込む。ふと、部屋の中に物凄く大きいテレビがあることに気付く。貧乏な生活をしてきたから、そんな大きいテレビを見たことがなく、思わず電源を入れてテレビを見てしまう。
 物音に気付き、無人だとばかり思っていた犯人は、家主の老婆と鉢合わせ。逃げようと思うも、家主が騒ぎ出してしまう。黙らせようと思い、反動でうっかり殺してしまう。
 そして彼は無期懲役を受け、刑に服すわけです。
 兄からはずっと、月1で手紙が届く。
 弟は、「殺人者の弟」というレッテルの中で、大変辛い人生を歩むことになります。
 そして最後に、弟は兄に対して、ある重大な決心をするわけです。

 この物語で語られるのは「差別」です。
 実際に犯罪を犯したわけではない弟さんは、「犯罪者の弟」ということで、様々な差別を受けます。
 そして夢も、結婚も、仕事も、あらゆることで苦難を強いられます。
 こういう種類の差別は、「ああ、本当に起こるだろうな」ということを、読んでいて強く感じました。
「犯罪者の弟」に対する人々の態度は同じ。
 憎しみ丸出しの目で見ることはなく、ただただよそよそしい。
 でも、「排斥」が目の中に宿っている。
 物語の中で、とある会社の社長が言います。
「差別はあね、当然なんだよ。」
と。
 なんで当然なんだ!と憤る主人公に、彼は言います。
「大抵の人間は、犯罪から遠いところに身を置いておきたいものだ。犯罪者、特に強盗殺人などという凶悪犯罪を犯した人間とは、間接的にせよ関わり合いにはなりたくないものだ。ちょっとした関係から、おかしなことに巻きこまれないともかぎらないからね。犯罪者やそれに近い人間を排斥するというのは、しごくまっとうな行為なんだ。自己防衛本能とでもいえばいいのかな。」
 読んでいて、はっとしました。そして同時になるほど、と思いました。
 殺人という犯罪は、誰もが憎むと思う。そしてそれを行ったのが「身内」で、当人は関係ないと分かっていても、「一歩ひいてしまう」人が殆どなんではないかと。
 道徳的見地から「差別してはいけない」と思いつつ、でも「関わり合いになりたくない」と本能的に感じる人が殆どなんではないかと。
 そして、そういう「差別」は、きっと誰の心にもある。
 八百万の神の国日本は、例えば宗教や人種や肌の色で差別するということはあんまりないと思います。珍しいものに対して警戒心があっても、「排斥」とまではいかない。
 でも、「村社会」「和の社会」から飛び出した者に対しての「排斥」は、いつも徹底している。
 そしてそれは大抵、「家族ぐるみの排斥」です。
 私自身、「犯罪者の息子」が友達にいます。彼の親の罪状は「殺人」ではありませんでした。
 自分が「犯罪者の息子」なんだと教えてくれた時の私の反応。
「へ~そうなんだ~」でした。
 彼は彼。そう思いました。そりゃ色々大変だったろうなあ。そんな風に思いました。
 彼は今でも親しくさせて頂いてます。
 でも彼の親の罪状が「殺人」だった場合。それが正当防衛ではない「殺人」だったら。
 同じように思ったか。
 私には自信がちょっとありません。
 多分「そうか・・・そりゃ厳しいよなあ。」と思うと思うし、だからって絶交したりはしないと思う。
 多分「親は親。子は子。同じじゃない。」と思って、今までと変わらない交友関係でいくとは思う。
 でも、やはり「一歩ひく」瞬間がありそうな気がします。

 差別をなくそう。
 そんな風に声高に言う人に、私は聞きたい。
「犯罪者の身内って聞いて、貴方はひいたりしない?差別しない?」
 この種の差別は、どんなに道徳的にエラいことを言ってる人にも起こりうると思う。
 だから、この『手紙』には、とても人間の生の姿が描かれていると思いました。
 人は、結局「差別」なくして生きられないんだろうな。
 排斥する心が「いじめ」を生み出すから、結局「いじめ」もなくならないんだろうな。
 それが人間の「本能」なのかな。
 同時にそれは、「人間の哀しさ」だよな。
 そんな風に思って、涙が止まりませんでした。
 
 この作品は、そんな風に色々なことを考えさせてくれました。
 是非とも、沢山の人に読んで頂きたいです。

最近感激屋

2007-05-17 00:03:20 | Weblog


 最近なんだか、「迂闊にも感動して泣いてしまったことが多い(笑)
 海外バラエティーで「クワ・アイ」という番組があるんですが。
 男性の服装・髪型・家のインテリア等々コーディネートして大変身。
 そして、意中の女性にウフフするという番組です。
 超!どうでもいい内容なんですけど、なぜか見てしまう。
 その中で長年ハゲを隠してきた男性が、「自分を変えたい」と「クワ・アイ」に応募。
 んで、スキンヘッドになってしまうわけですが。
「自分の気持ちを変えれば、周囲が変わっていく。
  周りがどう思うかじゃない。君がどう思うかなんだ。」
とコーディネーターに言われ、彼は自分の中の弱さに気付く。
 で、その弱さを断ち切る為にも、カツラを燃やします(しかもバーデキュー用グリル機で)
 迂闊にもねえ。ここでウルルっときてしまったのですよ。
 
 他にもですね、先週末「スパイダーマン3」を見に行った時のこと。
 正直、「スパイダーマン2」で、子供が“We won't tell nobody.(誰にも言わない。)”と言うシーンで号泣する当時の彼氏にかなり引いたのですが。
 今回・・・泣きました ・゜・(ノД`)・゜・
 ええ、もう、不覚にも。ぽろりとね。
 最後の方のパーカーとハリーの会話がね。
 ぎゅ~~~~~とハートを鷲掴んだのです(はっきり言ってMJ邪魔モノ)
 やばいですわ。スパイディで感動だなんて。
 一体どうしたんだ、私。

 まあ感動するのはいいこと。
 それは感受性がまだ潤っているってことですから(と照れ隠し)
 うっかりスパイディで泣いてしまった私ですが。
 今週末は映画「ハンニバル・ライジング」を観に行こうかと思っている次第。

 しかしですねえ。
 この若造に、あのアンソニー・ホプキンスと同等の演技が出来るのかいね?(暴言)
 カニバリズムでとんでもない頭脳を持った精神科医で、これほどの凄まじい「静かな」狂気を演じられる役者ですよ?
 相当の演技力じゃないと、若い頃を演じることは出来ないのではないかと思ふ。
 そもそもハンニバルシリーズは、二作目の「ハンニバル」がもう頂けない
 何がって最後に腕を切り落としたところが。
 あそこはクラリスを連れてかなきゃ~~。
 原作者がっかりなんでないでしょうかねえ?
 次の「レッド・ドラゴン」はもっとブーでした。
 だから正直あんまり期待してません。
 まあ、ハンニバルシリーズはとりあえず劇場で見ないとねw
 サイコ・スリラー命ですから(しかし残虐シーンOnlyは頂け無い)

 そうして劇場予告編でやっていて「早っ!」と思ったんですが。
 始まるんですねえ。
 ハリーポッター3作目「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」が。

 こちらも1作目から劇場でみちゃってるのよねシリーズ。
 でもね、ハリーポッターシリーズは好きなんです。
 確かにベタっちゃあベタな展開なんですけど、構成に無駄がないところがいい
 全てがキーになってくるんですよね。
 ちゃんとラストシーンに繋がっていくのが気持ちいい。
 だから何気に楽しみにしてますw
 公開は7月21日からなので、まだまだ先です。
 
 今月はハンニバルレクターに恐怖の悲鳴をあげ、来月はパイレーツ・オブ・カリビアンに黄色い悲鳴をあげ、再来月はハリー・ポッターに熱い悲鳴をあげることになるんでないかと(意味不明)
 あー。
 迂闊にも、レクター博士で泣いちゃったりしちゃったりしたらどうしよう。
 ナンだ。この世は全てバラ色なのか?
 それともお前の前だけ雨が降っているのか!?

 と、自分に突っ込んでしまいそうですわん