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「戯言の部屋」

セピアス、戯言を語るの間

やっちまったよ、おいおい

2007-04-21 23:54:18 | Weblog


 七犯さんの弟君が日本史苦手ということで、七犯さんが「サルでも分かる日本史HP」を作成しているとのこと。
 んで、「教科書に載ってないトリビアなネタを欲しいとの依頼を受けました。
 とんでもなく偏った知識でよろしければ・・・・ということで、安請け合い(笑)
 写真などの素材があると宜しかろう、ということで。
 私の大学にある「考古学資料室なら無料で入れて写真撮り放題ですわ~~~となり、母校へお連れすることと相成りました。
 そう、全てはここから始まったのです。 
 
 土曜日。
 しょっぱなからセピ、10分遅刻 orz
 待ち合わせ場所を原宿にしたことを、懺悔してしまいそうな程の人ごみ。
 そういえば昔、人ごみに入ると無条件で機嫌が悪くなる上に八つ当たりする彼氏がいたなあ・・・と、余計なことを思い出しながら表参道のCafeで一息。
 七犯さん、美味しい珈琲を飲みながら。
 まるでビデオ録画をお願いするような気軽さ
「結婚式の時、スピーチお願いします。」
とな。
 ゥオイ!ゥオイ!ゥオイイイイ!!
 初手からいきなりカウンターパンチとは。
 流石は七犯さん、やりますな。
 ε- (´ー`*) フッ
 って!マジですか!?
 何も考えてなかった上に心の準備がああって・・・ああでも式まで三週間。
 その間にンみっちり準備も心の準備もしておいてねうふってことですかい!
 や、やらせて頂きますよ。ええ。はい。喜んで。
 というわけで。
 軽くプレッシャーを感じつつ、母校へGoとなりました。

 ン年ぶりに歩く母校への道のりは、随分と変わっておりました。
 ファッションナブルな街表参道~渋谷間。
 Cafeも洋服屋も半年単位で栄枯盛衰を繰り返しているらしい。
 かつて私がインド綿で出来たワンピースを買った店は、近未来映画に出てきそうなPCの店に変わり、映画アメリを彷彿とさせながらブリュレをほおばったCafeが洋服屋に変身している。
 いつまでも変わらず鎮座しているagnes bに「さすが」と、よく分からない感心をしたり。
 ま、そんなこんなで母校へとやってきたのですが。
 私の母校は「日本文学」と「史学」と「神道」が有名な大学です。
 だもんで、出土した鏃やら壺やら鐘やら、そういった「考古学的所産」を展示して一般公開している「考古学資料室」なる部屋が、大学院の校舎にあったんです。
 で、いざ着いてみると・・・。
 大学院、消失している ( ゜Д゜)ポカーン
 へ?何?どうなってんの?
 そこだけ蒸発したような土くれが広がっている。
 目を本校舎に転じると。
 本校舎、確か3階建てのハズなのに。
 17階建てビルになっている ( ゜Д゜)ポカーン
 うおおおおお。時間の流れってゴイスー。マジで場所を間違えたかと焦りましたとも。
 校舎内をうろうろするも、それらしき場所がのし。
 致し方なく親切そうな窓口のお姉さんに聞くと
「2021年に大学院校舎が出来るので、その時まで閉館しているんです。」
と、微笑みながら言われました。
 2021年って・・・弟さん卒業して何年後よ?
 意味ないぢゃん! orz
 そんなのってアリですかあああああ。
 しかしセピの珍生において、こういう出来事は意外とアリ
 ちなみに↓は、新しく出来ていた校舎で見つけた「本日の不思議」ちゃん。

 なぜか二階中空に向かって造られている自動ドア。
 なんだ、ここは。
 ここからスパーダーマンでも出入りするんかい!
 (;´Д`)y─┛~~ ムッハ~ (←やさぐれモードに入っている)

 気を取り直して、恵比寿駅に向かう。
 実は恵比寿ガーデンプレイスには「恵比寿麦酒記念館」という場所があります。
 入場無料。ビールが出来上がる過程や、エビスビールの成長の過程が分かりやすく楽しく勉強出来るところですが。
 そんなことはどうでもいい。
 目玉は記念館の終着駅。
 そう、ビールのテイスティングラウンジ(有料)があり、そこで10分たっても泡が減らない黒ビール等飲めるわけです。
 ビール好きの七犯さんに、是非ともこちらをご紹介しなければ、と思ったわけです。
 当時付き合っていた人が恵比寿駅近辺で働いていた為、セピは大学時代学校から恵比寿駅までをよく往復したものです(遠い目)
 歩くこと10分。
 七犯さん
「あの、今恵比寿行きのバスとすれ違いましたけど?」
 そんなましゃか!?
 真実を確かめる為にGPSに聴く。
 めっちゃ反対方向に向かっていたことが判明 orz
 すいませんです、七犯さん。私、典型的な「地図が読めない女」なのかも(涙)
 私のナビゲーションに私自身も不安を感じた為、素直にバスに乗って恵比寿駅へ。
 さあ、来た。ガーデンプレイスなり
 先ほどの資料館での汚名返上するべし。
 なんたってアナタ、四種類の飲み比べセットで飲むギネスの美味さは例えようもなく。
 まさに一発逆転のチャンスなり。
 午後5時、日が傾き微かにオレンジ色を帯びた空。
 頃合もばっちし良い感じw
 意気揚々と、記念館に行ったところ。
「5時閉館です」と、職員に笑顔で言われる orz
 マジでぇ━━━Σ(´□`ノ)ノ━━━!?
 すいません!申~~~~し訳ありません!!
 リサーチしてなかった私が悪いんです。かくなる上は、ハラキリでご勘弁をををを~~。
 どうしようもなく段取りがなってない私に、天使の笑顔で
「いやあ、旦那にどう話したらいいか。オイしすぎて困っちゃいますよう。」
と仰って下さった七犯さん。
 その優しさに心打たれつつ、「分かってんのか、オラ」とドスの効かせながら銃口を腹に押し付けられているようなプレッシャーを感じつつ。
 新宿にある、セピのとっておきの店にお連れしました。
 勿論、行く前に携帯にて開店しているかチェック。
 休日区分の「無休」という文字が、こんなに美しく見えたことはございません(涙)

 かくて、美味しい鳥料理と味噌煮込みうどん、美味しいお酒でご勘弁頂きました。
 お手打ちにされても致し方ない失態でした。
 本当にすいませんでした、七犯さん。
 そんな失態を犯しつつ、「なんて私ってオイしいのかしらと思ってしまっている私に懲りず、また一緒に黒い飲み会を致しませう。
 そんな七転八倒(←まさに最後まで倒れている)な一日でしたが、本当に楽しかったでした。
 負け惜しみではありませんよ(笑)
 七犯さん、どうもありがとうございました~~~ノシ


追悼

2007-04-19 22:05:12 | Weblog

 鴨志田譲氏、2007年3月20日肝臓癌にて死去。
 それはあまりにも衝撃なニュースでした。
 今までも食道静脈瘤にかかって病院に担ぎこまれたり、アル中が元で血反吐を吐いて病院に入院したり、アルコールのせいで精神病院に入院したりと、様々な「境目」を渡り歩いてきた方ですが。
『最後のアジアパー伝』が刊行されたのが2007年1月16日。そのわずか2ケ月後に亡くなるとは、思いもしませんでした。
 全5巻のアジアパー伝は、巻を追うごとに不思議な切なさを帯びてくる。
 当初は、銃弾をかいくぐってリポートした戦乱の地の思い出が主だった。
 アルコールの夢の中で会う「友人」との対話。
 子供の頃からの友達土肥さんと過ごす北京の夜。思い出す高校生の頃の「度量試し」。
 父親の生まれ故郷ハルピンの地。
 磁石が北を指し示すように。
 彼は少しずつ何処かに回帰しようとしているように感じらました。
 命の砂が指先から零れ落ちるのを、ただじっと見つめているように。
 目の前を流れゆく時間を、静かに諦観しているような雰囲気がありました。
 吸い込まれるようなその静けさ。
 思わず抱き締めて「ここにずっといるから」と伝えたくなる、その淋しすぎる空虚さ。
 アジアパー伝は、まさにカモちゃんの人生の吐露だったのかもしれない。
『最後のアジアパー伝』の巻末後書きで、カモちゃんはこのように書いてます。
「ついこの間、病床に臥している横で、母が急に子供の頃の私を思い出したのか、その仲良しの子供の家に初めて遊びに行った日の出来事を話し出した。」
 ひたひたと迫り来る死神を足音を、カモちゃんだけでなくお母様も聞いていたのだろうか。
「心が爆ぜている。」
 そう書いた彼の心は、今はもうこの世にはいない。
 彼は未熟な人間だったと思います。
 でも未熟がゆえに、誰にも出来ない足掻き方で、命の形を知ろうともがいていたと思います。
 激しくて、殺伐として、熱くて、哀しくて、愛おしい、彼の生き様。
 それはいつも、私にパッションを与えてくれました。
 心から、ご冥福を祈ります。 

 鴨志田譲氏の追悼会があります。
 4月28日(土)16~18時
 東京丸の内・パレスホテル 2階 ローズルーム
 是非とも馳せ参じ、彼という人間が生きた軌跡を見つめたいと思います。

ダヴィンチ展に行って来ましたw

2007-04-17 23:28:49 | Weblog


 この前の日曜日、ダヴィンチ展に行ってきました
 タダ券が手に入ったはいいが、この前の日曜日が期限だったので。
 GWに集中するんじゃないかな~~~と思っていたのですが、いやー物凄い人。
 一瞬回れ右して帰ろうかと思うくらいです(意外にも30分待ちですみました)

 さて、今回の目玉は「受胎告知」
 思ったより広い部屋で、思ったより小さい絵を、めちゃめちゃ間近で見てきました。
 アレやね。油絵ってのは、凄いですね。
 こんだけ時間が経っているにも関わらず、まるで今筆が離れたばかりかと思われる程、つやつやしてました。そして国立博物館が特注した硝子ケース。本当に存在感がない。手を伸ばせば絵に触れられるのではと思える程でした。


「受胎告知」は、天使ガブリエルがマリアに子供を授けると伝える場面。
 天使の足元に咲く百合の花とか、遠景の見せ方とか、そのへんばっかり解説されてましたが。
 まあ百合はね、いいんですよ。
 ダヴィンチ・コードでも「百合」は大切なキーですしね。
 そんなことより私が気になったのは、マリアが読んでいるの方。
 この場面で一番適切なのは「聖書」ですが、ぶっちゃけこの段階ではイエスは生まれてないわけで。
 では、彼女が読んでいる本は「聖書」ではないとなる(旧約聖書ってのも、ちょっと強引)
 調べてみたのですが、文献には「聖なる書」とだけしか書かれてない。
 これね、実際間近で見てみると、黒文字と赤文字の入り混じった本なんですよ。
 一体何なの!?彼女は一体何を読んでいたの~~~!!(ワクワク)

 ダヴィンチ・コードのように、「ダヴィンチの絵画に隠された謎に迫る」というコンセプトではなく、ダヴィンチが哲学者で科学者で医者で物理学者だった、というような研究の成果を見せる「ダヴィンチ展」でした。まあ、それなりに面白いですが、いかんせんリアルな手記とかは日本に持ってこられなかったらしく。
 絶妙に複製された手記が展示されてました。
 うう~~残念。
 映画を見た方の為に、少しだけ「最後の晩餐」ブースがあったのが笑える。
 でも、イエスの隣に座っている人を「マグダラのマリア」とせず「ヤコブ」としてました(笑)
 で、やっぱり何度見ても「最後の晩餐」は腕が一本多い
 ユダの手じゃないけど、ナイフ持っている手があるんですよねえ(ワクワク)
 絵画にこういうちょっとした「謎かけ」を入れるのって、凄く高尚な遊び心だと思う。
「最後の審判」でも、ミケランジェロは自分を描いていたりするじゃないですか。
 いいですよねえ。
 アガサクリスティが、謎かけを残して失踪した時みたいな、堪らないセンスを感じるわけです。
 セピもそんな高尚な小説が書きたいですのう。
 文学的に高尚ではなく、ネタ的に高尚ってのがマタ、いいですね。

「ダヴィンチ展」の感想。
 ん~~~まあまあ。
 それ程強烈な感動はないが、さりとてつまらなくもないという感じですか。
 ま、ものは試しに見てみるのもアリ!って思いますよん。


シビレ

2007-04-16 00:41:30 | Weblog

 起きたら、左腕が痺れていました
 一体なんじゃろー?と思いつつ左肩(首筋のところ)を押すと、吃驚するくらい痛い。
 もともと肩こりな方ですが、それでも「痺れる」ってことはなかった。
 その時私の頭に飛来したもの。
「本当は怖い家庭の医学」

 ちょっと前に、「腕が痺れて肩が痛くて、でも暫くしたら直ったが、それが実は命に関わる病気の前兆だった!」みたいなのがやっていたんですよう。
 普段この手の番組見ないんですけど、その時はたまたま見てしまっていて。
 で、ちょっとビビってしまったわけですね~。
 会社に電話して午後出勤に。
 それから整形外科に行きました。
 レントゲン写真を撮り、先生がその写真を見せて解説。
「首のこの骨がずれてます。」
 マジでぇ━━━Σ(´□`ノ)ノ━━━!?
「もともと首の力が弱いみたいだねえ。」
 (;´Д`A ```そうなんスか?
「それで首筋が張って、炎症を起こしたみたいですね。」
 ∑( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!
 こ、怖いですねえ。
 よくコキコキ首を鳴らしていたのもよくなかったのかも?
 レントゲン写真から骨がずれているのを目の当たりにするのは、結構リアルにくるものがあります。
 特に下向いて撮った写真とかね、その骨が「ぽこっ」と出てるんですよ、上に。
 ・゜・(ノД`)・゜・ひいいいいい

 一応骨のずれを直してもらい、電流を通して血液の流れをよくし、薬と湿布をもらって病院を後にしました。
 本日は、出来ればお休みした方がいいということなので、心置きなく休みました。
 ε=ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ わ~~~~いww(←駄目っ子)

 でもまさか骨がずれていると思わなんだ。
 病院、行ってみるもんですねえ。
 枕の位置とか、もうちょっと低くした方がいいのかな?
 色々と考えさせられるセピなのでした~~~~w

闇の階段を登る

2007-04-12 22:05:54 | Weblog


 辛くて苦しくて、どうにもならないくらい。そのことしか考えられない。
 そんな状況にいる人は、今の自分はまるで無明の闇の中にいる心地がするのだと思う。
 例えばそれが、「結果を待ち続けなければいけない」とか「時間が解決するしかない」という類のものならば、本当にかわいそうだし大変だと思う。
 その背に手をあてて肩を抱き締め、痛みを共感しようと思う。
 同じ暗闇の中に身を浸し、少しでも孤独を和らげてあげたいと思う。

 でも。
 そこに明かりがあるのに気付かず、目を閉じ耳を塞いで蹲っている人にはどうにも対応が出来ない。
 ただ顔を上げれば道があることが分かるのに、あえて暗闇ばかりを見つめている人。
 勿論抱えている問題で一杯一杯になっていて、混乱状態なので光があることに気づかないという場合もある。
 そういう人は、問題を整理し自分の気持ちを冷静に見つめなおすようアドバイスをすれば、自分から進むべき道を見つけてくれる。そして晴れ晴れとした顔をする。
 でも、問題を整理して自分の気持ちを見つめなおし、尚且つ「次の行動」が見えているのにやらない人もいる。
 傷つくことを回避することばかり考えている。そして結局一歩も進めず、ただ「辛い」としか言わない。
 それは問題を解決したいとは勿論思っていても、結局「動く勇気」を出すことを回避しているようにしか見えない。
 逃げることに言い訳しているようにしか見えない。
 言い訳を言い訳と認めず、ただ目の前にある不幸に酔っているだけにしか見えない。
 そして同情されたがっているようにしか、見えない。
 
 そういう人は、かつての自分と重なって見える。
 辛い状況に酔って、甘さに流されていた頃の私。
 うじうじと悩んでいるより、そこから立ち上がってぶつかっていく方が、よっぽど辛い。
 立ち上がってこの苦しみから出て行くより、誰かの優しい同情にぬくぬくと包まって、時間が解決してくれるのをぼーっと待っている。
 それは、物凄く他力本願で勝手な行動なのだと今なら分かる。
 
 誰かと分かり合う為には、外堀から攻めていくのはけして間違いではない。
 でも外堀を埋めることだけに従事していては、結局真実に辿りつくことは出来ない。
 その人がどう思っているか。その人がどう感じているか。
 それは結局直接聞いてみるしかないのだ。
 でもぶつかっていく勇気が持てない。怖気づく気持ちは分かる。
 分かるけど、同情はしない。
 勇気は他人からもらうものではない。時間がもたらしてくれるものでもない。
 自分の中から生み出すものだ。
 誰かに同情してもらっても、生まれない。
 ブツかって、失敗して。でも立ち上がってブツかって。やっぱり失敗する。
 歯を食いしばって七転八倒しているけど、それでも上手くいかなくて。でも諦める気にはなれなくて頑張り続ける人なら、そんな人の愚痴ならいくらでも聞けるけど。
 ただ同情して欲しい人の愚痴は、もう聞けない。
 
 私自身、完璧な人間じゃない。
 失敗することばかりです。
 でもいつも、光を探している。
 暗闇と思えることも、一段階段を登れば見えてくるものがあるはず。辛くても、少しだけ登ってみよう。運よく状況が見方してくれればいいけど、ともかく納得がいくまで頑張ってみよう。
 そんな風に、足掻きながら生きています。
 だから偉そうなことは何ひとつ言えないけど。

 自分の弱さに酔うことを、私はよしとしない。
 私自身も、他人に対しても。
 何とかしたいならば、顔を上げて。辛くても立ち上がって。膝が痛くて動けないなら動けるようになるまで待ってもいい。でも必ず前に進んで。
 最近私に悩み事を相談して下さる方々に、私はそれを言いたい。
 私は無意味な同情はもうしません。
 弱さに逃げているだけの愚痴も聞けません。
 でも頑張り続けるならば、どこまでも応援します。
 
 幸せになることを、諦めないで。
 でも辛いことを乗り越えた先に、幸せがあるということを忘れないで。


バラについての戯言

2007-04-07 19:49:52 | Weblog

 先月末小説の締め切りに追われていて、全然記事をUPすることが出来ませんでした。
 というわけで、今回は「バラ」についての戯言をみっちり語ってみやうかと。
 どうも最近「バラ」について考えたり、触れたりする機会が多くて。
 そういう縁があるんですかねえ(どんな縁だ)

その1 青い薔薇
 国立科学博物館で、3月24日より「青い薔薇展」が催されます。
 薔薇もそうだしカーネーションもそうですが、「青」という色は出せないと言われていたそうな。
 理由を簡単に説明すると、薔薇の細胞内にいくつか「酵素」があり、それの化学反応によって色をつけているわけですが、「青」を作るための酵素を遺伝子的に創ることが出来ないからです。
 で、なら酵素を作ってしまおうよ!という発想になり(憶測)
 ペチュニアの遺伝子を使い、ペチュニジン(←青色を生み出す酵素)を誘導する事に成功。
「ムーンダスト」月の光と名づけられたそうな。うーん、美しひ~ww

 今回の展示会は「青い薔薇」だけでなく、色々な珍しい薔薇も展示されているとのこと。
 というか、古代の花から現代のテクノロジーを結集した「青い薔薇」まで、花の歴史を見てみよう!な展示会とのこと。
 まあ、見ても「ふ~~~~ん」な感じかもしれませんけど(シドイ)
 それでもやっぱり「青い薔薇」は見てみたい。
「紫の薔薇」展であれば、『ガラスの仮面』ごっこして遊ぶんですけど(意味不明)
 とにかく、楽しみです。


その2 rule of rose

 最近やっている、パッケージだけ見て衝動買いしたPS2のゲームです。
 少女&犬、というスタイルでゲームを進めていくホラーアクションですが。
 デメントのような感じかなあ、と思ったのですがデメントより酷い
 舞台は孤児院&飛行船。
 殆どがでっかい飛行船の中で物語は進んでいきます。
 出てくる人物は少女と少年達。
 アクションモードは少ない。しかもバイオのように殺したら復活しない、というものでなく殆どが無限に湧いて出てくる為、強制戦闘以外は逃げるが勝ちなのがよろしくない。
 視点切り替えも悪い。ゲーム中何度「もおおおおおお!!と叫んだことか。
 主人公ジェニファーは「気弱」という設定ですが、なんでそんな小さいガキどもに苛められて何もせんだがや?と疑問に思ってしまいます。ビビリ方が異常。
 少女達が作る「薔薇の貴族」という社交界に入る為には貢物が必要で、社交界に入れないものは苛められる、という設定自体がねえ。
 苛めのシーンとか、生々しくて見るにたえない
 まだ、バイオみたく「人間にあらざるもの」をばんばか撃っていく方がいいわー。

 ちなみに画像は私の撮ったrule of roseオモシロ画像。
 題して「宙を掻くブラウン」
 時折こんなバグが発生してました(笑)


その3 豚のバラ肉(=ベーコン)

 海外ドラマSex and the Cityや洋画を見ていて思ったこと。
「あんたら、ベーコン好きやねえ」
 Sex and the Cityでは、主人公の女4人が土曜日に恒例の「ブランチ」を取りながら、男の話をするわけですが。ブランチのメニューってのが大体にして↑の写真のような感じ。
 必ずたまぎょベーコン、それから大盛りサラダ
 大概、マクドナルドのマフィンみたいなパンの上にポーチドエッグが乗っていて、それを潰してとろりと湧き出す黄身にベーコンを浸しつつ食す、という感じ。
 映画「アヴァロン」や「アイランド」でもそうですが、向こうのベーコンって黒い
 どこまでカリカリに焼いてんねん!!とツッコミが入るくらい。
 あまりにカリカリなので、手でもっても「へな」っとしないんですよ。
 むしろそれはジャーキーでは?と言いたくなるくらいです(笑)
 でも、美味しそうwwww

 最近は暖かくなってきましたし、友人とオープンカフェでブランチするのが楽しい季節になってきましたねえ。先日もしたのですが、相手が花粉症だったのでちょっとかわいそうでした(笑)
 今月中に仲の良い女友達と、ブランチの約束www
 楽しく美味しく、素敵な一時をすごしましょうぞ 

DEJA VUの「VU」はやはり「ブ」ではなく「ヴ」だと思う

2007-03-25 21:54:16 | Weblog

 GWに向けて、新作映画が目白押しです。
 とはいっても、シリーズモノではない映画ではどうもビッとしているものが無い。
 こう、興味を掻き立てられるものがないんですよねえ。
 スナッチが上映された頃は、どの映画も「センスで勝負、上等」な感じで。
 沢山見たい映画があって困っちゃう~~~って状態でしたが。
 今は見たい映画が無くて困っちゃう~~~って感じです(涙)
 
 ま、そんな中でも比較的見てみたいと思わせた映画「デジャヴ」
←HPへ
 こちらは現在公開中。
 既に起こった犯罪をいかに止めるのか、という物語(シンプル)
 なんかまるで「トゥルーコーリング(海外ドラマ)」みたいな印象を受けますが(笑)
 まあ、「パイレーツオブカリビアン」のプロデューサーが作っているということなので、多分そこそこは楽しめるのではないかと憶測。
 役者陣がイマイチぱっとしないメンツなのが、ちと心配(←シドイ)
 まあ「フォーンブース」のように、ぱっとしなくても凄いいいものを創る場合も多々あるので、このへんはギャンブル的な感じで「いいものを見せてくれるさ」と期待いたしませう。

 続きまして、まさにGW上映予定。
 お子様層も完全に狙ってるネ?な感じの「スパイダーマン Ⅲ」です。

 もともとそんなに興味があったわけではないのですが。
 当時付き合っていた人に連れられて、Ⅰから劇場で見てしまったのでなんとなく見ちゃっている映画。
 っつっても、まあまあ好きです。
 主役のトビー・マクガイアが、スタント無しであれだけのアクションを見せてくれるってのがゴイスーw
 話の作り的には、もうちっと複雑なのが好み。
 ただ、まるっきり勧善懲悪ってわけでもないところがいいなあと思います。
 人の心の交錯がね、いいです
 でも、やっぱし興ざめなのが、ヒロイン役のキルスティン・ダンストの演技なんですよねえ。
 微かに微笑むしか出来んのかい!ってな突っ込みを入れたくなる
 しかもねえ、その微笑も「哀しみを堪えた微笑」とか「切ないけどそれを言えずに胸に閉まった微笑」とかじゃないんですよ。
 ただ笑ってんの情感の無い微笑みなんです。
 もうちょっと演技の勉強してくれえええ!仮にもハリウッド女優なんだから!

 さて、5月の後半になってアノ男が帰ってくる(予測キャッチフレーズ)
「パイレーツ オブ カリビアン~ワールド・エンド~」でござい

 思ったよりお早い公開で。
 このシリーズは、現在自分から嬉々として見にいっています。
 ジョニーディップのクレイジーな演技では、この役が一番ぴったりしっくり。
「チャリーとチョコレート工場」ではジム・キャリーのような演技は出来ないと分かったし、「シークレットウィンドウ」ではブラットピットのようなセクシー&クレイジーにはちょっと足りないところがあると分かったディップ(←酷い)
 でも、この映画だけは!彼ありきだと思うわけです。
 かっこいいとかでなく、これほど薄情で自分勝手でエロくてナイスガイな男をね、いい味出して演技出来るのがゴイスーだと思うわけです!!
 とはいえ。
 前作の内容、殆ど忘れちゃったようううう。
 確か最後に、一作目の船長が出てきて終わったやうな?(曖昧)
 アアン。復習しておかなきゃ☆

 そんなわけで、5月は映画な日々を送れそうな気がします。
 最近不作続きなので。
 ここらでシャキっとして欲しいところですねえ(←エラそう☆)

恒例行事

2007-03-24 22:41:31 | Weblog

 恒例行事、六義園櫻ライトアップショーww
 しかし、今年はやはり少し早かった!
 って、いつも毎年思うのですが。でも去年は満開ではなかったですが、7分か8分咲きという感じでしたがねえ。
 今年は3分咲き
 全然咲いてねえええええ!
 しかもやっぱり一番好きなスポット「鏡ケ淵」(勝手に命名)には行けないし。
 ムキ~~~~!
 それでも、櫻以外の木がたわわに咲いていたりして、奇麗はやっぱり奇麗でしたねえ。

 ↑見えます?ちょびっつだけ咲いている櫻です。
 来週あたりなら、多分見頃だったのかもしれませんが、残念ながらライトアップショーは明日まで。
 延長してくれたらいいのになあ。

 茶室でいつものように和菓子を頂きながら、水面に映る岸辺を見ていると相変わらず幻想的な情景に心がぼうっとなります。いいですねえ。風情がありますことよ。
 しかし鏡ゲ淵に行けないのであれば、楽しさが半減してしまうんですよう~~~(涙)
 だもんで、春のライトアップはもっと入り口近くの茶室に今後は変更することを決意。
 そこから見る情景が一番奇麗なので。

 ところで今日、上野公園では凄い数の花見客がござをひいてました。
 が。
 花、まだ咲いてませんから~~~~。
 なんだ、チミたちは。花より団子ってか。
 ま、でも夜櫻を見ながら酒を嗜むってのはオツなもの。
 勿論紙コップにシャンパンね。イチゴを潰して入れてね。
 もしくは紅い漆の杯に日本酒ですか。櫻の花びらを浮かせて、ぐいっと一献。
 んが~~~~~!
 酒が飲みたくなってきますのう
 せめてもうちょっと暖かくなって欲しいですよね。
 暑さ寒さも彼岸まで、というのに。寒いってば!なんでやね~~~ん、と春に突っ込みを入れたくなりますです(意味不明)

 3月は決算月の為、金融業界は大忙し。セピも連日残業3時間以上という日々を送ってます。
 合わせて小説を書いている為、ふらふらです。
 そんな中、ゲームを買いました。
「rule of rose」というゲームです。
 説明書見た限りではクソゲーだったデメントと似ている感じ。うおう、大丈夫なのか。 
 でも西洋風ホラーで、まあまあ零と通じるところがあるかなあと買った一品です。
 これ、いつになったら出来るのかしら。
 4月になったら出来るのかなあと、横目で見ながら小説を書いています。
 トホホホホ

type-O

2007-03-21 14:21:57 | Weblog

 この前フト気付いた事。

 私が親友と呼べる女性の友達が4人います。
 まずは中学時代からの親友
 かなりゴーイングマィウェイだけど憎めない。
 芸術的なセンスは抜群、ユーモアのセンスもいい感じ。
 メンドクサイことが嫌いだけど、自分の好きなことには凝り性。何があってもこの縁は消えないだろうと思えるような、私に対して不思議な触媒を持っている。きっと来世でも、彼女とは仲良く暮らしていけると思われます。
 続きまして地元の親友ちょっとさん
 一見穏やかな「ほわわ~~~ん」とした雰囲気がありますが、実はマグマのように熱いハートの持ち主。素直で実直で、ちゃんと私を叱ってくれることが出来る人。
 お互いクリエイティブな仕事を目指している為、「創作ごっこ」とかすると大変楽しい。
 ちょっとさんとの会話は、「友情とは?」とか「愛情とは?」とか、そういった深遠な哲学的ディスカッションが日常会話です。普段脳みその使わない部分を、フル活用させてくれる人(笑)
 次に卒業して最初に入った会社で知り合ったけいこ姫
 おおらかで天然ちゃんなんですが、明るくて楽しい。空気を読む技に長けている。
 理屈をこねて理路整然と頭の中で整理整頓して話をするタイプではないけれど、物凄い動物的な感覚でまさに天才的なタイミングで、相手の心をふんわりと包み込むような言葉をくれる。彼女と一緒にいると、それだけで温かい空気に包まれるようで、とても癒される。
 最後に2番目の会社で知り合った、七犯さん
 頭の回転が速く、センスもあって、ユーモアもあし、あらゆる才能を持ったまさに「いい女」です。細やかになるべきところと、ざっくばらんになるところと、とても弁えている。バランス感覚の凄くいい人。
 ブラックジョークのセンスは「超」一流。だから彼女との会話は、大変楽しい。語学、芸術、文学、ニュース等々あらゆるジャンルの情報のみならず、過去の出来事やちょっとしたヒトコトなどを鑑みて、一番しっくりとくるものをブラックユーモア風味でキャッチボールする感じ。彼女との会話には、記憶力、分析力、感性、情緒・・・あらゆるものが総動員です。

 と、まあ簡単に紹介させていただきましたが。
 彼女達4人は・・・なんと全員血液型が違う
 自分が仲良くしている人で、どの血液型が多いんだろう。そんな素朴な疑問が沸いてきて考えた結果、全員違うと気付いたのでした。いやー吃驚。
 で、面白いのが、付き合う男性の血液型
 こちらは必ずA型O型なんですね。B型とAB型は付き合ったことはないんです。
 これはどういうことなんでしょう?

 女友達に対しては、恐らく「性格的な傾向」よりも「その人が持っている独自の輝き」や「その人しか持っていない独自の風味」に惹かれて、親しく付き合いたいなあと思っているのではないかと。
 でも付き合う男性に対しては、「性格的な傾向」が「自分と似ている」かもしくは「真逆」の人を選んでいるということです。(勿論個々人が持つ、その人独自の粋な部分にも惹かれているっていうにはありますが)
 恋愛感情というのは、大変自分本位な感情ですから。
 友情も自分本位な部分がありますが、まだ恋愛ほどではない。だからあらゆる傾向を受け入れることが出来るけど、恋愛はそうはいかない。
 居心地がいい自分らしくいられる場所にいて、ひとつづつ積み上げていくように愛情を育てたいと思うのか。もしくは、傷ついても翻弄されても、それでも相手が放つ輝きをひたすら追い求め、常に走り続けるような恋愛をするのか(しかも努力が報われるかどうかは未知数)。そのいずれかを、私自身が求めているってことなんでしょうねえ。

 とはいえ、血液型で性格が決まるわけでもないので。
 あくまで「仮に」のお話なんですけどね。
 でもそこから、意外な自分の一面を見つけられるかも。
 皆さんも振り返って、自分の周りにいてくれる人いてくれた人の血液型を書き出してみては?
 思いがけない「傾向」が見えてくるかもしれませんよん♪

 オマケ:
 中学からの親友ちょっとさんけいこ姫七犯さん
 私のコメントから、それぞれが何型か当てられた方に豪華なプレゼントを差し上げます(笑)
 ・・・・すいません。嘘です。
 でも当てた方はゴイスー!
 私の文章力が成せる技なのか。それともその方の洞察力か(カンともいう)
 間違いなく後者だな(爆)

白い日

2007-03-15 23:04:22 | Weblog


 昨日はホワイトデーでしたねえ。
 会社で義理返しを頂くまで、うっかりすっかり忘れてしまっていました。
 しかもお返しは、かのマカロンwww
 流石、金融業界。いいものチョイスしてきやがる
 セピ、マカロンを頂いても何のことやら分からず、先輩に「ホワイトデーのお返しだよ。」と言われてナルホド納得。忘れてました~~~といったら、外回りのおばちゃんが
「縁遠い生活してると忘れちゃうわよね~~~。」
と、笑顔で言ってきた。
 そうですねえ、と応えながらムム?と気付く。
 今、すんごい失礼なこと言われなかったか?
 ま、いいや。
 気にしない気にしない気にしない・・・ムキー!

 ホワイトデーは欧米に無い文化だと知っていましたが、意外にも韓国台湾にはあるようです。
 しかも、ホワイトデー意外にもブラックデーイエローデーローズデーがあるそうな。
 ブラックデーは韓国にある4月14日のイベントデー。
 なんとバレンタインやホワイトデーに贈り物をもらえなかった男女が。
 黒服でチャジャン麺(黒いあんかけそば)を食べブラック珈琲を飲むというもの。
←チャジャン麺
 イエローデーはさらに笑える。
 ブラックデーを過ぎても恋人が出来なかった男性が5月14日の日。
 黄色い服を着てカレーを食べるんですとさ。
 それをしないと恋人が出来ないんですって。
 MUSTなんだ。HAVE TOなんだ。
 やんなきゃ出来ないんだ。
 厳しいなあ・・・・それ。( ´艸`)ムププ
 一方ブラックデー以降に恋人が出来た日は、5月14日がローズデーになるわけです。
 何をするかっていうと、満開の薔薇を見ながらラブラブデート
 つまり韓国において、5月14日は恋人の有無によってイエローデーにもなるしローズデーにもなるってわけです。
 なんともはや・・・。

 では、そもそものホワイトデーの起源とは?
 もともとバレンタインデーが先にあって、まあなんとなくお返しをあげていたわけですが。
 全国飴菓子工業協同組合(全飴協)の関東地区部会で「お返しをイベント化しちゃおうよ~」と言い出しました(憶測)
 で、1978年に全飴協が全国総会で「キャンデーを贈る日を作ってちゃえ~~~」と決めてしまう。
 ノリ的には「8月8日はフジテレビの日」というのに近い。
 で、1980年に全国規模のお祭りを開催。
 その時たまたま「飴の材料の砂糖って白いよね。」という所から「ホワイトデー」と命名されたそうな。
 ってことはつまり、3月14日のホワイトデーはキャンディをあげる方が「伝統的」って事なんですね。
 バレンタインのチョコレートはモロゾフの陰謀であるが、ホワイトデーのキャンディーは全飴協の陰謀なんですねん(←酷評)
 ま、ただやっぱり「キャンディをそんなにもらってもねえ。嬉しくないよねえと思う女性が多いせいもあり、クッキーやマシュマロが人気のようで。
 そっちの方が手軽ですもんね。
 キャンディは確かに美味しいけど、ぱくぱく食べるもんじゃないですからねえ。

 でもこれからはマカロンですよ!
 マジで美味い。
 見た目一口サイズのパンですが、実際はかなり細やかな造りの砂糖菓子。
 しかも甘さも上品w
 おフランス☆パリパリ~な感じがまた・・・いいでごんす。

 ホワイトデーのお返し渡しそびれてこれから買う~~~って男性の方は、ぜひマカロンをお返しに買って下さい。
 きっと喜ばれますよ~~~~www