南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

ワクワクし始めた

2013-04-20 21:51:16 | 政治
県知事選挙が一気に動き出しました。
これまで経験したことのない闘いが始まっています。
選挙は生き物、どれひとつとっても同じ闘い方はありませんね。
応援する候補者が同じ人でも4年前とは違います。
闘う相手も違うし、有権者の意識や時代背景も変わっています。
なんだかすこしづつワクワクしてきました。

デジャブ

2013-04-19 18:35:33 | Weblog


テキサス州の肥料工場で大規模な爆発が起きました。
これが現地の写真です。
見た瞬間に“デジャブ”感を覚えました。



この写真は2001年9月11日に起こった米国同時多発テロの現場です。
あの時から世界が急激にきな臭くなりました。
同時テロの実行犯とされた国際テロ組織アルカイダとの長い戦いが始まります。
アルカイダの指導者ビンラディンが潜伏しているとされたアフガニスタンを米軍が攻撃し、タリバン政権を崩壊させます。
タリバンやアルカイダはパキスタンに逃げ込みますが、2011年5月にパキスタンでビンラディンは殺害され、米英をはじめとする国際部隊は2014年末までにアフガンを撤退することとなりました。

しかし指導者は殺害されても原理主義運動は、パキスタン国内で再燃していました。
「パキスタン・タリバン運動(TTP)」です。
ここで多くのテロリストが養成され、パキスタン国内でもテロが多発しています。



4月15日、米国ボストンマラソンゴール付近で連続爆発事件が起きました。
続いて米議員に猛毒リシンが送付されるという不気味な事件もありました。
それに続いた肥料工場の爆発事故、私の感じたデジャブが杞憂に終わればよいのですが…。


対話型組織が浸透

2013-04-18 18:14:38 | Weblog
組織改革や人材育成の手段として、対話により問題解決を図る「コーチング」を導入する動きが広がっているそうです。
以前この「コーチング講座」を受講したことがありますが、要するに「コーチング」とは、人間がどうしたら意欲的に働いたり、活動してもらえるようにするのかということです。

組織の生産性の向上は、そこで働く人たちがどのくらい主体的な意識を持ち、行動できるかにかかっています。
そのためのコミュニケーションスキル向上を図る手法が「コーチング」ともいえます。
しかしいくらコミュニケーションスキルを高めても、一番重要な目標・目的が組織の中で共有化されていなければなんの役にもたちません。
もちろん「コーチング」を学ぶことで、プライベートに役立つことは言うまでもありませんが。

組織においてもっとも重要なことは、上司と部下とが目標を共有していることです。
意外とこの目標の共有化が盲点です。
私たちの一方的な思い込みで(そんなことはわかっているはずだ)となりがちであり、しかも日本人の特性として物事をはっきりと言いません。
どちらかというとはっきりものを言う人は敬遠されたりもします。

対話の難しさはここにあります。
相手に対してはっきりとものを言いつつ、良好なコミュニケーションを保たなければなりません。
はっきりものを言えないのは、そのことで関係が崩れたり、組織が保てないと心配するからです。
そのためには相手の言い分を良く聞くということが大切になります。
すべては聞くことから始まるんですね。

さてあなたの○○の目標はなんですか?

前髪をつかめ

2013-04-17 23:25:38 | Weblog
生き残りをかけた闘いの前哨戦がはやくも始まっています。
こうなってくるともの凄いスピードで時が流れていきます。

ぼんやり・うっかりしているとチャンスを逃してしまいます。
だからこちら側のアンテナを高く立てて、受信力を強化し、レスポンスよく行動しなければなりません。
一流の経営者やリーダーはこのチャンスのつかみ方や行動力がとてつもなく優れています。
そんなリーダーは、チャンスが来た瞬間に一人で判断をし、一人でも行動します。
だから指示の速さといい量といい半端じゃありません。

“幸運の前髪をつかめ”という諺はこういうところからきているように思います。
“幸運の女神には後ろ髪がない”、すれ違った瞬間にチャンスをつかまなければ、通り過ぎた幸運の女神を逃がしてしまうんですね。

いやー、そんなリーダーの姿を見ながらいい勉強をさせてもらってますが、日常業務もあれこれこなしながらの闘い、やはりきついですね。
4年前は、朝昼晩のべつまくなしに、その時々の情報交換や情報処理をした同志がいました。
今年もそのうちに、阿吽の力士が助っ人にきてくれることを信じてやみません。

敵は百万馬力の巨大ブルトーザー、こちらは数馬力の耕運機です。
とてつもないほどの強敵ですが、どこかでワクワクしています。
とんでもない熱い夏になりそうですね。

失礼千万

2013-04-16 17:41:49 | 政治
維新の会県総支部関係者の言葉として「労働組合が応援する候補を支援するという選択は難しい」との新聞記事を読んで腹が立ちました。
私たち連合静岡は明確に目指すべき社会像を持っています。
それは「働くことを軸とする安心社会」であり、私たちは常に「働く人たちの味方」であろうと努力しています。
そんな我々を冒涜するような言葉は、働く人たちすべてを冒涜する言葉です。
どこの誰かは分かりませんが、正々堂々と私たちの前で説明して欲しいと思います。

円安の効果

2013-04-15 18:03:43 | 経済

日本社会は円高で苦しみながらもなんとか体質転換してきましたが、急激な円安の振れで庶民生活に悪影響がでそうです。
グラフ化されたものを参考にして社会の動きを見定めましょう。
なにごとも行き過ぎると問題が起こるものです。

今円安に振れても、国内企業の海外生産シフトは止めようがないようです。

我が国の輸入依存度は高まるばかりですから、円安は庶民の生活を直撃します。

名目賃金と実質賃金、円高効果はここで見てとれます。
今年のベア交渉で名目賃金は上がりませんでしたから、来年のベア交渉までは円安が進むほど生活実態は悪くなるでしょう。

始末に困る人

2013-04-14 19:25:43 | 政治
昨日は病気で寝ている義父の部屋でほぼ半日付き添いました。
私のことでいろいろ心労も重なっているようなので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

今日は磐田市市長選挙と市議選の出陣式やら、知事選の下拵えやら、勤労者総合美術展閉会式やらで大わらわでした。
出陣式での挨拶でこの候補者に感じている一面を、西郷隆盛のこんな言葉を用いてお話ししました。
「命も名も官位(ポスト)も金もいらない人は始末に困る。
しかし、この始末に困る人でなければ艱難を共にして、国の大事を成し遂げることはできない」
川勝県知事と同様にこの市長候補者も始末に困る人です。
だからこそ勝って欲しいんですよね。

出馬要請

2013-04-12 13:46:47 | 政治
異例ではありますが、連合静岡第257回執行委員会決議を経て、川勝知事に再出馬要請を行いました。
自民党は広瀬一郎氏を擁立し、総力を挙げて闘うことを昨日表明。
以前、「政権与党のメンツにかけて徹底的に川勝知事をつぶす、勝つためにはなんでもやる」という某議員の言葉を漏れ聞きましたが、いよいよ闘いの火ぶたが切って落とされました。

出馬要請後の川勝知事の反応は非常に前向きでした。
1期目の出馬時にも苦労しましたが、とにかく常識にとらわれない人で、しがらみのない政治活動を実践する人でもあります。
そんな川勝知事だからこその出馬要請、全文を紹介しておきます。

阿吽の像

2013-04-11 17:51:46 | Weblog
寺院にあるのが「阿吽の金剛力士像」、神社にいるのが「阿吽の狛犬」。
ピタリと合っているさまを「阿吽の呼吸」と言います。

「阿吽」の「阿」は口を開いているさまで、外へ飛び出す力であり、始まりの言葉。
「阿吽」の「吽」は口を閉じて息を詰めているさまで、内に溜める力であり、言葉を納める形。

「阿吽」は一体であり、宇宙の実相を表し、人の生きる形でもあります。
修羅の道に踏み入っても決して臆せず、むしろこの修羅場にどんな強敵がいるのかを楽しみにしているような金剛力士像。
そして、それを超えたら何を感じどこへ向かうのか、自分自身の未知との遭遇にワクワクする金剛力士像。

今年の夏は熱くなりそうです。


美術展で感ずるもの

2013-04-10 17:08:27 | Weblog
静岡県勤労者総合美術展の初日、みなさんの力作を見てきました。

この美術展は静岡県からの委託を受けて、労福協・福祉基金協会主催で開催しています。
今回で63回を数える伝統のある美術展、労福協事務局でその歴史をひも解いてもらいました。
その前身は静岡県主催で行われていた「静岡県労働文化祭」で、1949年(昭和24年)に第1回「労働文化祭」として開催されました。
1966年(昭和41年)県労福協が県から委託を受けて開催し、1988年(昭和63年)に「勤労者美術展」に名称変更しています。
昔は県内持ち回りで年間2回開催の年もありましたが、1995年(平成7年)から中央開催(県庁所在地静岡市)に切り替えて現在に至ります。
爾来毎年いくつもの感動を県民に提供してきました。

今回の作品鑑賞で感じたこと、3つありました。

ひとつめは、思わず微笑んでしまった「ブリキの飛行機」です。
一斗缶を利用してつくられた飛行機の操縦席には仮面ライダーが乗っていました。
こんなユニークな手工芸作品もあるんですね。

ふたつめは、毎年出品されている知人の作品ですが、今年は奨励賞受賞してました。
ほんとうにおめでとうございます。
そのほかにも見知った人の名前を見つけるとなぜか嬉しくなりますね。

みっつめは、作品レベルの高さです。
賞をとった作品はもちろんのことですが、それ以外の作品もほんとうに素晴らしい。
ずっと眺めていたい、できれば事務所や家に飾っておきたい、と思うような作品が多かった展覧会でした。

東静岡駅近くのグランシップで14日(日)まで開催しています。
ぜひご覧になってください。