揉まれて出てくる者たち

NHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公新島八重は実存した人物です。
幕末の時代は世の中が大きく動いた時代であり、百家争鳴の時代でもあり、人材を鍛える時代でもありました。
ドラマの中にも魅力的な人たちが次々と現れてきます。
そうした人たちに揉まれながら卓越したリーダーが登場し、時代を引っ張っていきました。

今日は清水の三保園ホテルで「連合未来塾第２期」がスタートしました。
私は町内会の防火訓練を終えてからの参加、到着した時には「アサーティブ・トレーニング」真っ最中でした。

アサーティブの基本は、自分の意見や要求を率直に対等に伝えられるようになることですが、未来塾の狙いはもうひとつあります。
それはスキルを身につけるためのグループワークを通して、塾生同士の良好なコミュニケーションを図ることです。
宿泊研修が３回ありますので、急がなくとも各人の努力でそれは成りますが、やはり関係作りの得手不得手があるんですね。

こうしたグループワークを全員が体験することにより、塾生コミュニケーションの歩調が揃うという効果を求めています。
また同時に、人の中で揉まれるという体験は座学ではなく、こうしたグループワークから生まれます。
グループワークの最たるものはチームで取り組む実業であり、最たる教育活動は実業を通して優れたリーダーから受けるOJTです。

私にとっては３回目のアサーティブトレーニング体験ですが、何度受けても底の深さを感ずる研修です。
３人一組のロールプレイで盛り上がっています。

最後のロールプレイはちょっと苦手な“ほめる”こと、“ほめられる”ことの実習です。

研修第一部お疲れ様でした。
夕食後の第二部はグループ会議、終了後の就寝前の第三部でちょびっとアルコール(寝酒)が入って初日修了です。
目一杯の未来塾ですが、どうぞ最後までがんばってください。
得ることも一杯あると確信しています。