テキサス州の肥料工場で大規模な爆発が起きました。
これが現地の写真です。
見た瞬間に“デジャブ”感を覚えました。
この写真は2001年9月11日に起こった米国同時多発テロの現場です。
あの時から世界が急激にきな臭くなりました。
同時テロの実行犯とされた国際テロ組織アルカイダとの長い戦いが始まります。
アルカイダの指導者ビンラディンが潜伏しているとされたアフガニスタンを米軍が攻撃し、タリバン政権を崩壊させます。
タリバンやアルカイダはパキスタンに逃げ込みますが、2011年5月にパキスタンでビンラディンは殺害され、米英をはじめとする国際部隊は2014年末までにアフガンを撤退することとなりました。
しかし指導者は殺害されても原理主義運動は、パキスタン国内で再燃していました。
「パキスタン・タリバン運動(TTP)」です。
ここで多くのテロリストが養成され、パキスタン国内でもテロが多発しています。
4月15日、米国ボストンマラソンゴール付近で連続爆発事件が起きました。
続いて米議員に猛毒リシンが送付されるという不気味な事件もありました。
それに続いた肥料工場の爆発事故、私の感じたデジャブが杞憂に終わればよいのですが…。