南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

対話型組織が浸透

2013-04-18 18:14:38 | Weblog
組織改革や人材育成の手段として、対話により問題解決を図る「コーチング」を導入する動きが広がっているそうです。
以前この「コーチング講座」を受講したことがありますが、要するに「コーチング」とは、人間がどうしたら意欲的に働いたり、活動してもらえるようにするのかということです。

組織の生産性の向上は、そこで働く人たちがどのくらい主体的な意識を持ち、行動できるかにかかっています。
そのためのコミュニケーションスキル向上を図る手法が「コーチング」ともいえます。
しかしいくらコミュニケーションスキルを高めても、一番重要な目標・目的が組織の中で共有化されていなければなんの役にもたちません。
もちろん「コーチング」を学ぶことで、プライベートに役立つことは言うまでもありませんが。

組織においてもっとも重要なことは、上司と部下とが目標を共有していることです。
意外とこの目標の共有化が盲点です。
私たちの一方的な思い込みで(そんなことはわかっているはずだ)となりがちであり、しかも日本人の特性として物事をはっきりと言いません。
どちらかというとはっきりものを言う人は敬遠されたりもします。

対話の難しさはここにあります。
相手に対してはっきりとものを言いつつ、良好なコミュニケーションを保たなければなりません。
はっきりものを言えないのは、そのことで関係が崩れたり、組織が保てないと心配するからです。
そのためには相手の言い分を良く聞くということが大切になります。
すべては聞くことから始まるんですね。

さてあなたの○○の目標はなんですか?