南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

第34回地協議長・事務局長会議

2011-08-19 22:30:19 | ユニオン
連合静岡では1年に1回だけ、3役も交えて1泊2日で「地協議長・事務局長会議」を開催しています。
構成組織を代表する3役のみなさんに地協活動を知ってもらうことは非常に大切です。
連合の組織は、構成組織(産別組織)によって成り立っています。
ですからその権利・義務も規約によって明確に定められています。
構成組織は会費を納めるとともに、機関会議において活動内容や予算・決算について発言したり、表決権を持っています。
しかし地方において活動を担う地方連合には発言権はあるが、表決権はありません。
釈然としませんがそれが連合組織の現実です。

連合本部と地方連合の関係は同様に、地方連合と地協の関係でもあります。
私自身も地協の事務局長や議長を経験しましたから、当時は連合静岡本部に対して妙な違和感を感じておりました。
今考えると、「あれをやれ・これをやれ」という指示に対しての反発心だったのかもしれませんね。
立場が変わってなんとかしたいという思いから、現場に近いところに軸足を移したブロック体制へ挑戦してきました。

来年度はいよいよすべての地協に事務所と事務員を配置する予定です。
ただ心配なことはハード面の整備はできても、ソフト面の改革ができていないことです。
今日の会議では、事務局で議論に議論を積み重ねて、満を持して提案する議案があります。
これは1年間通して展開してきた「対話集会」で出された意見を参考にしながらつくりあげたものです。
タイトルは「地域に根ざした顔の見える労働運動を実現するための行動指針」です。
極端な話、連合静岡本部の権限を地協に委ねて、地協がその“行動指針”にのっとって活動してくれればいいというものです。
権限だけ委譲しても遊んじゃえば組織はお終いだし、真剣にやれば活性化して組織拡大が実現するはずです。
さてどんな意見が飛び出てくることやら、朝からワクワクして会議に臨みました。