南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

政界流動化の始まりか?

2010-03-30 20:06:18 | 政治

静岡県でも民主党が参院選選挙区に2人立てるとか立てないとかで慌ただしい日々が続いています。
コップの中の争いもなにやら滑稽ですが、政界が揺れ動き始めました。

自民党は舛添新党やら与謝野新党やらでもめていますし、一足先に飛び出した鳩山邦夫氏も虎視眈々となにかを探っています。
国民新党も毒舌家亀井党首に率いられて存在感を強め始めました。
今日の中日新聞によれば政界再編を睨んで「みんなの党」も捨て石になる覚悟で参院選に臨むと表明しています。
その記事によれば「みんなの党」は、自民党でも駄目、民主党にも裏切られたという“国民の絶望感”を燃料として闘うという戦略を練り上げた模様です。

既存の政党以外にも地域主権時代を見越して“ローカルパーティ”(地域政党)結成の動きも出ています。
大阪の橋下知事の「大阪維新の会」や、元横浜市長の中田宏氏の「日本志民会議」がそれです。

様々な動きを見ていくと、静岡県の騒動も単なるコップの中の争いではないのかもしれません。
そうとでも考えなければこの方程式は解けません。
政治家とは難解な試験問題を考え出すものですね。