南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

政治家たちのホウレンソウ

2010-03-28 15:10:11 | 政治

サンプロ最終回で与党3党の不協和音が浮き彫りにされました。
テレビを見ながらガッカリ。
郵貯の限度額を1千万円から2千万円に引き上げることに関して、亀井さんは菅さんに話したと言うし、菅さんは聞いていないとテレビを通して内輪喧嘩がはじまりました。
ディスカッションすることは大切ですが、連立与党の仲間ですから公衆の面前で議論する内容にはおのずと自制心を働かせるべきでしたね。
またまた上手く田原さんに誘導させられた感じでした。

国政に限らず地方においても議員同士の意思疎通が十分でないことを痛感させられることがあります。
ものすごく重要な依頼をしてもなかなか展開されずにガッカリすることも多々ありました。
どうしてでしょうか?
意思疎通を図るということは単なる報告会をすることではありません。
出席者がそれぞれ活発に意見や質問を述べ合うことでそれは達成されます。
しかし日本人はディベート訓練を受けていませんから、指名でもされないと発言しない癖があります。
ですから進行役の議長の采配が鍵を握ります。

自慢ではありませんが連合静岡の事務局会議では実に多くの意見が出てきます。
月に2回しか日程が取れないためにまだまだ未消化の部分はありますが、2時間の予定時間が必ず1時間はオーバーして昼休み時間が無くなります。
毎回終了後にはズキズキするくらい頭がオーバーヒートしています。
そんな事務局会議を円滑に進めるために会長と事務局長の間には隠し事があってはなりませんから、両者間ではそれこそ無数無制限のホウレンソウがあります。
それなくして建設的な組織活動は展開できません。

連合静岡という小さな組織でさえそうですから、当然政府や政党や会派は完璧なくらいのホウレンソウがあるものと私は信じております。
どうぞ期待を裏切らないようお願いしますね。