国家体制が大きく変わった幕末時代は、それまで最高権力者として君臨してきた幕府を補佐する立場の“佐幕”党に対して、鎌倉幕府以前そうだったように武士の上にいる王(天皇)に対して心を尽くして勤めようという“勤王”党が激しく対立した時代です。
そして“勤王”党が勝利し、1867年大政奉還によって時代は大きく変わりました。
264年間続いた江戸時代が幕を閉じて、それまでの国民生活も一変しました。
基本的にはその社会の変化は現在も引き継がれています。
それから142年後の2009年、敗戦時ほどの体制転換ではありませんが、中くらいの転換がようやく訪れようとしています。
官僚政治を補佐する立場の“自民党”に対して、納税者が主人公とする“民主党”が激しく対立する混乱の政治が続きました。
8月30日にようやくその答えが出てきますが、いずれにしても時代が大きく動きます。
維新の時代にもそうであったように、変わりゆく時代を先取りする“時代屋”が現代にも蘇ってきはじめました。
連合運動も“時代屋”の先兵となって活躍することが求められています。
終戦から64年目の今日、新たなる時代に向けて改めて決意しました。