南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

地域医療

2007-08-31 22:16:33 | Weblog

会長代理で東遠地協事務局長組合の労組定期大会に参加する。
委員長挨拶を始めとして様々な立場の来賓挨拶を聞くことは、いつもながら勉強になる。
今日は「地域医療」について、いろいろと考えさせられた。

全国的にも自治体病院の医師不足や経営難が取りざたされているが、静岡でも同様である。
藤枝市立病院の「保険医療機関取り消し問題」も市民にとっては死活問題である。
奈良の妊婦が13の医療機関に断られたあげく、死産となってしまった事件も他人事とは思えない。

建て替え時期を迎えた「袋井市民病院」と「掛川市立病院」の統合問題も、協議に向けた準備会が設置されるという。
国が抜本的な対策を講じていない現状では、医師不足などを解消するには魅力ある病院をつくるしかないかもしれない。
しかし巨額な建設費を誰がどう負担するのかも大問題である。
ここにも政治不在の現象を見る思いだ。